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【サングラスの紫外線対策】で疲労が軽減できるって本当? [VOCE]

2018年10月22日(月) 11時50分配信

イラスト/本田佳世

栄養のある食事をとってもたくさん寝ても、疲れがとれないから栄養ドリンクを爆飲み。でもまだ疲れたまま……。その疲れの原因は体ではなく脳だったという新事実が! 最新の疲れケア法を実践して夏疲労の回復を。
【疲れ:対処法1】サングラスが全身の疲れを軽くする

イラスト/本田佳世

【疲れ:対処法1】サングラスが全身の疲れを軽くする

完璧に日焼け止めを塗って肌を守っても、疲労対策にはそれだけでは不十分。

「目に紫外線が入ると角膜で炎症が起こり、紫外線を防御しようと脳の自律神経が戦闘モードになることで、疲労が蓄積します。そのため、外出の際にサングラスをかけるだけで全身の疲れを軽減できるのです」(東京疲労・睡眠クリニック 院長 梶本修身先生)。通勤時間帯など太陽が出ている時間は、サングラスを習慣に!
【疲れ:対処法2】うな重や焼き肉より鶏の胸肉が疲れとりの特効薬

イミダゾールジペプチドは一日200mgを目安に最低2週間ほど摂取し続けると疲労軽減効果が期待できる。鶏の胸肉100g、かつお150gにイミダペプチド200mgが含まれている。

【疲れ:対処法2】うな重や焼き肉より鶏の胸肉が疲れとりの特効薬

夏バテの定番スタミナ食といえば、うなぎや焼き肉。疲労の源・脳の疲れには、スタミナ食や、栄養ドリンクよりもとるべきは鶏の胸肉!?

「鳥類の翼のつけ根の筋肉には、抗酸化作用の高い成分イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)が多く含まれています。活性酸素による酸化ストレスから引き起こされる疲労を軽減する効果が実証されています」。疲労回復には鶏の胸肉を積極的に!

【疲れ:対処法3】長時間座り姿勢が続いたら歩き回るクセをつける

同じ作業を続けて「飽きたなあ」と感じたら、脳が疲れたサイン。

「人間が集中できるのは約90分まで。長時間休憩をとらないより、1時間集中したら5分休むほうが疲れは少ないのです。特に長時間の座り姿勢は、血管とリンパ管が圧迫され、疲労物質のもとがたまりやすい状態。作業に飽きたら歩き回ると血流がよくなり、脳の疲れも軽減できます」

【教えてくれたのは】東京疲労・睡眠クリニック 院長 梶本修身先生

医学博士。大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授。疲労研究の第一人者としてメディアでも活躍。著書は『間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!』(永岡書店)ほか多数。

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