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Sサイズスタイリストが「辛口シンプル」な服を選ぶワケ[mi-mollet]

2018年06月26日(火) 17時50分配信

撮影/目黒智子 

身長154cmのSサイズスタイリスト川上さやかさんが、Sサイズならではの悩みも交えてご自身の着こなしを紹介します。

カットソー/ヘインズ フォー ビオトープ デニム/アパルトモン ドゥーズィエム クラス バッグ/アリエニーナ 靴/ペリーコ ネックレスにしたスカーフリング/エルメス ブレスレット/メゾン ボワネ リング/ドゥジャガー(すべて本人私物)

身長が154cm、童顔。でも、かわいらしい印象にはなりたくない…

「私の身長は154cm。幼いころからずっと、小柄なほうでした。身長が低いというだけで、子供っぽく見られがちなのに、加えて子供の頃からずっと実年齢より下に見られる童顔…。可憐で幼い印象になりやすいタイプなんです。ですが、私自身が目ざしたいスタイルは、“かわいい”よりも“かっこよくて大人っぽい”。年を重ねたら重ねたで、小柄が悪いほうに働き、“メルヘンおばさん”になってしまう恐怖も出てきました。ですので、ファッションに関しては、人一倍工夫を重ねてきたと思います。行きついたのは、辛口で程よくエッジの効いた着こなし。私がSサイズだからこそ意識している4つの視点を紹介します」
Sayaka’s point1 洋服はシックな色しか着ない

撮影/武藤 誠 

Sayaka’s point1 洋服はシックな色しか着ない

「ふだん着るのは、白・黒・ベージュなど、落ち着いた色ばかり。カーキやライトグレー寄りのチャコールなど、スパイシーな色味も着ます。だから、私のクローゼットはとても地味なんです。甘い色は、いくらはやっても絶対に選びません。理由は、とにかく子供っぽく見られたくないから。きれい色でも、くすんだパープルやスモーキーピンクは大人っぽく見えるからOKですが、パステルカラーやビビッドな色には手を出しません」
Sayaka’s point2 フェミニンなディテールこそ黒を選ぶ

撮影/武藤 誠

Sayaka’s point2 フェミニンなディテールこそ黒を選ぶ

「甘い色は着ませんが、フェミニンなディテールの服を楽しむことはもちろんあります。そんなときは、クールな黒に頼ります。女らしいレースも、トレンドのドット柄も、子供っぽくならずに取り入れることができます。色が黒であるということに加えて、レースもドットも長そでを選んでいるのも大人っぽく見せるのには重要なポイントです。子供っぽく見える要素はできる限り排除しています。ちなみに、ドット柄のワンピースは私が着るとマキシ丈になるので、友人の結婚パーティ用に買ったものです。身長が高い人なら、もう少し丈が短くなってドレッシーな印象がなくなってしまうので、この時ばかりは、Sサイズってこんな得もあるんだなと思いましたね(笑)」

レースブラウス/ドゥーズィエム クラス ドット柄ワンピース/ユナイテッドアローズ(すべて本人私物)

Sayaka’s point3 チェーンやスタッズ使いのバッグでエッジィに

撮影/武藤 誠

Sayaka’s point3 チェーンやスタッズ使いのバッグでエッジィに

「シンプルな服がもともと好きですし、背が低いこともあって、全体の印象がのっぺりして見えがちなんです。そんなときに助けてくれるのが、エッジとスパイスの効いた辛口デザインのバッグ。チェーンやスタッズの金属の輝きが、レフ板効果のような役割を果たしてくれ、着こなしに軽やかさを加えてくれるんです。全身のバランスがよくなるので、私のバッグコレクションはひとクセデザインばかりです」

黒のバッグ/ステラマッカートニー キャメルのバッグ/J&M デヴィッドソン(すべて本人私物)
Sayaka’s point4 Sサイズだからできる大ぶりジュエリー使い

撮影/目黒智子

Sayaka’s point4 Sサイズだからできる大ぶりジュエリー使い

「身長がSサイズの私は、手も小さい。そんな小さな手にスキンジュエリーのような華奢なものを合わせると、私にはコンサバすぎてしまうんですよね。私は仕事がら、きれいめな服より、動きやすく適度にカジュアルな服をよく着ます。特に欠かせないのがデニム。だから、自分の着こなしとジュエリー使いがチグハグになってしまうのを回避したい。子供っぽく見えないように気をつけながら、コンサバに見えないジュエリー使いを考えた結果、大ぶりのジュエリーにたどり着きました。私が身に着けているペンダントや太めのレザーブレスレット、大きめのリングなどは、それ単体で見ると、どれも迫力のあるものばかり。背が高い方なら、強くてゴツイ印象になってしまうかも。でも、小柄なら、迫力が出すぎずにこれらを身につけることができるんです。そんなSサイズならではのメリットも活用しながら、小柄でも自分らしく、ファッションを楽しんでいます」

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