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クチコミで広まった静岡市の逸品!盆栽プラモ&緑茶育ちのTEA豚 [おとなスタイル]

2017年07月27日(木) 10時00分配信

大注目のTEA豚! おいしそう!

東京から新幹線で約1時間。“ちょっとお出かけ”をするのにちょうどいい距離にある静岡市。クチコミで人気が広がっているというおとなが楽しめる、味わえる逸品を見つけてきたのでご紹介しますね!
プラモデルの聖地、静岡市で「盆栽プラモ」

プラッツ1/12 ザ・盆栽プラスチックモデルキット 肆(よん)を組み立ててみます。

プラモデルの聖地、静岡市で「盆栽プラモ」

「盆栽プラモ」と聞いてもなんだかピンとこないですよね。プラモデルというと昔、男の子たちが船や飛行機のプラモデルを作っていた、“男子の趣味”のようなイメージがあるのではないでしょうか。実はここ、静岡市は名だたる模型メーカーが集まるプラモデルの聖地として知られ、国内シェア80%以上、その出荷額はなんと全国1位なのだそう!

パーツはこれだけ?!思ったより少ない。

しかしなぜ、静岡市で模型産業が盛んになったのか?というと江戸時代、徳川家康が崇敬した静岡浅間神社の再建をする際、全国から木や竹などの加工技術が優れた職人たちが静岡市に集まったことに始まり、その後、木工や漆器などの工芸品を造るように。この技術が現代の模型やプラモデル産業へと発展していったのだそう。プラモデルと言っても遡ると歴史が深い!

盆栽なだけに気になる松葉の部分の質感はこんな感じ。パーツも少なく、簡単そうと思いきや……。 松葉の部分はパーツが似ているので、枝と枝の接続部分をよく確認しながらくっつけていかないとなんとも滑稽な盆栽ができあがってしまいます。

そんなプラモデルの中で、クチコミで広がり人気を出しているのが名盆栽園監修のもとにつくられた「盆栽プラモデル」。“BONSAI”として世界でも注目されている日本の文化「盆栽」、その中でも人気のミニ盆栽を1/12のスケールで再現しているとのことで、ウワサの「盆栽プラモ」づくりに挑戦してみました!

慎重にパーツをくっつけること約10分、できあがりました。パーツの切り離し方が雑だったために鉢から土が浮いてしまいました。

ここでさらにこだわるなら、松葉を剪定したり、木や土の部分に色を塗って楽しみます。木の質感や、苔の生えている雰囲気を出せばぐっと本物っぽい盆栽ができるそう。今回、製造販売元となるプラッツの代表を務める望月保延さんに、色を塗るときのコツを教えていただきました。
アクリル絵の具に家庭用洗剤を少し(泡が立つくらい)混ぜて塗ると、絵の具がはじかず綺麗に塗れるんですって!色塗りまで楽しみたい方は参考にしてみてください。

PC横の癒し。

盆栽プラモは公式通販サイトや模型専門店、一部の家電量販店や玩具売場などで購入ができるので、みなさんのまわりにも小さなオアシスをつくってみてはいかがでしょう?
「盆栽プラモ」
プラッツ1/12 ザ・盆栽プラスチックモデルキット(壱、弐、参、肆の4種類)

静岡ホビースクエア
静岡市の模型メーカー6社の製品が展示され、静岡市のプラモデル産業の歴史やオフィシャルショップではプラモデルの購入も可能。さらに、購入してすぐ作ることができる工作室も!女性に人気のスイーツデコレーションの製作体験も開催されています。JR静岡駅から歩いて1分とアクセスも便利です。
所在地:静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡3F
茶どころならではの逸品、緑茶で育った「TEA豚」

こちらがTEA豚。

茶どころならではの逸品、緑茶で育った「TEA豚」

静岡市の“美味しいもの”といえば、しらす、桜えび、おでんや丸子のとろろ汁などが有名ですね。そんな静岡市のグルメの中で今、注目なのが静岡市のブランド豚、緑茶で育った「TEA豚」です。静岡市内の蕎麦屋でTEA豚を使ったとんかつを提供したところ「蕎麦屋なのにとんかつが美味しい」と話題になり、クチコミだけでTEA豚の評判が広まっていったのだとか!ということで、話題のTEA豚をいただきに、15代将軍・徳川慶喜が大政奉還後に住んだ屋敷跡にある「浮月楼(ふげつろう)」へ行ってきました。
TEA豚は味付けの濃い料理でいただくよりもシンプルな味付けで食べる方が、素材本来のうま味を味わえるのでおすすめということで、塩焼きでいただきました。お味はというと、さっぱりとした中にも甘味があり、臭みがなく食べやすい!歳を重ねるとお肉は重たく感じて食べれなくなってきますが、あっさりしているので箸がすすみます。食べていくうちに胃の中に肉が積み重なっていく、あの重たい感じがないのです。

自然に近い環境づくりが美味しい秘密。

さて、このTEA豚の美味しさの秘密はその飼育方法。
飼料には静岡産の茶殻を混ぜるほか、日本初の飼育方法として飲み水に「水出し茶」を与えています。お茶を飲ませることで豚のリラクゼーション効果も期待できるのだそう。(ちなみにお茶を飲みすぎると豚も痩せてしまうんですって!)さらに飲み水、水遊び用の水まですべて地元清水の岩清水を使用。
また、飼育環境へも徹底的なこだわりがあり、締め切った状態で飼育をする一般的な養豚場とは違い、新鮮な空気が入り込むよう開放豚舎構造にし、一般的な豚房の4倍の面積を使い豚が自由に運動をすることができるようになっています。
豚にとってより自然に近い環境をつくり、ストレスのない豚を飼育すること、それがこのTEA豚の飼育方法の特徴です。お茶を与えたから良い、というわけではなく、空気、水、適度な運動が揃ってこそのブランドなのです。

ここまで手の込んだ環境を維持しながら飼育をしている北川牧場の代表 北川雅視さんにお話しを伺ったところ、生産性だけを考えて肉を作ればいいという考えではなく「豚の生命と引き換えに私たちの生活が成り立っているということ」その豚たちに“感謝をすること”をとても大切にされていました。「“いただきます”、“ごちそうさま”、いのちに感謝をして食べて欲しい」とお話してくださいました。

北川さんにTEA豚のおすすめの食べ方を伺ったところ、イチオシは、ささっと湯におよがせて、そのまま食べても美味しいしゃぶしゃぶなんだそう。しゃぶしゃぶなら、食欲がなくなってしまう夏バテ気味のからだにもやさしいですね。
〈東京でTEA豚が食べれるお店〉
アルルの食堂 urura
東京都 渋谷区 松濤1-29-2 松濤スクエアビル2F

キュイジーヌ エ ヴァン アルル
東京都渋谷区松濤1丁目25-6 パークサイド松濤 101

 
浮月楼
明治24年に料亭として創業した「浮月楼」の館内には徳川慶喜が撮影した写真なども展示されてており、「東海の名園」と呼ばれる庭園も必見。
TEA豚は、浮月楼別館の懐石レストラン「浮殿」でいただけます。(ディナータイムのみ)
所在地:静岡県静岡市葵区紺屋町11-1

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