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東京で一人暮らしするのにベストな支出バランスは? [VOCE]

2016年11月09日(水) 18時00分配信

どのくらいの金額か気になります

Yahoo!ファイナンスなどでも経済情報を発信し、ファイナンシャルプランナーとしても活躍中の花田浩菜さんが、VOCE読者のお金の悩みに回答してくれました♪

Q: 東京での一人暮らしの支出のバランスを知りたい

今回のお悩み読者:ちびたさん
33歳/会社員/東京都/年収500万

A:家賃の目安は30%以下、貯金は20%が理想!
【それぞれの支出の理想バランスをまずチェック!】

東京での一人暮らしは、やはりそれなりに家賃が掛かってしまうものですよね。「支出のバランス」がとれていれば、貯蓄も難なく出来るようになります。その為、まずは理想のバランスを知りご自身の支出バランスと比べてみることがとても大切です。

今回は、それぞれの支出項目の理想のバランスをチェックしてみます。
【月の手取りが35万、東京で一人暮らしの場合なら・・・】

貯蓄しつつ買い物なども楽しみましょう

【月の手取りが35万、東京で一人暮らしの場合なら・・・】

●家賃の目安は30%→10.5万

家賃の目安は約30%。あまりに飛び抜けて家賃が高い場合はやはり考えもの。職場までの距離や、駅からの距離、住環境と併せて家賃の水準も見合った良い家をチョイスできれば一番良いですね。

●水道・光熱費5%→1.75万円

水道代、ガス代、電気代の固定費は毎月定期的に掛かってくる費用です。理想の割合から大幅に超えている場合、一度電気代等の料金プランを見直すなど、使い過ぎを見直しつつプランも検討してみて。

●通信費、交通費10%→3.5万

携帯代、インターネット代、交通費等は合わせて10%を目安に。都内では電車代等交通費がかさみがちですが、理想の配分以上に使いすぎてないかチェック。

●食費・生活用品など 15%→5.25万

特に一人暮らしの場合、食費は自炊よりも外食をしたり、スーパーやコンビニ等で買ってしまうことが増えたりと、どうしても増えがちです。理想の配分に収まっていない場合には、まずは無理せず今までよりも数回でも外食の回数を減らしたり、毎日お弁当作りは大変でも「マイボトル」で飲み物は持参してみるなど、簡単に出来る方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

●趣味、買い物等娯楽代15%→5.25万

趣味や買い物、習い事等はこの割合内が理想です。貯蓄をしっかりと確保しつつ、趣味、買い物、化粧品等はバランスと額を考慮して自分自身の「好き」に投資してあげてくださいね。

●保険料2〜4%→約1万円

「何かあったら大変!」と万が一の為に掛ける保険ですが、保険料ばかり高額に掛かってしまうのは考えものです。一人暮らしの場合でも、「医療保険」はしっかりと確保したいものの、高額な生命保険等はむしろ必要ありません。収入の2%から4%程度に抑えて、万が一の際に補ってくれる必要最低限の保険に。必要ならばプロに相談して選ぶとベストです。

●貯金 20%→7万

一人暮らしの時期は、子どもの養育費等、自分以外の想定外の大きな支出等が掛からないため、貯金もなるべくしたい時です。まずは「20%の貯金」を確保できるよう、予めお給料日に先取り貯金してしまうとベストです。住居費がかさんでしまう等で貯蓄に20%はどうしてもきつい!という場合でも、15%は確保できるようにその他の支出を見直したいところです。

●その他1〜3%→約1万円

保険料との兼ね合いで残りの数%は雑費や予備資金として。少しでも余裕がある生活が出来るような配分があれば、いざという時にも安心です!
【ボーナスは通常月の3倍を貯蓄へ!】

ボーナスはできるだけ貯めるのが◎

【ボーナスは通常月の3倍を貯蓄へ!】

また、ボーナスがある企業でお勤めであれば、ボーナス月には通常月の「3倍」を目安に貯蓄へ回すとベストです。残った金額で自己投資に回すも良し、もっと貯蓄に回すも良しとご自身の一番ベストな使い方をしてみてくださいね。

いかがでしたか?

今回ご紹介した「理想の支出の割合」ですが、理想額を大幅に超えてしまっている!という場合には、支出を見直しする良い機会にしてみては。

趣味の分もしっかりと確保するには、「ムダな支出」を発見することがまずはスタートです。毎月掛かってしまう「固定費」を極力抑えつつ、貯蓄は先取りをして上手に「使う、貯める」をマスターできるといいですね!

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