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【超基本】自社株を持つメリットとデメリットって? [mi-mollet]

2016年11月07日(月) 16時00分配信

はらんださんからの質問
Q.自社株についての知識をいろいろ授けてほしい!
自主株の基本的なことと、メリット・デメリットが知りたいです。会社から定期的に持株制度の募集がありますが、応募するとしたら大体何株くらいが妥当なのでしょうか?

特別ゲスト 風呂内亜矢先生の回答
A.自社株の価格にもよりますが、貯蓄の5%未満を投資されるのが精神衛生上良いかと……
自社株の最大のメリットは、たとえば10000円で11000円分の株を買わせてくれるといった上乗せがあることです。

反対に上乗せではなく割安で買える権利をくれる、という会社も。たとえば、1株10000円のところを7000円で10株まで買う権利をあげますよ、という形態をとる会社もありますね。これをストックオプションと言うのですが、この権利を行使するか悩まれる会社員の方もけっこう多いです。

どちらのタイプだとしても、何株買うのが妥当かは、はらんださんの自社株の値段によります。目安としては、ご自身の貯蓄の5%未満を自社株にするのがリスクも少なく、精神衛生上良いのではないかと思いますよ。

というのも自社株を持つことの最大のデメリットは、キャリアと資産が共倒れになることにあるからです。会社の業績が落ちれば給料が減る可能性があるうえ、株価も下がって資産も目減りしますから。最悪の場合、倒産となったら仕事だけでなく資産も失います!

でも貯蓄の5%ぐらいなら、万が一目減りしたとしてもダメージは少なくてすみます。ただ、貯蓄が1000万円以上あって、投資にも慣れている方なら、100万円ぐらいと攻めてみても良いかと。貯蓄額に応じて割合は変えてみてくださいね。

ただし貯蓄の基本は“分散”。リスクヘッジのためにも、他の金融商品も買うようにして、自社株だけに集中させないことに気をつけてください!

いかがですか?
風呂内先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE
風呂内 亜矢(ふろうちあや)
1978年生まれ。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。宅地建物取引士。住宅ローンアドバイザー。大手電機関連会社に務めていた26歳のときに、マンンションを購入。それを機に、マンションの販売会社に転職。実体験を交えた分かりやすい説明が人気で、年間売り上げ1位の実績を上げた。2013年よりファイナンシャルプランナーとして独立。現在は、テレビやラジオ、雑誌、WEBサイトなどで情報を発信中。著書に『貯金80万円、独身の私にもできた! 自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』(日本実業出版社)、『デキる女は「抜け目」ない』(あさ出版)などがある。がある。

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