• > 単純なのにウマッ!ワインが進む、焼きなすペースト [VOCE]

単純なのにウマッ!ワインが進む、焼きなすペースト [VOCE]

2016年11月06日(日) 17時00分配信

秋の長雨・台風で、外に出かけにくい気候が続きますね。そんなときこそ、手近な材料でサクッと家飲み! 雨音を聴きながら、じっくりとなすを焼くのも素敵な休日♪
なすしかなくても、なせばなす(?)

なすさえあればOKなす

なすしかなくても、なせばなす(?)

一号去ったらまた一号。この時季の台風・雨でレジャーの予定が流れ、がっかりなケースも多々。そういうときは目先を変えて、ふだんやらないことにチャレンジするチャンス。たとえば……そう、なすを焼くとか!この強引な展開は、シルバーウィークの私の現状そのまんま。つまり、冷蔵庫の在庫が枯渇→なす1袋のみ発見→雨だし買い物に出たくない→なす術もなく立ち尽くした後→もうこれで飲む……!そんなシチュエーションから提案するレシピとご理解ください。
種が気になる古いなすもウェルカム

捨てないから環境にも優しいなす

種が気になる古いなすもウェルカム

なすのディップは南仏などでは「貧乏人のキャビア」と呼ばれ、愛されているとか。おいしいのに貧乏人とか言っちゃうエスプリ……はさておき、なすの種のツブツブがキャビアっぽい!ってことらしいので、古くなって種が気になるなすでもOK。焼きなすを叩いて炒めたりアンチョビでコクを出すのが定番レシピですが、ここでは簡易版、焼きなすにナンプラーを混ぜるだけ。サラッと鰯のうまみが効いて、こちらもなかなか。

焼く・剥く・叩く・混ぜるだけ

材料は4つ。焼きなす、にんにく、ナンプラー、オリーブオイル。すべて適量。

油をまぶすと早く焼けますが、ま、いっかと省略

1. なすを焼く。破裂予防にフォークでつつくか、菜箸でブッスーと刺して穴をあける。魚焼きグリルやトースターなどで真っ黒になるまで10~15分ほど焼く

キッチンペーパー、魚の骨抜きで挟んで剥いてもOK

2.熱いうちに皮を剥く。熱々だとネイルエナメルが溶けることがあるので要注意!多少冷めても剥けるのであわてず。

ブシャーと出るなす汁にも旨みあり、余さず使う

3.包丁で叩くようにして刻みながらつぶす。焼きが甘いとペーストというより単なる角切りになるが気にしない。

オイルはたっぷりでなめらかに

4.おろしにんにく少々、ナンプラー、オリーブオイルを加え、好みの味にととのえてできあがり。
Let’sナスペ・パーティー

いろいろ使えそうなす

Let’sナスペ・パーティー

あっバゲットもない。でも食パンをカリカリに焼いて、のっけてみたらいい感じ。リッツパーティーならぬナスペ・パーティー!というわけで、なけなしの食品在庫でアレンジを。

[手前から]
☆ベランダの雑草的ミントをプラス。ミントとなすは相性ばっちり、さわやかでおしゃれな味に。
☆鯖缶とピンクペッパーで食べごたえも。マヨネーズをちょっとのせても美味。
☆クミンシードで中東風。ぐっとコクが出る素敵な組み合わせ。

炒めてないので日持ちしませんが、冷蔵で2日ほどはおいしく食べられます。チキンや魚のソテーにソース代わりにかけてもボリュームが出るし、目先が変わっていいものです。まあ、私の場合、ワインが1本空く頃にはナスペも空っぽになっておりましたが……。

それでは皆さまも、気圧変化や悪天候に負けず
ハヴァ・ナイスヌ・ナスペ!

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る