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「自分サイズ」が気持ちいい、一人で暮らす10坪平屋 [おとなスタイル]

2016年11月06日(日) 09時30分配信

柿渋塗りの外観がモダンな小屋風一軒家 柿渋風の外観が、人目を引く10坪平屋。設計から完成まで約1年。 建物は約3ヵ月で完成、その後じっくり内装に時間をかけたそう

ひとり暮らしを始めた母のために娘夫婦がセミDIYで立てた、コンパクトな10坪ハウス。
一度訪れたら、誰もが住みたくなってしまう気持ちいいサイズ感が魅力です。

娘夫婦のセミDIYによる 理想のおひとりさま住宅

増田悦子さんの家は400坪の敷地に佇む、10坪ハウス。この家は設計から内装まで、娘夫婦がDIY感覚でつくりました。
スタジオ経営をしている次女の小島ムーさんと夫のトモさんは、好きが高じてリノベーションはお手のもの。今まで5軒もの家をプロ顔負けの センスで変身させてきました。
「家を建てるにあたり、母は“バリアフリーで”ということ以外はお任せでした。だから、私たちが母にしてほしい“理想の暮らし”をイメージして形にしました」

テーマは、住んでいる人も遊びに来た人も楽しい気分になれる家。
以前の家は1階が鮨職人だった夫の店舗、外階段を上がり2階が住居で、広さは今の約3倍でした。ところが2年前に夫が脳梗塞で倒れ、専門施設へ入居。ひとりになった悦子さんの年齢からくる膝痛と車椅子の夫が来やすい家にすることを考え、40年間家族で暮らした家を手放す決意をしました。
娘夫婦がつくったのはこんな家!

コンパクトで動線もバッチリ

娘夫婦がつくったのはこんな家!

自分たちが行ったときにもワクワクするような家をつくりたい! そんな発想からスタートした家は遊び心が満載です。

Point 01

大きな丸窓がポイントのリビング。ソファ横の冷蔵庫はパーティションでカバー。タブレットやテレビのリモコンなど悦子さんがよく使うものは、このソファまわりに集合。

左・Point 02 右・Point 03

左・Point 02
リビングの窓は多め。中でも天窓は悦子さんのお気に入り。ソファに身を沈め、夜空を眺めるのが至福のひとときなのだそう。

右・Point 03
家の外壁はすべて、娘婿のトモさんとムーさんがペイント。約8年は持つという耐久性の高いステインでモダンな柿渋風に。

 
■Profile
増田悦子さん
ますだ えつこ 主婦 68歳
自身のアトリエで歌や手芸などのサークル活動を主宰。
夫の施設入居を機にアトリエの隣に家を建て、ひとり暮らしを開始。

 

『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より
(撮影/伊藤徹也)

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