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頭は空っぽだけど、最高にキュート。 クリス・ヘムスワースで大満足の映画『ゴーストバスターズ』 [with]

2016年08月28日(日) 12時00分配信

80年代に一世を風靡した『ゴーストバスターズ』

80年代に一世を風靡した『ゴーストバスターズ』は、NYの町にあふれる幽霊たちの駆除業者「ゴーストバスターズ」の活躍を描くSFコメディ。

8月19日から全国公開されるのは、オリジナルで男性だったバスターズたちを全員女性に変えたリブート版。公開前から男性優位主義的な人たちから「名作を汚しかねない!」などいろいろとイチャモンをつけられているようですが、身体を張った女子4人組はキャラもそれぞれに面白く、なかなかの出来栄え。オリジナルのファンならわかる小ネタも満載です。もちろん見ていなくても十分楽しめる、愉快な作品です。

女子にとっての最大のお楽しみ、クリス・ヘムスワース

でもそんなの全然関係なく、女子にとっての最大のお楽しみは、なんといってもクリス・ヘムスワースの存在です。
「クリヘム」といえば『マイティ・ソー』『アヴェンジャーズ』の両シリーズで「ソー」を演じている肉体派イケメン。もともとは神話の世界から飛び出してきた人、つまりは「神」で、「アヴェンジャーズ」の中でもおそらく1、2を争う強さ。『マイティ・ソー』の第一作目で、故郷「アスガルド」の無敵の王子として登場した時なんて、「ケンカ上等」なマッチョ野郎でした。そんな「ソー」ことクリヘムが『ゴーストバスターズ』で演じているのは、なんと頭が空っぽで可愛いだけの「受付嬢」ならぬ「受付イケメン」。

インタビューでも「ケヴィンは仔犬」と言っていますが、その尋常じゃないボケぶりと悪びれない無邪気な笑顔は、本当に可愛いとしか言いようがありません。これまで女子が演じさせられてきたステレオタイプな役を、そのまま男子に演じさせるのは、ハリウッドの男性優位主義に対する監督のポール・ウェイグ流のシャープな皮肉でもありますが、こういう役を嬉々として演じられるクリヘムがまたステキです。
ちなみに映画のエンドロールもクリヘム大活躍なので、作品が終わっても決して立たないでくださいね~。

 

文/渥美志保

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