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【肩こりを防止!】血液がサラサラになる青魚サンマを食べよう [VOCE]

2018年11月18日(日) 20時10分配信

講談社VOCE

肩こりの原因は、頭を支える首とその周辺の筋肉の緊張によって、こりが生じると考えられています。肩こりは予防がとても大切。サンマなどの青魚には、血行をよくする栄養素がバランスよく含まれています。栄養価の高い、美味しいサンマで肩こり予防を!

肩こりの原因は?

肩周辺の筋肉がこわばってつらい症状を“肩こり”とはいいますが、そもそも肩こりとは正式な病名ではありません。肩こりに悩む人たちの多くは、肩だけではなく首の後ろや背中などの肩に近い部分で起きているのではないでしょうか。このように、肩こりが肩だけでなく、その近くの部分で起こるのは、肩こりの原因がいくつもあることと関係があります。

肩こりの原因は、骨格などの体形に関するものや、病気や怪我によって引き起こされるもの、または目の疲れや仕事中の姿勢によって引き起こされるものなど、本当にさまざまです。また、人の頭の重さは、だいたい5kgくらい。この重い頭を支える首とその周辺の筋肉は、緊張が続きやすいんです。このように、同じ筋肉で緊張が続くと、こりが発生しやすいんですね。

肩こりは予防が大切!

肩こりの予防には、同じ姿勢を長く続けないこと、肩を温めて筋肉の血行をよくすること、適度な運動や体操をすること、入浴などで身体を温めてリラックスすることなどがおすすめ。どの方法も、血行をよくして筋肉の緊張を和らげてあげることと関わりがあります。

血行を良くするためにサンマなどの青魚を!

身体を動かしたり、身体を動かしたりといった方法以外にも、おいしく食べて血行をよくする栄養素をとるといった方法もあります。おすすめは青魚。血液をサラサラにする成分が青魚にはたっぷり含まれています。まず、EPAやDHAなどの、身体によい脂肪酸。それから抗酸化作用が強く脂質の酸化なども防いでくれるビタミンAやビタミンE、そして脂質や糖質の代謝を促進してくれるビタミンB群、血液の材料になる鉄分などなど。

カルシウム源として、魚をすすめられることも多いですよね。このカルシウムは骨や歯になるだけでなく、筋肉の収縮にも関与しているので、筋肉の緊張を和らげて血行をよくする働きがあります。青魚って、血行をよくするためのさまざまな栄養素が本当にバランスよく含まれているんですね。

もうひとつ、目の疲れも肩こりを引き起こすといわれています。ビタミンAには目の粘膜を健康に保つ働きがあり、パソコンの使い過ぎなどによる目の疲れにも効果的!

栄養価が高くよいサンマは、次の4点に注目して選ぶといいといわれています。
1.頭から背中にかけ、厚みがあって盛り上がっている
2.お腹が硬く、内臓がしっかりしているサンマの方が新鮮
3.目が澄んでいて、透明で濁っていない
4.尻尾を持って頭を上に向けると、刀のように一直線に立つ
これらのポイントをチェックして、よいサンマを手に入れましょう。

昔は、「口と尾が黄色いものは脂が乗っておいしい」といわれていましたが、最近では口先の黄色は脂と鮮度の目安としては必ずしもあてにならない、という説もあるそうです。せっかくなので、栄養価が高くおいしいサンマを選んで、肩こりを予防しましょう。
統計データ

(統計学のZ検定を使用)

統計データ

年に3回以上、サンマを食べていない人は、肩がこりやすくなるリスクが2.38倍になります。

A: 年に3回以上、サンマを食べていますか?
B: 人よりも肩がこりやすいですか?

集計数:288人
・オッズ比  AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
・信頼度  信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
さんまについて

ぷるぷる肌に整える、ピカピカ青魚!

さんまについて

七輪で焼けば滴る脂がジュージュー焼けていいにおい! 脂たっぷり、潤い肉質のさんまは、いよいよ旬を迎える。この細めボディに含まれているのは誰もが欲しがる優秀オイル。その魅力をとくと学ぼう!

さんまの選び方
身がしまってピンとしているもの、胴が厚いほうが脂がのっている。また、口の先や尾の根元が黄色いと新鮮とされる。他の魚と同様、目に透明感があり、皮がピカピカしているのも新鮮さの印。

さんまの保存方法
できるだけ早く、傷みやすい内臓を取り除く。その後は早めに食べよう。食べきれなければ塩をふって脱水シートで包み冷蔵庫で保存するか、脱水後に酢やオリーブオイルに漬けておいてもよい。
さんまの梅しょうが煮

梅干しの酸味が爽やかに広がるひと品

さんまの梅しょうが煮

定番の甘辛い煮汁に、梅干しとしょうがを加えて。これらを入れることで生臭さが解消され、保存性も高くなる。わかめの付け合わせは、梅干し、青魚と相性がいいだけでなく、ローカロリーなうえに、食物繊維もたっぷり摂れるという、うれしい脇役となる。梅しょうが煮は、いわしやその他の青魚で作るのもオススメだ。ヘルシーな家おかずの定番にしたくなる味わい。381kcal

作り方
1.さんまは頭・はらわたを取り除く。洗って水気を拭き取り、半分に切る。
2.しょうがは薄切りにする。わかめは食べやすい長さに切る。れんこんは皮をむいて乱切りにし、水に浸けてアクを取る。
3.鍋にA・しょうが・半分にちぎった梅干しを入れて火にかける。沸騰したらさんまを加えて火を弱め、落としぶたをして弱火で15~20分煮る。途中でれんこんを加えて10分ほど煮て、わかめを加えてひと煮立ちさせて仕上げる。

料理のキメテ
れんこんも食物繊維が豊富でオススメの付け合わせ。他の根菜には少ないビタミンCもたっぷり。

材料
さんま2尾
梅干し1個
しょうが1/2かけ
わかめ(水で戻した状態で)20g
れんこん1/2本
A
水2/3カップ
醤油大さじ1
みりん大さじ1 1/3
さんまのオイル漬け

オイルサーディンみたいに旨みの詰まった常備菜

さんまのオイル漬け

オイルサーディンをアレンジした、さんまのオイル漬け。塩漬けにして身をしめた後は、香味野菜と一緒に電子レンジでチン! 水気を拭いてオイルに漬ければ1週間ほどもつ保存食になる。オリーブオイルに漬けるとオレイン酸の効果で酸化を防げるが、量がたくさん必要なのでサラダ油を混ぜて使ってもいい。ふっくらした身はパンにはさんでサンドイッチにしても。392kcal

作り方
1.さんまは頭・はらわたを取り除く。洗って水気を拭き取り、3等分に切る。
2.さんまが全部かぶる量の塩水(濃度7%、分量外)を作り、さんまを約3時間漬ける。
3.たまねぎ・にんにくは薄切りにする。
4.耐熱容器にたまねぎ・にんにく・ローリエを敷き、水気を拭いたさんまを並べる。
5.ラップをして、電子レンジで600Wで5分で、さらに300Wで3~4分加熱する。
6.蒸し汁を捨て、さんまがかぶるくらいのオリーブ油(またはサラダ油)を注いで30分ほど漬け込む。
7.器にベビーリーフを敷いて(6)のさんまを盛り、くし切りにしたレモン・トマトを添える。

料理のキメテ
ベビーリーフ、トマトからβカロテンやビタミンCを補給。レモンを搾ることでビタミンCを摂れるだけでなく、生臭さも消せる。

材料
さんま4尾
たまねぎ1/2個
にんにく1かけ
ローリエ1枚
オリーブ油(またはサラダ油)1~2カップ
レモン1/2個
トマト小1個
ベビーリーフ1袋
さんまの黒酢薬味だれかけ

中華風のさっぱりだれがさんまの臭みを消し去る

さんまの黒酢薬味だれかけ

衣を薄くつけて、よりパリッと焼き上げたさんまに、黒酢ベースの中華風だれをジャーッとかけてしみ込ませる。たれは黒酢の酸っぱさを醤油や砂糖がやわらげ、実山椒が本格中華っぽい香りを演出。また、衣はさんまの美味しくて優秀な脂が外に出ないように焼き上げる効果もある。黒酢や香味野菜がさんまの生臭さを消してくれるので、旨みをしっかり味わえる。371kcal

作り方
1.さんまは頭・はらわたを取り除く。洗って水気を拭き取ってから、塩・酒で下味をつけ、しばらくおく。
2.フライパンを熱し、薄く小麦粉をつけたさんまを入れて、中火でこんがりと焼き、中まで火を通す。
3.しょうがは千切りにし、長ねぎは白髪ねぎにする。実山椒は粗く挽き、ほかのAと混ぜ合わせる。
4.器に(2)を盛り、しょうが・長ねぎ・手でちぎった香菜をのせ、Aをかける。

料理のキメテ
香菜はねぎなど他の香味野菜と同様に、血液サラサラ効果があるといわれる。黒酢のクエン酸は疲労物質の代謝を促す。

材料
さんま2尾
塩小さじ1/4
酒大さじ1/2
小麦粉適量
サラダ油大さじ1/2
しょうが1/2かけ
長ねぎ長さ5cm
香菜適量
A
醤油大さじ2/3
酒大さじ1/2
黒酢大さじ2/3
砂糖小さじ1/3
実山椒適量
さんまのユッケ風

シャキシャキたまねぎ入り、トロトロユッケ

さんまのユッケ風

牛肉のユッケに手が伸ばしにくい時期には、刺身用のさんまを使ってチャレンジ! ごま油が香ばしいピリ辛に仕上げた韓国風のたれは、ちゃーんとユッケの味で、脂ののった肉質にもぴったり。牛肉よりも身の味が濃厚でオススメだ。そのままおつまみのように食べてもいいし、ごはんにのせてユッケ丼風にしても、いつもの海鮮丼とは違った旨みが感じられる。437kcal

作り方
1.さんまは三枚おろしにして包丁で細かく叩き、しょうが・にんにくはみじん切りにする。
2.たまねぎはみじん切りにして塩(分量外)をふり、しんなりしたら水で洗って水気をきる。
3.(1)とAを混ぜ合わせ、包み菜を敷いた器に盛り、中心にたまねぎをのせる。その上に卵黄をのせ、白ごまをふる。

料理のキメテ
EPA、DHAは生で食べると効率よく摂れる。ただし酸化もしやすいので、ごま油のビタミンEなどの抗酸化物質を一緒に摂って。

材料
さんま(刺身用)2尾
しょうが1/2かけ
にんにく1/4かけ
A
ごま油大さじ1/2
醤油大さじ1/2
コチュジャン小さじ1
酒小さじ1
たまねぎ20g
卵黄2個分
包み菜4枚
白ごま小さじ1

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