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モテネイルとして名高い、クリア血豆カラーの「92番」。似ている色は多々あれど、手を美しく見せることにかけてはコレが一番と思ってます。サラサラ薄付きで、一度塗りなら透明感のあるツヤが出て、美しく磨かれた血色のいい爪のような仕上がりに。二度塗りでは、濃い桜色のツヤッツヤネイルになります。

この色味は男性の目にはただの透明マニキュア、またはキレイな自爪に見えるらしく「あからさまにモテそうだよね」「バーでのデート中『俺、ネイルアートしてるコより、もともと手がきれいなコが好きなんだよね』と言われた」なんてエピソードも。フリーエッジの黄みをネイルの青みがカバーして透明感を与え、手の見た目年齢まで下がるのがモテのポイント。はがれにくさと速乾性が素晴らしく、トップコートなしでもツヤ長続き……というのも、何度もリピートしている理由です。

ネイルケアの総合ブランド、MAVALAのネイルも実はプチプラ！　どの色も乾きが早く、塗った時の圧迫感が少ないのが高ポイント。なかでも、「396ベルベット」は、落ち着いた青みのあるピンクベージュが指を長く細く見せてくれる逸品。一度塗りでもムラなくしっかり発色し、濡れたようなツヤが出ます。爪のデコボコ感を拾わず、指先のアラをカバーする力がすごいんです。

これを塗ると指の関節のくすみが目立たなくなり、隅々までケアの行き届いた手に見えるよう。同性から「その色イイね」ではなく、「リングが映える」「手がキレイ」とほめられるってすごくないですか？　なお、二度塗りだと、秋冬に合う深みローズ系になりますが、手のくすみをカバーするパワーはそのまま。季節を問わず使えるカラーです。

寒色系のニュアンスカラーは、一歩間違うとどんよりくすんだ手になることも。デパコスブランドなら安心！　とも言い切れず、試し続けるしかないのか……と思っていた時に見つけたのが、この「VI715」です。くすみグレーというか、彩度低めのラベンダーというか、オシャレなのに肌なじみがよく、クールなのに不健康にならず、透明感マシマシに見せてくれる一本です。つけていると「THREE？」「ADDICTION？」と聞かれることも多く、秀逸な色出しが特徴のデパコスブランドに引けをとらない旬な仕上がりに。モードすぎず手がきれいに見える点も優秀な一本だと思います。

手がきれいに見えると言えば、「RD610」のダークレッドも外せません。つけた瞬間色が白くなる！　真夏に日傘も差さず歩いているのに、「私って日焼けしないんですよ」なんて言いそうな、アンニュイ美人の爪の色です。気分はすっかり小松菜奈（手だけ）。ペディキュアにしても、素足のアラをごまかしてくれます。そして、このような色味のオシャレ感もさることながら、「キャップが長めで持ちやすい」、「ハケに含まれる液の量がちょうどいい」ことも、つい手に取ってしまう理由です。

好きな色味だけど、ツヤが足りない、持ちがイマイチ……そんなネイルに命を吹き込むのは、速乾だけど厚みも出してくれる優秀トップコート。エテュセのトップコートは、ぽてっとした厚みのツヤツヤ感を出してくれて、ネイルのもちもよくなる一本です。「ジェルのような厚み」を謳うものの中には、つけたときの圧迫感や、乾いた後に縮んでひび割れるものも多いのですが、これは違います。塗った直後のようなみずみずしいツヤが長続き。ひとハケでちゅるんとしたツヤがまとえます。

手はもちろん、オススメはペディキュアに使うこと。二度塗りしてさらに厚さを出してもひび割れず、本当にジェルネイルのような見た目になるので、ごまかしのきかないベージュやベビーピンクでも、サロンで丁寧にケアした足のように見せてくれます。「足もサロンでやってるの？」と聞かれることも。ネイルのもちも劇的によくなりますよ。