• > 深田恭子「気持ちが豊かでないと、“潤い”という言葉には辿り着けない」 [FRaU]

深田恭子「気持ちが豊かでないと、“潤い”という言葉には辿り着けない」 [FRaU]

2018年10月20日(土) 16時40分配信

Photo:Kazutaka Nakamura(makiura office)

美しさと艶やかさに必要不可欠な “潤い”。年齢とともに失われていくといわれるこの潤いが、むしろ歳とともに増している印象さえある女優、深田恭子さん。誰もが憧れる “奇跡の潤い” をもつ深田さんの、肌とのつきあい方、全身から滲み出る潤いオーラ、その秘訣は? ライフスタイルからマインドまで、深田恭子さんの、奇跡の潤いの秘密に迫ります!
好きなように保湿する時間は 私にとって至福の時間

Photo:Kazutaka Nakamura(makiura office)

好きなように保湿する時間は 私にとって至福の時間

上品な光沢が美しい、深みのあるグリーンのドレスに身を包み、やわらかな表情で現場の雰囲気を和らげてくれた深田さん。“潤い” という今回のテーマを理解し、ごく自然に、緩やかに、リラックスしたテンションで艷やかな肌を披露してくれました。カメラを見つめる、その瞳にさえ宿る潤いにうっとり。内側からも滲み出るその美しさ、深田さんにとっての “潤い” とは?

「余裕であったり、気持ちが豊かでないと、“潤い” という言葉には辿り着けないと思うんです。それほど心の状態は大切ですよね。透明感という意味でも、肌だけでなく、内面も、それこそ生きていく上で、大事なものだと思います」

確かに、“潤い” という言葉には、肌の保湿、保水といったことに加えて、気持ちのゆとり、さらには生活の豊かさ、恵み、恩恵といった複数の意味がありますよね。

「肌が潤っているという感覚は、すごく好きです。お休みの日に保湿をする、肌に水分を与えるという時間も好きです。ケアはその都度、水分を与えるなどで、何か特別なことをしているわけではありません。お仕事をしているときは、プロの方にメイクしていただくので、自分では肌に触れてはいけないものだと思っています。だから仕事を終えたあとや、オフの日は、自由に自分の肌に触れることが、とても心地よくて。好きなように保湿する時間は、私にとって至福の時間になっています」

Photo:Kazutaka Nakamura(makiura office)

ボディケアについては、「あまり時間をかけるのは好きじゃなくて、実は簡単なことしかしていないんですけど……。パパッとボディクリームを塗っておしまい」らしい。一体、どのように潤い力をキープしているのかを聞いてみると “コンプレックス” という、意外な言葉が。

「私は2歳から水泳をやっていて、途中から本格的な選手コースに入り、水泳漬けの毎日を送ってきたんです。なので水中にいるときは、まるで人が変わったように元気になります(笑)。逆に陸にいるときは運動が苦手で、もうコンプレックスの塊なんです。学生時代は、水に入れる夏だけ元気になるタイプでしたね」

5年前からはサーフィンを始め、休みの日は常に、海に行く仲間を探しているほど。深田さんの潤い感のある女性らしいボディラインは、そこで培われている?

「泳ぎは、私の中では運動に入らないんです。本気で水泳をやっていた時代は競技でしたが、サーフィンを始めてからは完全に娯楽です。水の中でなら、無理せず気持ちがいいままに体を動かせる。ただ、陸では常に必死です(笑)。なかなか、ストイックになれないんですよね……。でも今日の(撮影の)ために、昨日と一昨日は走ったんです。ただそれも、脂肪の燃焼効果が高まると言われている20分までとか……あ、22分までは走ったかな? そこで、“もう、いいかな?” って。筋トレもそうで、トレーニングマシンを目にすると、後ずさってしまうことがあったり。日課として楽しんで走れる人になれたらいいのに……と、運動が得意で、活動的な人にずっと憧れていました」

Photo:Kazutaka Nakamura(makiura office)

意外やストイックに運動をせず、いたってストレスフリーに、ほどよい緊張感で日常を送っている深田さん。水に浸かるのが好きということは、日々のバスタイムにも、たっぷり時間をかけている?

「お風呂は早いです!(笑)ウォータースポーツが好きな人って、入る前の準備とか、水から上がった後のシャワーや着替えが早いんです。私もサーフィンの後は、屋外のシャワーで日焼け止めを落として、さっと服を着て、そのままランチに行っちゃいます。なので、普段のお風呂もそう。体が冷えているときに半身浴をすることもありますが、それは、気持ちがいいからという理由なんです。お風呂も運動も、気がついたら自然に汗をかいていた、というのが私の中では理想ですね」

PROFILE

深田恭子 Kyoko Fukada
1982年、東京生まれ。女優。主演映画『下妻物語』(2004年)では、多くの映画祭で主演女優賞を受賞。北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ』(NHK)来年春放送予定。最新写真集『Blue Palpitations』も好評発売中。
●情報は、FRaU2018年11月号発売時点のものです。

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る