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スタイリストが指南!旬の「ビッグシルエット」をほっこりさせずに今っぽく着こなすコツ [mi-mollet]

2018年09月30日(日) 20時10分配信

撮影/須藤敬一(人物)

初回の“脱ほっこり”記事、多くのコメントやクリップ登録ありがとうございます! 2回目となる今回は、この秋冬の一大トレンド「ビッグシルエット」のアイテムとの付き合い方について。「ビッグシルエット」は、スタイリスト川上さやかさんもいちばん気になっているトレンド。けれど、ともすれば“ほっこり”見えやすくもあります。どのように選んで、どう着こなせば、“ほっこりせずに今っぽく”が叶うのか、教えてもらいました。

シンプル派スタイリスト川上さやかさんが取り入れたいトレンドは「ビッグシルエット」

「ベーシックでシンプルなスタイルが好きなので、トレンドにはそこまで積極的ではないほうですが、この秋冬は、ビッグシルエットのアイテムを着たいなと思っています。ビッグシルエットといえば、去年も人気だったアイテム。ということは、トレンドになり始めた去年よりも、今年のほうが着こなしやすく、難しくないアイテムが増えるということなんです。だから、今が取り入れどき。ビッグシルエットのジャケット、ニット、コートなど、着るだけで今っぽくなれるものが見つかりやすいと思います」
ビッグシルエットを“ただの家着”に見せないためには、選び方に注意!

撮影/須藤敬一(人物)

ビッグシルエットを“ただの家着”に見せないためには、選び方に注意!

「ですが、ビッグシルエットのアイテム自体がもつざっくり感や、ウエストシェイプのないボックスシルエットゆえ、大人が着ると、ほっこり見えやすいという一面もあります。何も考えず、ただサイズが大きいだけのものを選ぶと、“ほっこり”どころか、“ただの家着”にしか見えないことも…。ですので、ビッグシルエットのアイテムを選ぶときは、ほんのりデザイン性があるものを選ぶのがポイントです。私が着ているビッグシルエットのざっくりニットカーディガンの場合は、身ごろにゆとりがあり、そでは長いけれど、着丈はズルズルと長すぎない。そして、ベーシックすぎず、すその長さに前後差があります。このように、ちゃんと考えてつくられた一枚を選ぶことが、まず“脱ほっこり”には大事になってきます」

撮影/須藤敬一(人物)

「ビッグシルエットのアイテムをほっこり見せないためには、着こなしにも工夫が必要です。以前ならたとえば、こんな方法で抜け感をつくっていたと思います。スキニーボトムを合わせ、ビッグシルエットとのメリハリで抜け感をつくる。ビッグシルエットのニットの下に白シャツを着て、明るい色の軽やかさで抜け感をつくる。ですが、これらのテクニックを今やると、時代遅れな印象に見えてしまうのでおすすめしません。ボリュームのあるビッグシルエットに、ボリュームのあるAラインのスカートを合わせるのも、すっきり見えず、おばさんっぽい雰囲気に…。今っぽく抜け感を加えるには、女性らしいとろみのあるツヤ素材を活用するのが正解です。私のコーディネートの場合は、ビッグシルエットのカーディガンの下に、ツヤのあるキャミソールを着ています。ざっくりとしていて、カジュアルなニットに、このツヤが加わるだけで、全体の印象をグッと女らしく見せてくれます。ちょうど今季は、とろみのあるツヤ素材のアイテムも豊富な時期なので、こんなアイテムを探すのにも困らないと思います。今回はカーディガンですが、ビッグシルエットのニットやスウェットも多いので、ツヤ感のあるスカートを投入するのもおすすめです! “女っぽさ”で、“ほっこりおばさん”を解決するテクニック、ぜひ活用されてみてくださいね」

PROFILE 川上 さやかさん

スタイリスト。

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