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浮気を繰り返したり、ちゃんと働く気力がなかったり、お酒の失敗が多かったり、モラハラやDVなど、ダメ男ばかり引き寄せてしまうという場合。
どうしてみんなこうなんだろう・・・、そんな風に、相手のほうへ意識が向きがちですが、ちょっと自分を振り返ってみてください。
あなたは、「尽くす女」ではないでしょうか？

あなたが、尽くしたい、または、尽くさないと愛してもらえないと思い込んでいるから尽くしてしまう、母性本能が大きすぎてなんでもやってあげてしまう、というような場合、あなたの「尽くしたい」「やってあげたい」という願いを叶えるために、あなたの付き合う男性はどんどん「ダメ男」になっていきます。
彼が「ダメ男」になることで、あなたはもっともっと彼にいろいろとやってあげることができたり、尽くすことで彼の愛情を引こうとすることができるわけです。
本当に、あなたの願いは叶うようにこの世界はできているのです。そして、パートナーシップというのはつねにそうしたバランスの上に成り立っています。

この流れをたち切る方法はただひとつ。「尽くす女」「やってあげる女」をやめることです。
尽くすこと＝愛情の深さではありません。尽くしてしまう、というのは、自分への自信のなさの裏返しであることが多いでしょう。
また、しっかりしたできる女性ほど、人間としてちゃんとしなければいけない、という思いからなんでもかんでも自分一人でやろうとして、できる自分でいたいがために、相手は「ダメ男」になってしまう、という場合もあります。

ダメ男を引き寄せることをやめるには、尽くす代わりに、尽くしてもらうことを始めましょう。
まずは、小さなことからお願いしてみる、欲しいものをおねだりしてみる、デートでは自分の行きたいところや食べたいものを優先する、ということを心がけてみてください。
そして、自分でリクエストしたことをパートナーが叶えてくれたときには、思いっきり喜んで、ありがとうと言って感謝しましょう。
できる女性タイプの人は、自分でできるようなことも、あえてやらないで男性にやってもらう機会をつくっていきましょう。

男性は、誰かのために何かをして喜ばせることでどんどん成長しますし、逆に、女性は男性に自分の要求を満たしてもらうことで、ふたりの間にいいエネルギーの循環が生まれていきます。

また、ちゃんと働かない、お酒を飲んでばかりなど、ちょっとしたダメ男の場合はこの方法でいいと思いますが、DVなどさらにひどい状態の場合は、まずはその男性から離れ、とにかく自分を労って、自分に優しくする、そして、自分のいいところを数え上げてほめつづけて、自分を愛してください。あなたが自分を立て直さない限り、彼が変わっていくということはありませんので、彼を変えようとするのではなく、自分に優しくするようにしていきましょう。

奥平亜美衣

1977年、兵庫県生まれ。ごくごく普通の会社員兼主婦生活を送っていたが、2010年に『アミ 小さな宇宙人』（徳間書店）に出会いスピリチュアルの世界に足を踏み入れる。『引き寄せの法則』に従って実践したところ、現実が激変。その経験を伝えるべく立ち上げたブログが、わかりやすいと評判になりついには出版という夢を叶えた。