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冷蔵庫の中をスッキリさせる「まとめワザ」で食材のムダも解消! [mi-mollet]

2018年08月25日(土) 14時10分配信

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

冷蔵庫の中がすっきりと片づいていれば家の中もすっきり! テレビや雑誌の依頼で一般家庭や有名人宅の“冷蔵庫”を数多く見てきた料理研究家・島本美由紀さんは、「冷蔵庫は使う人の暮らし方を映し出す“鏡”のようなもの」といいます。新婚当時はなんでもかんでも詰め込んでいた冷蔵庫を見直し、試行錯誤の末に今では“冷蔵庫のスペシャリスト”と呼ばれる存在に。島本さんが実践している冷蔵庫の使い方をまとめた著書『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき時点』から家事をぐ〜んとラクにするために最も大切な「3つのポイント」を教えていただきます。
今回は3回シリーズの2回目。「まとめる」3つの技術をご紹介します。

「まとめる」で冷蔵庫は格段に使いやすく、食材のムダも防げる!

今までの使い方を一気に変えるのは、手間と時間がかかって大変です。もし何から取りかかるか迷ったら、「まとめる」から始めてみましょう。野菜を種類別にまとめる、よく一緒に使うモノをカゴやトレーに一括する。見た目と感覚でモノを大まかに分けるだけでも十分に効果があります。
新しいモノを入れるついでに「まとめる」を意識して、見やすく、出し入れがラクになったと感じたら大成功です!
まとめ方のヒント・ジャンル分け収納でモノの管理がラクになる

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

まとめ方のヒント・ジャンル分け収納でモノの管理がラクになる

1.保存できる期限で分ける

消費・賞味期限が長いモノは、カゴやトレーにまとめて冷蔵室の上段や奥で保存。期限が短いモノや開封後は日持ちしないモノ、作りおきや下ごしらえした食材は、中段や下段、手前側など目につきやすいエリアにまとめる。
2.使うタイミングで分ける

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

2.使うタイミングで分ける

同じタイミングで使うことが多いモノは、まとめておくと探す手間が省けて便利。たとえば、ジャムとバターなどの「朝食セット」、梅干しやふりかけと海苔の「お弁当セット」などカゴやトレーにまとめると、一度に出し入れできる。冷蔵庫のドアの開閉時間が短くてすむので節電になり、残量もひと目でわかるので食品も有効に使える。
3.種類やかたちで分ける

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

3.種類やかたちで分ける

期限やタイミングで分けにくいモノは、種類やかたちで大まかに分類。ドアポケットに入れるモノは、種類にこだわらずボトル、チューブ、袋など容器のかたちでざっくり分けるのも一つの方法。ボトルは高さをそろえて1ヵ所に。散らばりやすいチューブや袋入りのモノは、カゴ、ペットボトル、保存袋などを利用した「まとめる&立てる」ですっきりと収納できる。
【まとめる技術1】 増えやすい、散らばりやすいモノは1ヵ所にまとめる

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

【まとめる技術1】 増えやすい、散らばりやすいモノは1ヵ所にまとめる

食材が迷子になるのを防止するのは「まとめる」のが一番です。保存期限や種類が同じもの、一緒によく使うものなどをカテゴリー分けし、場所を決めて収納します。たとえば、小袋入りの醤油やたれ、保冷剤など“捨てるのはもったいない”と冷蔵庫に入れてあるモノ。気がつくと庫内のあちらこちらに散らばってしまう類のモノは、保存する量を決めて1ヵ所にまとめる。カゴ一つと決めて、入り切らなくなったら古いモノから処分するのを忘れないで!

小袋モノはまとめてすっきり、増やさない!

場所を決めて“指定席”を作るのはもちろん、小さなポケットラックやカゴなどを利用した“すき間収納”で保存できる数を限定する工夫が大事。
【まとめる技術2】 ボトルや袋、容器に開封日、保存日を書いておく

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

【まとめる技術2】 ボトルや袋、容器に開封日、保存日を書いておく

市販の食品や食材、作りおき保存するモノを冷蔵庫に入れる際は、開封日や保存した日付を明記すること。保存方法に「常温」と表記がある食品は、開封前なら冷蔵庫に入れる必要なし。ただし、表示している期限は未開封の場合なので、一度開封した食品、使いかけの調味料などは期限内でも早めに使い切れるように、開封日がわかるようにしておく。
【まとめる技術3】 棚板は自在に使いこなして、庫内のスペースをフル活用

『ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典』より

【まとめる技術3】 棚板は自在に使いこなして、庫内のスペースをフル活用

メーカーや機種によってさまざまですが、一般的なのは、棚受けが数ヵ所にあって、間隔を調節できるタイプ。棚板をスライドできたり、たたんだりできるタイプは、手前側を広くあけて使うこともできます。
いずれにしても、冷蔵庫を使いやすくするには、棚板使いの工夫が大事。先に、どこに何を保存するかを大まかに決めて、冷蔵庫使いのポイントの1つ「見せる」を意識しながら棚板の位置を調節しましょう。

島本 美由紀(シマモト ミユキ)

料理研究家。ラク家事アドバイザー。 手軽に作れるおいしいレシピを考案。料理だけにとどまらず、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動。冷蔵庫と食品保存のスペシャリストとして、調理の時短テクニックや整理収納アドバイザーの資格も活かした片づけ方法などを紹介。実用的なアイデアが好評を得て、テレビや雑誌を中心に幅広く活躍中。 『冷蔵庫超片づけ術』(双葉社)、『おもわず自慢したくなる料理のラクワザ333』(河出書房新社)、『冷蔵庫を片づけると時間とお金が10倍になる!』(講談社+α文庫)、『ひと目でわかる食品保存事典 簡単! 長持ち! 節約!』(講談社)など、著書多数。

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