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大人気ミネラルファンデーション コスメ比較 [VOCE]
2018年08月11日(土) 12時10分配信
今、大人気のミネラルファンデ。肌に優しいというイメージが強いけれど、ぶっちゃけ、どうなんでしょう? ミネラルファンデの基礎から人気コスメまで、これを読めばミネラルファンデの全てがわかる!
―ミネラルファンデのミネラルって、どういう意味ですか?
「“ミネラル”は日本語では『鉱物』と訳されます。ざっくりと言えば岩とか砂とか石とかを作っている成分のこと。石英、長石、雲母、輝石、カンラン石など中学校の理科や高校の地学で習ったのを覚えてる人もいると思いますが、こういったいろんな色や形をした硬い固形物たち、ぜんぶミネラルです。『鉱石』という言い方をすることもありますね。化粧品では酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、マイカ、タルクなどの鉱物がよく使われます」
―ということは、地面から掘り出した砂が入っているものをミネラルファンデと言うんでしょうか?
「岩や砂を構成している成分が入ってるんであって、岩や砂がそのまま入ってるわけじゃないですけどね。でも岩石にはいろんな種類の鉱物が混ざり合っていて、その中から特定の種類の鉱物だけを取り出すのはとても大変。ですから最近は、高純度なものを合成によって作ることも多いようです。酸化鉄は赤、黄色、黒と3色種類があり、酸化チタンは白色なのでこの4色を組み合わせれば淡色から濃色まで肌色が作れます。酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、マイカなどの鉱物を細かい粉状にして混ぜ合わせて作ったファンデーションをミネラルファンデーションと呼んでいます」
―その酸化鉄って、なんだか逆に肌に悪そうじゃないですか? だって酸化しているんですよね?
「すでに酸化していれば、物質は安定していますからね。肌の上でこれ以上は反応しませんから、安心なんです」
―ああ、そういう考え方ですか……。
「酸化鉄や酸化チタン、酸化亜鉛などの酸化鉱物はそれ自体はとても安定しているわけです。しかし酸化チタンには『光触媒作用』といって、光のエネルギーを受けると、自分の周囲にある物質に化学変化が起きるのを促進する働きがあります。肌の上でいろんな化学反応が起きてしまっては困りますよね。だから多くの場合、酸化チタンはシリコーンやステアリン酸などの油やシリカなどの粉体で表面をコーティングしたものが使われるんです。油や粉で表面をコーティングすると、きれいに分散して発色が良くなったり、パールのような輝きが出せたり、肌当たりが良くなるなど、さまざまなメリットがあります。そのため、光触媒作用がない酸化鉄など他の鉱物も表面をコーティングすることがあります」
―そもそもミネラルファンデとは、肌トラブルのある人が安心してベースメイクできるように、アメリカのドクターが開発したものだそうです。でも、どういう点が肌に優しいんでしょうか?
「ルースタイプのサラサラした形状の場合、油など接着作用のある成分を使用していません。配合されているのはミネラルの粉だけなので、石けんなどで簡単に落とせる点が肌に優しいといわれるゆえんなのでは」
―確かに、ミネラルファンデって最初は粉タイプが主流でしたね。いまはリキッドやクリームタイプも発売されていますけど。
「ルースタイプのものは、ミネラル(鉱物)だけで作ったファンデーションという意味ですよね。それはわかるのですが、リキッドやクリームのものだと、あれって何なんでしょうね(笑)? たぶんミネラル(鉱物)を配合したファンデーションという意味だとは思うのですが、それだけだとむかーしからある普通のリキッドファンデやクリームファンデと同じなんですよ。鉱物(着色剤)を油に混ぜたり乳液やクリームに混ぜたりして作るのがファンデーションなんですから。ミネラル配合だと自然っぽくて肌に優しそう、というイメージがあるようだからミネラルを配合していることを強調したいということなのかな。よくわかんないです。ごめんなさい(笑)」
―クリームやリキッドになってたら、本来の“肌に優しいミネラルファンデ”という定義からは外れてしまうってことですか?
「石鹸など、油汚れを落とす力が弱めの洗顔料でも簡単に落とせるということを「肌に優しい」というのなら、外れてしまうかもしれません。でも肌に優しいというのは、そういうことだけではないですからね。プレスト、クリーム、リキッド、ルースそれぞれにそれぞれのメリット、デメリットがあるしそれぞれに肌への優しさはあると思います」
「“ミネラル”は日本語では『鉱物』と訳されます。ざっくりと言えば岩とか砂とか石とかを作っている成分のこと。石英、長石、雲母、輝石、カンラン石など中学校の理科や高校の地学で習ったのを覚えてる人もいると思いますが、こういったいろんな色や形をした硬い固形物たち、ぜんぶミネラルです。『鉱石』という言い方をすることもありますね。化粧品では酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、マイカ、タルクなどの鉱物がよく使われます」
―ということは、地面から掘り出した砂が入っているものをミネラルファンデと言うんでしょうか?
「岩や砂を構成している成分が入ってるんであって、岩や砂がそのまま入ってるわけじゃないですけどね。でも岩石にはいろんな種類の鉱物が混ざり合っていて、その中から特定の種類の鉱物だけを取り出すのはとても大変。ですから最近は、高純度なものを合成によって作ることも多いようです。酸化鉄は赤、黄色、黒と3色種類があり、酸化チタンは白色なのでこの4色を組み合わせれば淡色から濃色まで肌色が作れます。酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、マイカなどの鉱物を細かい粉状にして混ぜ合わせて作ったファンデーションをミネラルファンデーションと呼んでいます」
―その酸化鉄って、なんだか逆に肌に悪そうじゃないですか? だって酸化しているんですよね?
「すでに酸化していれば、物質は安定していますからね。肌の上でこれ以上は反応しませんから、安心なんです」
―ああ、そういう考え方ですか……。
「酸化鉄や酸化チタン、酸化亜鉛などの酸化鉱物はそれ自体はとても安定しているわけです。しかし酸化チタンには『光触媒作用』といって、光のエネルギーを受けると、自分の周囲にある物質に化学変化が起きるのを促進する働きがあります。肌の上でいろんな化学反応が起きてしまっては困りますよね。だから多くの場合、酸化チタンはシリコーンやステアリン酸などの油やシリカなどの粉体で表面をコーティングしたものが使われるんです。油や粉で表面をコーティングすると、きれいに分散して発色が良くなったり、パールのような輝きが出せたり、肌当たりが良くなるなど、さまざまなメリットがあります。そのため、光触媒作用がない酸化鉄など他の鉱物も表面をコーティングすることがあります」
―そもそもミネラルファンデとは、肌トラブルのある人が安心してベースメイクできるように、アメリカのドクターが開発したものだそうです。でも、どういう点が肌に優しいんでしょうか?
「ルースタイプのサラサラした形状の場合、油など接着作用のある成分を使用していません。配合されているのはミネラルの粉だけなので、石けんなどで簡単に落とせる点が肌に優しいといわれるゆえんなのでは」
―確かに、ミネラルファンデって最初は粉タイプが主流でしたね。いまはリキッドやクリームタイプも発売されていますけど。
「ルースタイプのものは、ミネラル(鉱物)だけで作ったファンデーションという意味ですよね。それはわかるのですが、リキッドやクリームのものだと、あれって何なんでしょうね(笑)? たぶんミネラル(鉱物)を配合したファンデーションという意味だとは思うのですが、それだけだとむかーしからある普通のリキッドファンデやクリームファンデと同じなんですよ。鉱物(着色剤)を油に混ぜたり乳液やクリームに混ぜたりして作るのがファンデーションなんですから。ミネラル配合だと自然っぽくて肌に優しそう、というイメージがあるようだからミネラルを配合していることを強調したいということなのかな。よくわかんないです。ごめんなさい(笑)」
―クリームやリキッドになってたら、本来の“肌に優しいミネラルファンデ”という定義からは外れてしまうってことですか?
「石鹸など、油汚れを落とす力が弱めの洗顔料でも簡単に落とせるということを「肌に優しい」というのなら、外れてしまうかもしれません。でも肌に優しいというのは、そういうことだけではないですからね。プレスト、クリーム、リキッド、ルースそれぞれにそれぞれのメリット、デメリットがあるしそれぞれに肌への優しさはあると思います」
【ミネラルファンデの人気コスメはコレ!】
ミネラルとオイルでつやめく肌
ミネラル100%のパウダーと7種のボタニカルオイルを配合。オイルが肌の内側を整えてツヤを与え、ミネラルの一種である、マイカ2種が光を反射し光沢感を演出。ブラシで磨くように塗ると、小ジワやキメの乱れもカバー。スキンケア効果もばっちり。
ミネラル100%のパウダーと7種のボタニカルオイルを配合。オイルが肌の内側を整えてツヤを与え、ミネラルの一種である、マイカ2種が光を反射し光沢感を演出。ブラシで磨くように塗ると、小ジワやキメの乱れもカバー。スキンケア効果もばっちり。
欠点の気にならないツヤ肌に
オイルを贅沢に配合し、ジュワッとにじみ出たようなツヤが人気のクリーミィファンデが、美容液成分、UV防止効果を強化。さらに、カバー力もアップしたから、潤いの続く、より均一でナチュラルな肌を目指せる。専用パフでタップするほどツヤが増す仕上がりに!
オイルを贅沢に配合し、ジュワッとにじみ出たようなツヤが人気のクリーミィファンデが、美容液成分、UV防止効果を強化。さらに、カバー力もアップしたから、潤いの続く、より均一でナチュラルな肌を目指せる。専用パフでタップするほどツヤが増す仕上がりに!
ふんわり軽く凹凸の目立たない肌に
100%天然由来のミネラル処方ファンデがリニューアル。凹凸のカバー、透明感の維持、ツヤ感アップ、フィット感の向上のそれぞれに力を発揮する4種類のパウダーを配合。うすづきでナチュラルながら、つるんとなめらかな仕上がりに。ブルーライトもカットする。
100%天然由来のミネラル処方ファンデがリニューアル。凹凸のカバー、透明感の維持、ツヤ感アップ、フィット感の向上のそれぞれに力を発揮する4種類のパウダーを配合。うすづきでナチュラルながら、つるんとなめらかな仕上がりに。ブルーライトもカットする。
進化形ミネラルファンデでナチュラルマットな肌に
ミネラルと天然由来植物の恵みをたっぷり配合。調子がイマイチなときでも安心して使えるやさしさが嬉しい。もちろんファンデとしての機能も優秀で、天然のシリカと呼ばれる竹由来の微粒子パウダーが優れたソフトフォーカス効果を発揮。1日中毛穴レスな肌に。
撮影/小川剛、高橋一輝(近藤スタジオ)
ミネラルと天然由来植物の恵みをたっぷり配合。調子がイマイチなときでも安心して使えるやさしさが嬉しい。もちろんファンデとしての機能も優秀で、天然のシリカと呼ばれる竹由来の微粒子パウダーが優れたソフトフォーカス効果を発揮。1日中毛穴レスな肌に。
撮影/小川剛、高橋一輝(近藤スタジオ)