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今日から始められる5つの“貯蓄実践”術って?[with]

2018年04月13日(金) 12時00分配信

今日から始められる5つの“貯蓄実践”術!

イラスト/平松昭子

今日から始められる5つの“貯蓄実践”術!

今回はすぐに始められる〝らくばる貯蓄術〞をレベル別に紹介。貯蓄術や節約術は、どれも気軽に取り組めるものばかりです!
▼教えてくれたのは、横山光昭さん

家計再生コンサルタント。これまで1万人以上の赤字家計を再生してきた庶民派ファイナンシャルプランナー。無理なく取り組める節約術、貯蓄術を提唱している。『1日500円の小さな習慣』(幻冬舎)など著書多数。

「モノ=お金が姿を変えた状態」

“当たり前の支出”でももっと削れる!

貯蓄術を実践するにあたり、まず認識しておきたいのが「モノ=お金が姿を変えた状態」だということ。
「モノが多いということは、その分お金を使っているということなんです。モノを減らし、シンプルな生活を心がけることで、モノを買う際に必要かどうかを見極める力も研ぎ澄まされて、自然と無駄遣いが減っていきます」
また、水道・光熱費や通信費など、毎月当たり前のように支出しているお金も節約の余地アリ!
「特に、通信費などの固定費は、一度見直すだけで、その後安定して効果が続きますし、大幅な節約が期待できます。食費などの節約も大切ですが、こういった固定費を見直すことを忘れないでくださいね」

らくばるレベル1 ①身の回りの物を3つに分類せよ!

①ジャンル別に3つに分類!

□「本当に必要な物」

□「必要だけど、なくても困らない物」

□「不要な物」

►►不要品を処分して、物に溢れた生活をリセット!

イラスト/平松昭子

洋服、小物、本など大きなジャンル別に、「本当に必要な物」「必要だけど、なくても困らない物」「不要な物」の3つに分類。
「その時に『今は着ていないけど、また使うかもしれないし』などと言い訳せず、『今の自分にとって必要か』という基準で判断。すると、いかに身の回りにいらない物が溢れているのか気づくはず」
不要な物はフリマアプリなどで売るという手も。売っているうちに、物の「現在の本当の値段」が分かってくるようになるのだとか。
「たとえば服は、お店で買う時が一番高いもの。値札を切って一度着ただけで価値が下がります。それに気づけば、『ショーウインドーに飾ってあると、ステキに見えるから、なんでもかんでも欲しくなる』なんてことはなくなるでしょう」
らくばるレベル2 【②財布の使い方】【③水道・光熱費のコストダウン】

イラスト/平松昭子

らくばるレベル2 【②財布の使い方】【③水道・光熱費のコストダウン】

②財布の使い方を工夫してやりくり上手に変身!

►►やりくり上手になると、食費や日用品費を予算内に収める能力が身につく!

決まった曜日に決まった額を財布の中に入れ、1週間その金額だけでやりくりしてみよう。
「まず、食費や日用品に毎月どれぐらいのお金がかかっているかを把握しましょう。たとえばトータルで4万円なら、それを5分割し、月曜日に財布に8千円を入れます。週の前半で使い過ぎて苦しくなってもお金を追加せず、必ず8千円内でやりくりし、翌週の月曜日にまた8千円を投入してください」
これを毎週続けていると、食費や日用品費を予算内に収めるスキルが身につき、週の終わりにお金が余るように。そうしたら、毎週の予算額を少しずつ減らして。

 
③水道・光熱費のコストダウンに着手!

►►電力会社変更や節水シャワーでまだまだ削れる!

「水道を出しっぱなしにしない」「こまめに電気を消す」などは、序の口。水道・光熱費を削る方法は他にもある。
「たとえば、電気代は契約アンペア数を下げることで簡単に節約につながります。また、昔と比べ安価になった節電タイプのLED電球を使うのも効果的です」

最近話題になっている電力小売りの自由化も節約の味方。現在の使用金額等の条件次第では電力会社の切り替えによって割安になる可能性がある。
「さらに、シャワーヘッドを節水タイプのものに替えると、水道代はもちろんガス代も削減できます。節水シャワーヘッドは2000円ぐらいから売っているので、節約効果ですぐにもとが取れるはずですよ」
らくばるレベル3 【④格安SIMで携帯代削減】【⑤ふるさと納税で節税&食費節約】

イラスト/平松昭子

らくばるレベル3 【④格安SIMで携帯代削減】【⑤ふるさと納税で節税&食費節約】

④格安SIMを利用して携帯代を削減!

►►格安SIMは、不便を感じずに月数千円の大幅節約が可能になる!

近年、急速に普及している格安SIM(大手キャリアよりも安い通信サービス)。
「これを利用しない手はないですよ」と横山さんは力説する。「私自身も格安SIMを利用していますが、以前は8000円近かった携帯代が2200円程度で済むようになりました」
でも、「格安SIMだとサービスが制限されてしまうのでは?」と心配になるけれど、メールやインターネット、LINEなどに関してはまったく不便を感じないのだそう。
「通話代はLINEやFacebook Messengerを使うことで抑えられますし、通話代が安くなったり無料になるアプリも様々にある。節約した金額で大手キャリアの解約違約金もすぐにペイできますよ」
⑤ふるさと納税で節税&食費節約を!

►►ふるさと納税は、手間もかからずダブルでお得!

応援したい地方自治体に寄附をする「ふるさと納税」。メリットは何といっても節税効果があること。
「寄附した金額のうち2000円を超える部分について、原則として全額が所得税や住民税から控除されます(控除額には上限あり)。確定申告が不要な会社員などは『ワンストップ特例制度』によって5自治体以内の寄附については確定申告は不要です」

もう一つのメリットは、寄附の返礼品として地域の特産品がもらえること。自己負担は実質2000円にもかかわらず、寄附金額の3~5割相当の肉やお米などの返礼品もある。
「返礼品次第ではリッチな気分になるし、食費の節約にもつながります」
今回ご紹介したのは、どれもすぐに始められるものばかり! まずは気軽に身近なところから、楽にたまる"らくばる貯金"を実践してみましょう。

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