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悪口ばかり言う先輩（以下Sさん）。相手の欠点ばかりが目にいくということは、自分にもコンプレックスがあることの現れ。

人には「承認欲求」という他人から認められたいという感情がありますが、
これは親からの無償の愛情や、仕事での成果など他人から評価されることで満たされていくものです。

承認欲求が強い人は、他人を認めることができず、悪口を言うことで自分を優位に立たせようとする傾向があります。Sさんはまさにその状態なのでしょう。

また、Oさんのように悪口に共感してくれる（と思っている）仲間をつくっては「本音で語り合えている」と、間違った価値観の共有をして自分は一人じゃないと安心しているのです。

でも本来は、他人を下げて自分の存在価値を求めるのではなく、
自分は何ができて、何をするべきなのかを考えて存在価値を見出していく必要があるのです。

悪口を言うのは、それに気づけていないSさん自身の問題なので、Oさんが真剣に向き合ってしまうと、ストレスが増して心がネガティブになるだけ。

では、悪口に巻き込まれないために2つの場面ごとに対処法を知っておきましょう！

・他人の悪口を聞かされる時

・自分の悪口を言われた時

悪口を言っているSさんと一緒になって同調してしまうと、上でもお伝えしたように、他人を下げて自分の存在価値を求めているという価値観に乗っかってしまうことになりますので、同調は避けましょう。

また、周りの同僚に「Oさんもそう言ってた」と言われてしまう可能性もありますので、注意が必要です。

ここは自分の身を守るためにも、決して同調はせず、上手に聞き流しましょう。

悪口を言われたら自分の話にすり替えたり、当たり障りのない返答にとどめておくのが安全です。

例えば「仕事が遅くてウザいよね」と言われたら、「自分なんてこないだ1日もかかっちゃいましたよ～」などと自分の欠点にすり替えたり、「大変ですね」という程度にしておきましょう。



悪口を言っているSさんと一緒になって同調してしまうと、上でもお伝えしたように、他人を下げて自分の存在価値を求めているという価値観に乗っかってしまうことになりますので、同調は避けましょう。

また、周りの同僚に「Oさんもそう言ってた」と言われてしまう可能性もありますので、注意が必要です。

ここは自分の身を守るためにも、決して同調はせず、上手に聞き流しましょう。

悪口を言われたら自分の話にすり替えたり、当たり障りのない返答にとどめておくのが安全です。

例えば「仕事が遅くてウザいよね」と言われたら、「自分なんてこないだ1日もかかっちゃいましたよ～」などと自分の欠点にすり替えたり、「大変ですね」という程度にしておきましょう。

このように悪口を聞かない人というスタンスを見せていけば、次第にSさんもOさんに悪口を言うことはなくなるでしょう。

このように悪口を聞かない人というスタンスを見せていけば、次第にSさんもOさんに悪口を言うことはなくなるでしょう。

自分も言われているんだろうなと思うと気を張ってしまうというOさん。
でもSさんに対して自分の言動に気を遣ってしまうと、「Sさんの評価に合わせた行動」に支配され、Oさんの中でSさんが行動の主体になってしまいます。
そうすると実際に言われた時に深く傷ついてしまうのです。

ここは、Sさんのためではなく、「自分の意思での行動」と認識を持つようにしましょう。

冒頭でもお伝えしましたが、Sさんの悪口はその人の心の問題なので、Oさんが振り回されることではありません。

そもそも悪口を言う人は、自分の承認欲求を満たしたいだけなので、常習的に誰彼構わず悪口を言うものです。

もし悪口を言われても、勝手に相手の価値観をぶつけられている、と受け流してください。

自分はこんな風に見られることもあるんだ、気を付けよう～！と自分にとってポジティブな受け止め方をするようにしましょう。

悪口ばかり言う人と関係を深めてもいいことはありませんので、自分が職場でやるべきことに注力していけばよいのです。

Sさんのように他人の悪口を言う人は、自分に跳ね返って同じように悪口を言われます。
いつまでたっても悪口を繰り返して負の連鎖に陥ってしまう残念な人なのです。

そんな人生悲しいですよね。

Oさんはそんな人に巻き込まれる必要は全くありませんので、
自分のために時間と労力を費やして、
素敵な人生を歩みましょう！

ということで、
今回の合言葉は「悪口は言った人の身を滅ぼす！」。

ではでは、皆さまのよき日々を願って……♥

長谷川ミナ
アラサーの行動心理士。日課は瞑想すること。祖母譲りの強い直感で分かるオーラに加え、行動から見える他人の心理を読み取り、皆さまの日常の悩みやモヤモヤを紐解いていきます。