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ユニクロ、Gap…コスパブランドが「高見え」する3つの配色ルール [mi-mollet]

2017年09月20日(水) 18時00分配信

「コスパブランドを使うと安っぽく見えそう……」と、不安に思ったことはありませんか? でも、大丈夫! 重要なのは洗練して見える“配色ルール”を覚えることだったんです。「流行を上手に反映したコスパブランドは、今っぽいコーデになくてはならない存在」と話すスタイリスト小山田早織さんに、3つの「高見え」配色ルールを教えてもらいました。

★高見え配色ルール1

「ワントーンコーデはトーンの幅を広くする」
グレーやベージュのワントーンは、色のトーンの幅が狭いとただの地味な人になりがち。濃淡の色の幅を持たせることで、華やかなワントーンコーデに仕上がりますよ。たとえば、グレーを主役にしたグラデコーデなら、ほんの少し“白”を加えてみると、女性らしさと抜け感が出ます。その一方で、ベースのグレーより濃い、“チャコールグレー”を引き締め役に迎えることで、全体のトーンの幅が広がりメリハリが生まれます。

『身の丈に合った服で美人になる』(小山田早織・著)より

ユニクロのストールと、羽織りに使用されたGapの杢グレーカーデに混じった白が、軽快な印象に導いてくれます。ユニクロのチャコールグレーのトップスでコーデをスッキリ引き締めて。

★高見え配色ルール2

「ダークトーンのコーデは、ロゴや柄を効かせるとのっぺりしない」
ダークトーンの配色は、かっこよく決まって誰でもおしゃれに見せてくれます。ただし、重苦しいコーデにもなりがちなので要注意。ポイントは、柄やロゴアイテムでリズムをつけること。このスタイリングのような黒×カーキの重い色同士のスタイリングには、ボーダートップスを挟んでみると、のっぺりしません。もし柄アイテムがなければ、ロゴをプラスしてあげても軽やかなコーデが完成します。

『身の丈に合った服で美人になる』(小山田早織・著)より

ハンサムな印象をキープしつつ抜けを出すなら、モノトーンボーダーで少量の白を加えるのがおすすめ。ロゴTもOKです。カーキもブラウン寄りの色みを選ぶと、ミリタリー感が抑えられて挑戦しやすいです。

★高見え配色ルール3

「シルバーやゴールドをアクセントにすると、コーデに立体感が生まれる」
小物できらりと光るシルバーやゴールドを足すことで、全体に立体感が生まれます。淡色、濃色、どちらのコーデにも共通のルールです。グレーのコーデはシルバーと相性がいいですし、ベージュ系のコーデはゴールドがマッチします。たとえばまったりしがちなベージュコーデも、ネックレスやバングル、バッグの金具を意識して効かせると、奥行きが出て計算しつくされたスタイリングに見えますよ。

『身の丈に合った服で美人になる』(小山田早織・著)より

スタバのドリンクから連想した、“カプチーノ”配色。ベースのユニクロのスカートに、シナモンパウダーの役割になったブラウン小物が、コーデのスパイスに。ゴールド小物で格上げすれば完成。
コスパブランドをMIXしたコーディネイトも、配色ポイントさえ押さえれば、大人が着てもしっくりくる、洗練された印象になります。小山田さんが「価格に対するデザイン性の高さや質の良さにいつも驚かされる」というコスパブランド。安っぽく見えない配色を覚えて、上手につき合っていきたいですね。

PROFILE 

小山田 早織(おやまだ・さおり)
ファッション誌『with』『GISELe』などで活躍する注目のスタイリスト。TV「ヒルナンデス!」では分かりやすい説明とリアルなスタイリングが人気となる。現在、花王「エマール」のCMに本人出演中。この春、ディレクターを務めるブランド「TOKYO STYLIST THE ONE EDITION」を立ち上げた。Instagramのフォロワーは5.8万人。

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