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【美白の疑問深掘り!】クマって美白ケアで消えるの? [VOCE]

2017年08月03日(木) 14時30分配信

もっと美白の知識を貯蓄しましょう。

事の始めはVOCE5月号。美白に関する疑問を募集したところ予想以上の回答が。美容知識の深さが伺える難問も多く、全力で答えるため、最強の賢者を揃えました!

Q.1 まぶたのくすみは消えるの?予防法ってあるの?

“繊細な目まわり専用のUVケアをぜひ!”
「原因によって対策はさまざまですが、まぶたはレーザーが照射できないパーツなので何より予防が肝心。UVケアをするほか、ゴシゴシこすらないように」(安倍さん)

Q.2 クマって美白ケアで消えるの?

“メラニンよりも血流重視。アイケアが正解!”
「色素沈着のほか、血行不良や目もとのたるみなどによりできる影など複数の原因が絡んでいるため、トータルでケアできるものを」(安倍さん)

Q.3 やはりシミのできやすさは遺伝が大きいの?

“遺伝より、生活習慣です!”
「遺伝的な要素が大きいソバカスに対してシミは後天的な要因が多い。ただし色白の人はメラニン量が少なくダメージを受けやすいのでシミになりやすい」(千葉先生)

Q.4 ニキビがあるとき、美白ケアはしていいの?

“ニキビ治療にも有効なビタミンCコスメを”
「美白成分はいろいろありますが、ビタミンCは抗酸化作用があり、ニキビ治療でも活躍。メインに配合されているものなら、一石二鳥!」(安倍さん)

Q.5 美白ケアの効き目はUVケアのSPFやPAのように 数値化できないの?

“現段階では、難しい!!”
「世界的にほぼ統一の試験法があり、1~2日で結果が出るUVケアに対し、美白は2~3ヵ月かかって個人差も大。美白剤によって効き方も異なり、比較は困難」(佐藤さん)
Q.6 生理前にシミが濃くなる。ホルモンバランスが関係あるの?

生理の周期表

Q.6 生理前にシミが濃くなる。ホルモンバランスが関係あるの?

“大ありです!”
「妊娠中や生理前にシミが濃くなるケースが確かにありますが、これは女性ホルモンが左右しているといわれています。とくに影響が大きいのが肝斑です」(千葉先生)

Q.7 市販の美白コスメより、クリニック処方の美白剤の方が効くの?

“ハイ。ただし医師の指示に従い、正しく使う必要あり!”
「医師の責任の下、濃度や効果が高いものを扱えるクリニック処方の方が効果は期待できる」(千葉先生)「ただし、つけ心地は市販のコスメより制限されます」(岡部さん)

Q.8 シミ取りレーザーは効きそうだけど、痛そう!!

“麻酔なしで耐えられる人がほとんどです”
「個人差はありますが、熱さや痛みのある場合でも無麻酔で耐えられる程度。シミ取りレーザーは数日間、絆創膏を貼る必要があります」(千葉先生)

Q.9 唇にシミができた……。どうしたらいい?

“唇に使えるバームでケア可能!”
「Qスイッチ アレキサンドライト レーザーなら1回でかなりキレイに」 (千葉先生)抵抗がある人は口に入ってもOKなバームでケアを。
Q.10 美白ケアのゴールは?いつまで続ければいいの?

イラスト/尾代ゆうこ

Q.10 美白ケアのゴールは?いつまで続ければいいの?

“美肌への向上心を持つこと=若さキープに繋がる!”
「美肌欲は無限である以上、ゴールはないと思います。ただ、常によりよい美白ケアを追求し続けることで、肌の老化は遅れるはず!」(岡部さん)

お話を伺ったのは

【イデリア スキンクリニック代官山院長 千葉真美先生】
日本皮膚科学認定皮膚科専門医。豊富な臨床経験をベースに、すっぴんを誇れる肌に導く的確なプログラムを提案。

【資生堂 皮膚科学研究グループ グループマネージャー 佐藤潔さん】
メラニンに関する研究を専門とし、名作HAKUやホワイトルーセントの開発に携わる。美白薬剤研究開発歴は24年!

【ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん】
本誌の人気企画「みよじ刑事」でもおなじみ。化粧品の研究、開発の経験をベースにした科学的な解説に定評あり。

【ビューティエディター 安倍佐和子さん】
女性誌で活躍するほか、トークショー も人気。サーフィンしても白肌を保ち続ける深い知識&テクは、信頼度抜群!

 

 

撮影/当瀬真衣、浜村達也、金栄珠、柏原 力

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