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【足・わき・デリケートゾーン】気になるにおい、解決するコスメあります [VOCE]
2017年05月30日(火) 12時00分配信
汗をかいた後、ぷ~んとにおう……。隣の人、それとも私!?一度気づくと、気になって仕方がない。本当ににおうのか、それとも気のせいか!?においの正体を知って、自分に合う対処法でにおいケアをスタート。
◆わき
においとともに、大量の汗も気になる……。でもご安心あれ!ずっとにおわない、高機能商品が続々登場中!
【対処法1】汗をかいたらこまめに濡れタオルで汗をふこう
「汗がこもると、わき汗やそのにおいが気になる場合があります。濡れタオルでこまめにわきの汗をふいてにおい予防。汗ふき用のウェットシートなども便利です」
【対処法2】制汗剤はにおいの程度で使い分け
「制汗剤はにおいの強度によって使い分けましょう。においが強い人は直塗り、ほのかに気になる人はスプレータイプを。直塗りの上にスプレーを吹き付けるのも、強力なにおい予防に」
【対処法3】疲れるとにおう疲労臭は、服でのケアが重要
「体が疲れると、体内でつくられる有害物質のアンモニアが肝臓で分解されにくくなり、皮膚からにおい物質が放出されます。この疲労臭のケアは服での消臭が効果的。防臭抗菌素材の下着や、衣類用消臭スプレーを活用してにおいを予防」
◆足
靴を脱いだ途端、ムワ~とムレたにおいが気になる足。サンダルの季節が来る前に、足のにおいケアを万全に!
【対処法1】手足の汗は緊張性汗が出る!と感じたら深呼吸
「手足から汗が出て困る……という人の多くは緊張性。出たらどうしよう、と思うとよけいに汗をかき、その大量の汗がムレてにおいが気になり始めます。汗が出て気になるときは、大きく深呼吸。大量発汗が収まります」
【対処法2】足用制汗剤を足の裏や指の間にも塗る
「足の裏には汗腺が多く集中し、足の裏だけで一日にコップ1杯分の汗をかきます。靴の中はムレて細菌が活動しやすい場所なので、足用の制汗剤を足裏全体と、意外に汗をかきやすい指の間にもしっかり塗りましょう」
【対処法3】吸汗性の高いインソールを活用しよう!
「足のにおいを予防するには、できるだけ足をムレないようにすることがポイントです。吸汗抗菌性の高いインソールをいくつか用意して、1日使ったら、乾かして使いましょう」
【対処法4】はいた靴は1日陰干し&10円玉も効く
「湿気を含んだままの靴をはき続けることは、においをため込んでいるのと同じこと。1日はいた靴は陰干しをして、2日続けてはかないように心がけて。はいた靴の中に10円玉を入れておくと、銅のイオンの作用でにおいを消臭できます」
◆デリケートゾーン
生理中や生理前後に、特に気になるデリケートゾーンのにおい。デリケートな場所だからごしごし洗えないし……。人には聞きづらい、アソコのにおい対策法とは?
【対処法1】気になる時は専用シートやミストを活用
「女性の場合、生理前には皮脂腺が刺激を受け、皮脂の分泌が多くなり、その結果においが強くなることもあります。気になるなら、濡れタオルや、デリケートゾーン専用のシートなどでふくだけで十分。また普段から陰部自体がムレないように通気性のよい下着を」
【対処法2】ごしごし洗いはNG。専用の石けんを!
「膣には自浄作用があり、外部からの雑菌の侵入を防ぐ働きがあります。そのため、殺菌作用の強すぎる石けんを使うと、膣を保護する常在菌まで殺してしまう可能性も。シャワーでそっと流すか、専用の洗浄剤を使うように心がけて」
クリニック専売のにおいケアも!
においや多汗で悩んでいたら、一度クリニックに相談するのも手。汗腺の奥にフタをして、におい予防効果が3~5日間も続く、医療用制汗剤も。ただし購入には医師の診察と処方が必要。
お話を伺ったのは
五味クリニック院長 五味常明先生
医学博士。心のケアと外科的手法を組み合わせた「心療外科」を提唱し、体臭・多汗研究所設立。著書は『気になる「カラダのニオイ」をかんたんケア』(PHP研究所)ほか。
(撮影/恩田亮一)
医学博士。心のケアと外科的手法を組み合わせた「心療外科」を提唱し、体臭・多汗研究所設立。著書は『気になる「カラダのニオイ」をかんたんケア』(PHP研究所)ほか。
(撮影/恩田亮一)