• > 『モアナと伝説の海』日本版エンドソングを歌った加藤ミリヤにインタビュー! [ViVi]

『モアナと伝説の海』日本版エンドソングを歌った加藤ミリヤにインタビュー! [ViVi]

2017年04月26日(水) 20時00分配信

時代の声を代弁する歌姫☆加藤ミリヤが誘う私だけの楽園。「心が穏やかになることを感じて欲しい」とミリヤちゃんが約1年ぶりのアルバム『Utopia』を発表。今までにはない作品になったとの言葉通り、彼女が等身大で作った、いつもより大人な世界観。つねに新しい世界をみせてくれるミリヤちゃんが、『幸せで癒やされる世界』へと導きます。

Q.  9枚目のアルバム『Utopia』。タイトルの「楽園」が意味するものとは?

A.
「とくに特別な意味はなくて、直感でユートピアって言葉が浮かんだんです。振り返ると、このアルバムを作っていた時期、自分の心が癒やされるとか、心が穏やかなことってすごく大事だなと思っていたんですよね。『最高なしあわせ』を作ったのもこの頃。世の中はバタバタせわしないけど、反対に自分はすごく落ち着いていて。俯瞰したときにすごく穏やかな自分がいたような感じがして、それってまさに「ユートピア」なんじゃないかなと。みんなにもそんな穏やかな世界を感じて欲しいなと思い、タイトルにしました」

Q. ミリヤちゃんにとって一番の「楽園」の時間はどんなとき?

A.
「ん~、穏やかになれるのは長距離の飛行機のなかかな~。強制的にデジタルオフになることで、いろんなことから解放されて心が平和になれる。連絡もこないし、できることも限られているのがいいですね。小説を書いたり、映画を観たりして過ごす至福の時間です」

Q. アルバムの聴き所を教えて!

A.
「まずはアルバム全体を聴いて欲しいです! 今回はとにかく歌を聴いてもらいたいなと思って作ったので、歌が引き立つよう音数を減らして行く作業をしたり、4つ打ちでビートが速いサウンドやアガる楽曲はわざといれなかったり。今までとは違う部分をみんながどういう風に聴いてくれるのかな?っていうのが楽しみ。自分的には過去のアルバムのなかで一番「普遍性」を意識して作りました。アルバム内で私がよく聴くのは『少女時代』かな。自分が少女だったころを振り返っているんですけど、あのときの不安定でヒリヒリした時期は渦中にいるときは大変だけど、二度と戻れない時間。キラキラした少女時代を思 ってちょっと切なくなる感じが好きです。夜眠る前にお家で聴いてもらいたいですね。あとは、春なのでぜひ『旅人』を聴いて欲しい。私たちは旅人みたいに自由なんだよ、って伝えたい歌。私も旅が好きなんで、新しい季節がはじまる今こそ、みんなもぜひ旅に行って欲しいな」
Q. 『どこまでも~How Far l’ll Go 〜』は初のアニメ主題歌でした

Photo:Toshiaki Kitaoka

Q. 『どこまでも~How Far l’ll Go 〜』は初のアニメ主題歌でした

A.
「ここ最近アニメのテーマソングってすごく注目されているので、話を頂いたときはすごく嬉しか ったですね。同時にプレッシャーももちろんありました。劇中に何回も曲が流れて頭に刷り込まれた状態で、最後に私の歌を聴くという特別なシチュエーションにもドキドキしましたし、今回は自分で書いた曲ではないので歌うのが難しかった。英語バージョンの音源を聴きながら日本語の歌詞を当て込んで行くという状況でのレコーディングだったので、そこはすごく苦戦しましたね。歌ももちろん聴いて欲しいですが、『モアナと伝説の海』は海と緑、自然を感じられてストーリーがすごくいいんです。他の劇中歌もすごく素敵なので、私ももう一度音がいい映画館でぜひ観たいなと思っています!」
ViVi 2017年5月号より

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