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今一番キテるロックバンド! 「SiM」が語る理想のデートって? [with]

2017年01月05日(木) 19時00分配信

噂を聞きつけwith編集部が緊急取材! 一体、彼らの正体とは......?

撮影/彦坂栄治(まきうらオフィス)

有名になりたい! それって格好悪い?

「僕らは幸せ者です。そして今日、こんなに多くのファンの前でライブができました。叶わない夢もある。 けど、俺らは叶えた。夢を叶えるにはやり続けるしかない。(この気持ちを忘れずに)またライブハウスに戻ります!」
10月16日。時刻は20時40分。1万2000人のファンを前に、ボーカルのMAHがこう叫ぶと、地鳴りにも似た歓声がアリーナを包み込んだ。ステージ中央にいるのは男性4人組のロックバンド「SiM」(シム)。結成は’04年。聞けば、幾度のメンバーチェンジやメンバーの重病、所属レーベルからの解雇など、今日に至る道のりは険しいものだった。
「結成後の7〜8年は下積みの時代。SiM目当てでライブを観てくれた人が0人っていう時期もあって(笑)。全国のライブハウスで年間100本以上演奏した年もありました」
メンバー3人が続ける。
「有名になりたい。この気持ちはメンバーみな、強く持っていた。自分たちがいる音楽シーンって、『売れたい!』って思うこと自体を格好悪いことと考える人も多かったりするんです」 (SHOW-HATE)
「もちろんどちらが良いとか、悪いとかではない。でも、SiMは『売れて悪いの?』っていうスタンスで。売れてないクセに(笑)」(GODRi)
「当時はよく、メンバー同士で喧嘩してたね。皆、それぞれに野心みたいなものがあってさ」(SIN)
SiMに転機が訪れたのは’11年。 「事務所移籍後に発表した曲『KiL LiNG ME』のミュージックビデオで火が付いた」とMAHが語る通り、同曲はインディーズ・シーンで異例の100万回超の再生回数を記録。そして’13年には念願のメジャー移籍わずか4年目で横浜アリーナをソールドアウトさせる。

「急成長」。こんな3文字が当てはまる彼らに、そのわけを尋ねた。「単純かもですが、音楽フェスを始め、ライブで『SiMのライブは楽しい』という経験を少しずつ与えられたからだと思います。どこまでこの(成長の)連鎖が続くのか。僕ら自身がビックリしてます」(MAH)
「お客さんの半分近くが女性ファンで。SiMってアー写(マネージメント事務所やレコード会社が公式に提供するアーティスト写真)を見ると強面でビックリされるけど、じつはポップで聴きやすい曲が多いんです。反骨心あるメッセージが含まれた曲もあれば、誰でもどこか共感できる恋愛系の曲もある。その振り幅を楽しんでほしいですね」(SHOW-HATE)

ご覧のとおり、撮影中はモデルのような素晴らしいウォーキングをきめてくれた。最後に、本格初登場の彼らに、「理想のデート」をリッスン!
「映画館デートかな。でも恋愛ものは苦手。とくにキスシーンが気まずくて。どんな気持ちで観ていいか分かりません(笑)」(MAH)
「自分の場合は自宅でかな。気になるコに作ってもらった料理を一緒に食べながらがいいですね」(SIN)

好きな女性の仕草は「照れながら前髪を直しているところ」(MAH)「子供に絵本を読んでいる姿」(SIN)「八重歯を出して笑っているところ」(SHOW-HATE)「無回答」(GODRi)。

SiM(シム)
左から順にMAH(Vo.)、SHOW-HATE(Gt.)、SIN(Ba.)、GODRi(Dr.)。2004年に結成した神奈川県湘南出身の4人組ロックバンド。'13年メジャー移籍。自身が企画する野外音楽フェス「DEAD POP FESTiVAL」(神奈川・東扇島東公園・特設会場にて開催)では2万人以上を動員し、話題に。横浜アリーナ公演の様子を収めた最新映像作品も発売予定。

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