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クレジットカードの年会費を回収するには、カードの支払額がいくらあればいくらの還元があるか、それが年会費を上回っているか、を計算する必要があります。

ですがまずは、デルタ航空のマイルのお得情報についてお伝えしておきますね。今デルタ航空は、ＡＮＡやＪＡＬなどアライアンスが異なる国内線に乗った場合でもマイルが貯まる「ニッポン　500マイル・キャンペーン」を実施しています。2017年の３月までとなっていますが、ここ数年ずっと延長され続けているので、これ以降も続くかもしれません。このように、デルタのクレジットカードに変えなくても、キャンペーン申請をおこなってマイルを増やすという方法がありますよ。

デルタのクレジットカードを検討される場合ですが、「デルタ　スカイマイル　ＪＣＢカード　テイクオフカード」であれば、年会費が1500円なので検討しやすいかもしれません。ショッピング100円で最大1.5マイルが付与されますし、デルタ航空券を購入した場合は100円で最大３マイルが付与されますよ。そこでまずは、自身の年間のお買い物合計金額をもとに、デルタのテイクオフカードで貯められるマイルを出し、それを航空券代に換算したらいくらになるか出してみてください。そのうえで、今お使いのカードの還元額と比較して検討されるのが良いかと思います。

デルタに特化するとこうしたお話になりますが、一般的なクレジットカード選びについても整理しておきますね。

たとえば年会費無料で0.5％の還元率というカードと、年会費が１万円で１％の還元率というカードがあるとします。この場合、１年間に200万円以上をカードで支払っているなら、年会費を１万円払っても２万円分の還元があるので元はとれる、という計算になります。先ほどもご説明いたしましたが、マイレージでの還元の場合は、いくら分の航空券になるか換算したうえで、元がとれるかどうか計算してみましょう。ただし年によって飛行機に乗る回数が変わったり、カードでの支払い額の差が激しかったりする場合は、年会費無料のものにしておくほうが安全です。

お得になるカードの入り方ですが、年会費無料のものですと、基本的には0.5％のポイント還元率だけど特定の店で買い物した場合は５％のポイント還元がある、といったものが一般的です。ですから、年会費無料で１％の還元率があるものは、比較的お得と言えるでしょう。有名なところでは楽天カードやリクルートカードがありますね。

そして最近では、LINE Pay カードもオススメです。これは今年の３月から始まったもので、プリペイドタイプという決済方式です。つまり、先にお金を入れるというシステムですね。このLINE Payカードは、使った額の２％がポイントとして付与されます。先にお金を入れますから、作るのに収入等の審査もありません。ただし補償が10万円までしかありませんので、落とさないようにするなど管理には注意が必要です。が、純粋に“お得”を追求されるなら、こちらを検討されるのも良いかと思いますよ。

他にも、ネットを検索すれば、クレジットカードの比較サイトはいろいろ出てきます。そういったものを調べたうえで、ご自身の使用状況と照らし合わせ、一番お得だと思うものを選ばれて下さい！

いかがですか？
風呂内先生の回答、ぜひご参考になさってください。