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楽に痩せてリバウンド知らず!簡単すぎる「味覚ダイエット」 [FRaU]

2016年11月21日(月) 19時00分配信

歳をとるにつれ、少し痩せるのですらものすごい努力が必要になる。やっと痩せた!と思ったら、次はそれをキープし続けるのに、それまでのダイエット並みの苦労……。とはいえ、忙しいわたしたちには運動する時間はあまりないし、食べたくないものばかり食べる制限を長く続けるのは無理、というのが正直なところ。

しかし、これまで常識とされてきた“運動+食事制限をしなければ痩せることはできず、そのあとも継続しなければ痩せたままでいられない“という知識自体が、そもそもの間違いだとしたら?
いままでのダイエットの概念を覆す、新ダイエット法を提案します。
ダイエットをしたあと、 そのまま痩せたままでいるのは 簡単 だった!

ダイエットにはリバウンドの悩みがつきもの

ダイエットをしたあと、 そのまま痩せたままでいるのは 簡単 だった!

世の大半の人が痩せたいと思っているのが、「あと2~3kg」。そのために運動や食事制限をがんばって痩せたのに、その後すぐリバウンドして、結果元の体重より増えたなんて人も多いはず。それはただ「痩せる準備」をしてからダイエットに挑んでなかっただけだった!
“痩せる“と“痩せたまま“では、必要な努力が異なる

痩せたままでいるには別の努力が必要

“痩せる“と“痩せたまま“では、必要な努力が異なる

上図(1)の「2~3kg痩せる」という目標の場合、ほとんどの人が食事制限も運動も自分で努力。

(2)の「10kg以上痩せる」の場合は、栄養管理や運動などをトータルサポートする専門的な施設などを利用することが多くなる。

(4)の「10kg以上痩せたまま」でいるのは、今の生活とガラッと変わった生活をしなくてはいけないため、ほぼ無理と言ってもいいほど。

一方、もっとも需要のある(3)は、多くの人が痩せる時の生活を続けないとキープできないと思っているが、これは大きな誤解。2~3kg痩せた後は、ほとんどの人が食事は完全に元に戻していい。これはグッドニュース!!

ダイエットの前に 自分を知ることが必要

痩せる時は、基本的に「食事制限」に尽きる。1日あたりに減らす量によって、目標体重までの時間が短くなるが、1日に200kcal減らすと想定しよう。とはいえ、すでにここから難しい。なぜなら、自分が1日にどれだけ食べているか分からないから。

飲み会があれば増えるし、忙しくて食事を抜く日もあるので、人が1日に食べている量はバラバラなのだ。しかし、1週間~2週間という単位で見るとほぼ一定になる。その量などを「Di理論」のシステムで算出してからダイエットに挑むのが、成功の秘訣。

実は1日に200kcal減らすのは簡単なので、失敗のないダイエットをサポートするために、まずは食事・運動カロリーを算出しよう!
身体活動を増やす? それとも食事を減らす?

運動と食事制限、どちらが有効?

身体活動を増やす? それとも食事を減らす?

人間の脳は食事を我慢できないので、減量後にほとんどの人の食事量が元に戻ると考えるのが自然。食事を少し減らすことがキープできないと思ったら、その場合は、2~3kg痩せたら食事の量は何も考えずに元に戻して、身体活動を100kcal分くらい増やしてみよう。ただ、事前に痩せた後に毎日+100kcalの身体活動ができるかというシミュレーションをしておくことが大切。

実は例えば駅の地上入り口を家から遠い方を選んで入る、などちょっとしたことで実現できるが、こういうプランニングが事前にできていないため、リバウンドしてしまう人が多い。運動したくないという人は、その100kcal分だけ食事を減らす継続的な方法を探ろう。
「味覚ダイエット」を提唱するのは……

予防医学研究者 石川善樹 先生

「味覚ダイエット」を提唱するのは……

予防医学研究者 石川善樹 先生
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科を卒業、米国ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。ビジネスパーソンを対象にした講演や、執筆活動を幅広く行っている。著書に『最後のダイエット』(マガジンハウス)など。

FRaU 2016年12月号より

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