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日本の美しさが静かなブーム! 「和婚」が素敵な映画3本 [with]

2016年10月18日(火) 18時00分配信

撮影:福田竜也/アフロ

“あなたの色に染まります”という気持ちを込めた「白無垢」。大きくて丸い形が可愛らしい「綿帽子」。ゴージャスで上品な「文金高島田」。凛とした美しさやしとやかさ、非日常の美しさが魅力の和の結婚式。海外での日本人気の高まりの影響なのか、最近では和婚を選ぶ若いカップルも増えているのだとか。ということで今回は和の結婚式が美しい映画3本をピックアップ。結婚まであと一歩の人も、まだまだ予定がない人も、こんな和婚がしたい!といろいろ妄想を広げてみてくださいませ!

『縁(えにし) The Bride of Izumo』

結婚を1か月後に控え、自分を育ててくれた祖母を亡くした真紀は、その遺品の中に見つけた婚姻届けの夫欄に記入された「秋国宗一」という人物を捜し、祖母の故郷である出雲へ降り立つ。出雲の自然と宗教を背景に、揺れながらも新たな一歩を踏み出すヒロインを描く。波をかたどる大きめの「青海波」の地模様が華やかな白打ち掛けは、ふっくらとした質感もステキ。佐々木希の花嫁姿は透明感も抜群。

『トワイライト ささらさや』

愛する妻と娘を残し突然の事故で死んだユウタロウは、息子を抱えた世間知らずな妻サヤを心配するあまり成仏できず、例となってさまざまな人に憑依し、母子を見守り続ける。小さな「ささら町」を舞台に、人々のつながりを笑いと涙で描く。ヒロインのさやを演じる新垣結衣の祝言は、白無垢に角隠しで凛とした印象。うなじが見える和の色っぽさも、綿帽子にはない魅力。

『最後の忠臣蔵』

赤穂浪士の討ち入りから16年。遺族を捜して助ける生き残りの寺坂は、討ち入り前夜に逃亡した盟友・瀬尾孫左衛門と再会する。彼はその汚名に耐えながら、密かに託された大石内蔵助の隠し子・可音を育て、嫁がせようとしていた。桜庭ななみの可憐な花嫁姿は、時代劇らしい本格派。純白とは違う優しい真綿色の白無垢やしっかりめの白塗りも、クラシックで清楚な顔立ちにぴったり。

with 2016年11月号より

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