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福岡の伝統工芸を初体験できる! おとなの贅沢旅とは? [おとなスタイル]

2016年07月02日(土) 09時00分配信

福岡で伝統工芸体験のできる旅をふたつご紹介。

昔ながらの技術を体験し、日々の暮らしに取り入れる。そんな贅沢な“わざわざ旅”です。
藍は鮮やかになり、白はより白くなる

築120年の染め場では、奥さんと息子さんも作業をしていた。「染料は醗酵しているので"生き物"なんです」

藍は鮮やかになり、白はより白くなる

「体験に参加すると、そのおもてなしに、工房を出る頃にはすっかり山村さんのファンに」
福岡店のスタッフがそう語るのは、藍染絣(あいぞめかすり)工房の山村健さん。
「織物はでき上がったときが最高ではなく、洗っていくことによって進化するんです」
200年の歴史を持つ久留米絣。
「生産者の顔が見えるものを身につけるというのは、おとなの贅沢ではないでしょうか」

ハンカチで、藍染めの工程を1時間ほどで体験可(¥2000/1人 要事前予約)

DATA
◆ 藍染絣工房 山村 健さん
400年以上親しまれる“生きた雑器”づくり

窯元の太田哲三さん。

400年以上親しまれる“生きた雑器”づくり

福岡空港から車で1時間半。44の窯元が道々に並ぶ窯元街道のうちの一つ、小石原(こいしわら)焼の太田哲三さん。
「ここ数年、おとなに加え、若い人も増えました。こんなところまで、本当に“わざわざ”ですよ」
400年以上の歴史がある小石原焼は、使うための“日常雑器”だ。
「唇の当たり方や深さなど、使ってみて善し悪しを調べます。ときには違うあがりになることも。“ふぞろいの魅力”があります」

(手前から)皮鯨¥2000、徳利¥5000、おちょこ各¥700、とびかんな¥3000。

日常に使える品々がずらり。

体験教室は毎月2回(お店とはまた別の場所なので、要問い合わせ)。

DATA
◆太田哲三窯元
≪推薦人≫
D&DEPARTMENT 福岡

おとなスタイルVol.2 2015冬号より
(撮影/東花行)

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