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たるみを改善する食事ってありますか?【ビューティQ&A】 [VOCE]

2016年06月28日(火) 12時30分配信

たるみを改善する食事ってありますか?

今回の【ビューティQ&A】は、食!予防医療チーム「ラブテリ」を主宰し、食に関する調査・研究・啓蒙活動を続けている、予防医療コンサルタントの細川モモさんが回答してくれました♪

Q:たるみ対策に良い食生活ってありますか?

A:あります! 年を重ねるとともに誰もが気になるようになる“たるみ” 主に筋肉量の低下から起こることですが、女性は30代を過ぎますと筋肉量の低下が本格的に進んでいきますので、体型や顔の変化が目につくようになります。

むくみを放置するとたるみの原因になることもわかっていますので、必要以上に筋肉量を減らさず、むくみにくくなる食生活を意識しましょう。

筋肉維持の大敵はカロリー不足!

たるみや冷えが気になる〜と言っておきながらパンやパスタ、スムージーだけという食生活をしていませんか? さらに、ジュースクレンズや断食で食事を絶ったりしていませんか? 筋肉の大敵はカロリー不足ということはご存知でしょうか。アスリートや自衛隊が1日3,000kcal〜1万kcalものカロリーを摂取するのは、筋肉量を維持するためです。必要なカロリーが不足すると、筋肉は肝臓で分解され、ブドウ糖になることでエネルギー源として使われてしまいます。筑波大学で行われた研究では、3ヶ月間カロリーが足りない食生活をすると筋肉はー5歳分も低下をしてしまいます。食事を抜けば痩せる、というのは筋肉を犠牲する考え方。その分、たるみ・むくみ・冷えの三重苦に見舞われてしまいます。たるみたくなかったら筋肉が代役を果たさずに済むよう、必要なカロリーをしっかり摂ることを考えましょう。

加圧やピラティスなどのトレーニングをしているなら“3食均等な量のたんぱく質”が筋肉量を1.25倍に増やしてくれますよ!

なにはなくとも片手手のひら一盛りのたんぱく質を

筋肉を守る食事にはルールがあります。残念ながら筋肉の材料は体内には存在していません。筋肉を作るために必要となるアミノ酸は食事の中(たんぱく質)に存在するものです。トレーニング量が同じ人たちを5群に分け、たんぱく質の摂取量を多い〜少ないに分けて食べてもらったところ、筋肉の分解量は食べなかった群がもっとも多く、食べていた人ほど筋肉が守られたことが報告されています。肉・魚・大豆・卵とおやつの乳製品は筋肉の大好物!

世界一の美女の卵たちが集うビューティーキャンプでも“毎食片手一盛りのたんぱく質を食べる”ことをルールとして伝えています。残念ながら20〜30代女性の食生活ではたんぱく質の不足率は89%と高すぎる状態。

むくみに悩まされている人はおやつの食べ過ぎ!?

むくみも放置するとたるみの原因になりますから、しっかりケアしたいところ。むくみやすさにも筋肉量が影響していますので、筋肉量が少ないことはむくみとたるみを同時に引き起こします。むくみやすい女性の食生活の傾向としては「朝ごはんを食べていない」ことと「おやつを多く食べている」ことです。結果として、体温が午後まで上昇しきらず、むくみを予防するカリウムの摂取量が少なくなります。むくみ予防にはマグネシウムというミネラルも欠かせませんが、これもおやつを多く食べる人は不足しがなミネラルです。逆に水分を溜め込みやすい糖質の摂取量はピカイチですから、おやつは単に甘いものではなく、カリウムやマグネシウムが一緒に摂れる海藻スナック(昆布は毎日はNG)や甘栗、ココアなどを選ぶと良いでしょう。

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