フィギュアスケートTV中継でよく耳にするあの言葉!? 意味教えます! [FRaU]
2016年04月07日(木) 18時00分配信
演技中、解説者がよく用いる専門用語。加減点の対象になる行為を示していることが多いため、知っておくと、「ミスなく滑ったように見えて得点が低いのはなぜ!?」という疑問も減ります!
☆エッジエラー
フリップは左足をインサイドに、ルッツはアウトサイドに傾けて跳ばなくてはいけないが、エッジが反対に傾いたりフラットになると、基礎点が7割になるうえ、減点もされてしまう。
☆回転不足
ジャンプの回転が足りない、というミスで、1/4以上1/2未満の回転不足なら基礎点が7割になる。1/2以上不足の場合はダウングレードといって、1回転低いジャンプとみなされる!
☆カウンター
描いているカーブと反対方向にターンをする技をカウンターターンと言い、このターンからジャンプを跳ぶと難易度が高く、加点がつきやすい。
☆タノジャンプ
片手を上げて飛ぶジャンプのことで、普通に跳ぶより難易度が高くなるため加点がもらえる。ロシアの女子シングル・メドヴェージェワ選手はこのタノジャンプを多く取り入れている。
☆GOE
一つ一つのジャンプとスピン、またステップとコレオシークエンスにつく加減点のこと。+3から-3まであり、複数のジャッジが出した点の、最高点と最低点を除いた平均値がとられる。
☆イナバウアー
足を前後に開き、つま先を180度開いて滑る技。荒川選手は背中を反らすイナバウアーを得意としていた。単体での得点はないが、「要素のつなぎ」として演技構成点につながりやすい。
FRaU3月号より
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