• > 【台北近郊の旅】一度は泊まりたい憧れのホテル「ザ・ラルー」 [FRaU]

【台北近郊の旅】一度は泊まりたい憧れのホテル「ザ・ラルー」 [FRaU]

2018年03月23日(金) 12時00分配信

旅をする。その目的は、一体何だろう。美味しいものに舌鼓を打ち、その場所でしか見ることの出来ない景色に感嘆し、漂う空気や香りまでもそっと記憶のうちに閉じ込める。そんな非日常の瞬間をもっと深く味わいたいのならば、更なる贅沢な時間を手に入れるためにほんの少し遠くへ足を延ばしてみるのはどうだろう。最終日、観光地を巡るだけでは得ることの出来ない忘れ難い思い出で、心のメモリーはきっといっぱいだ。

 
「しょう介石の元・別宅」におこもりステイ

Photo:Yuzo Touge

「しょう介石の元・別宅」におこもりステイ

その昔、かのしょう介石がこの地を訪れ、目の前に広がる景色が故郷に似ているということから別宅として選んだ場所が、ここ日月潭だ。その一部、ラルー半島の湖畔の約10ヘクタールという広大な敷地にそびえ立つこのホテルは、当時お付きの人たちが住めるようにと建てられたもの。

【日月潭(リーユエタン)】
台湾中部の南投県魚池郷に位置する、台湾最大の淡水湖。湖の北側が太陽、南側が月の形をしていることからこの名が付けられた。その美しい景観から、国立風景区に指定されており、人気の観光地でもある。遊覧船やロープウェイ、サイクリングなどのアクティビティを満喫することも可能だ。台北からは車や直行バスで約4時間、または電車とバスを使用すれば約2時間30分ほど。ほんの少し足を延ばせば行ける場所だが、絶景を体感すべく宿泊が好ましい。

Photo:Yuzo Touge

2002年にオーストラリア人建築家のケリー・ヒルにリニューアルを依頼し、心地いい風が吹き抜けるヴィラ風のスタイルとなった。

Photo:Yuzo Touge

台湾では「一生で一度は来ないと!」と言われるほど憧れのデザインホテルとして名高く、刻々と移ろいゆく景色をのんびりと堪能するのがおすすめだ。朝霧がかかる早朝、そして台湾八景にも選ばれた荘厳な夕景で、しばし別世界へと身を委ねよう。
この風景を味わいつくすためにここに行く

Photo:Yuzo Touge

この風景を味わいつくすためにここに行く

エントランスをくぐり、フロントの奥へと進むと展望スペースが現れる。そこから望む日月潭の景色に、きっと心打たれるはずだ。湖面へと続くような屋外プールで、ゆったりとした時間を過ごすのも良い。

Photo:Yuzo Touge

おこもりステイの楽しみの一つ、SPAももちろん完備。一番人気のザ・ラルーオリジナルマッサージのほか、エステティシャン2名がフォーハンドで行うストーンを使ったジェイドマッサージも。いずれも、日本から予約が必須。

Photo:Yuzo Touge

レストラン『湖光軒』の看板メニュー、6時間じっくりと煮込んだ埔里紹興東坡肉はぜひ食べておきたい。ゴマのパンにはさんで食べれば、つい笑顔がこぼれるだろう。

Photo:Yuzo Touge

プール横にはレイクビューのティーサロンも。英国式ハイティー(2人分1000元~)も可能だ。

ザ・ラルー
南投縣魚池鄉水社村中興路142號
TEL:04-9285-6888
1泊レイクビュースイート17400元(+10%)~
全96部屋(うちプライベートプール付きヴィラ7部屋)
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。

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