• > 蒼井優が巡る大人の長崎旅「圧巻の歴史的建築を訪ねる」 [FRaU]

蒼井優が巡る大人の長崎旅「圧巻の歴史的建築を訪ねる」 [FRaU]

2018年02月05日(月) 19時00分配信

長崎に来たのは『龍馬伝』以来、7年ぶりという蒼井さん。そのときは観光する余裕もほとんどなく、撮影の取材などで大浦天主堂を少し回ったくらいだったそう。けれどそもそもが福岡の出身。子どもの頃、家族旅行で長崎の街や五島列島は何度か訪れたことがあるそうだ。

「父方のルーツが五島列島だっていう話があって、島にあると言われていた祖父の実家を探す旅に出たことがあるんです。『入り江があって、入り江の向こうの友達を呼んだら声が聞こえたそう』くらいの話を頼りに、それらしいエリアを探して。道中、たまたま道を尋ねた人が、なんと親戚!で、意外とすぐに見つかったのでそんなに大冒険にはならなかったんですけどね(笑)。

昔は家族みんなで熊本や桜島など、九州はほぼ全部回ったんですが、大人になってからはあんまり行けてないですね。福岡に仕事で行ったときに地元に帰るくらいです。忙しくなればなるほど、旅行に行きたくなる傾向はありますけど、今回久しぶりに長崎に来て、やっぱり面白いなって思いました! 和華蘭文化と呼ばれる、日本・中国・オランダの文化が混ざってる感じがすごく分かったし、あと、初めて出島ってこれなんだ!って認識できたのも面白かったですし。車を運転するのが好きだから、次はレンタカーを借りてゆっくり訪れてみたいですね」
歴史的建築を今だからこそまわる

Photos:Norio Kidera 

歴史的建築を今だからこそまわる

外観はまるで、スペインのガウディ!? 塔の形やモザイクを用いた設計はスペインの建築家アントニ・ガウディを彷彿とさせるがそれもそのはず、聖フィリッポ教会と日本二十六聖人記念館を設計したのは建築家・今井兼次氏。日本にいち早くガウディの存在を紹介した人でもある。どちらも、外壁の一部は陶器片を集めて貼ったモザイクでできており、手仕事によって生み出された巨大な壁画は圧巻。

Photos:Norio Kidera 

記念館の道を挟んだ向かいに教会は建っている。この教会は二十六聖人の一人、メキシコ人フランシスコ会修道士聖フィリッポ・デ・ヘススに捧げられたもの。1596年豊臣秀吉の命により京都で捕縛された24名(のちに26名に)は市中引き回しののち、長崎にて処刑された。教会の壁、塔に埋め込まれている焼き物は、聖人たちが歩いた京都から長崎の間にある各地の陶器工房で集められたそう。
日本二十六聖人記念館と聖フィリッポ教会(日本二十六聖人記念館)

Photos:Norio Kidera 

日本二十六聖人記念館と聖フィリッポ教会(日本二十六聖人記念館)

住所:長崎県長崎市西坂町7-8
TEL:095-822-6000
開館時間:9:00~17:00
入館料:一般¥500

JR長崎駅から徒歩5分記念館がある公園下に公営駐車場あり。
●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。

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