- TOP
- > NEWS&TOPICS一覧
- > 本当に効果がある？最新アンチエイジングのウソ・ホント [FRaU]
本当に効果がある？最新アンチエイジングのウソ・ホント [FRaU]
2017年11月17日(金) 18時00分配信
Illustration：Masami Ushikubo
世の中に星の数ほどある「アンチエイジングに効く」と言われている美容のウワサ。実際、その真偽の程ってどうなんだろう？ ちょっぴり気になるアレコレをリサーチ。
話題の頭皮注入エアージェットって？
韓国でブームに。注入のハードルを感じないのであれば、即効性はアリ
美容業界で話題になっているエアージェット。空気圧で頭皮に薬剤を注入し、顔のリフトアップを叶えるというもの。頭皮に打つため跡が気にならず、術後も目立たないというのが魅力。
「少し前に韓国で流行り、最近日本でも導入されつつありますね。ほとんどのマシンがイスラエル製か韓国製。針は使わないものの注入というハードルは変わらないので、そこの部分を熟考してからトライしてください」（クリニックＦ 藤本幸弘先生）
美容業界で話題になっているエアージェット。空気圧で頭皮に薬剤を注入し、顔のリフトアップを叶えるというもの。頭皮に打つため跡が気にならず、術後も目立たないというのが魅力。
「少し前に韓国で流行り、最近日本でも導入されつつありますね。ほとんどのマシンがイスラエル製か韓国製。針は使わないものの注入というハードルは変わらないので、そこの部分を熟考してからトライしてください」（クリニックＦ 藤本幸弘先生）
スーパーフードってどれくらい効いてるの？
あくまで "サポート"であることを忘れず、継続することが大事
忘れてはいけないのが、スーパーフードはあくまで “サポート食品” であるということ。それを飲んでいるから何かが劇的に変わる、目に見えてキレイになるという期待は禁物。ただ最近はスーパーフードをミックスした食品のバリエーションも増え、飽きずに長く続けられるように。何事も継続することが大事。
忘れてはいけないのが、スーパーフードはあくまで “サポート食品” であるということ。それを飲んでいるから何かが劇的に変わる、目に見えてキレイになるという期待は禁物。ただ最近はスーパーフードをミックスした食品のバリエーションも増え、飽きずに長く続けられるように。何事も継続することが大事。
水素、ケイ素って本当にいいの？
しっかり届いて安定しているか、が大事
世の中には「アンチエイジングに効く」というふれこみで水素もの、ケイ素ものが星の数ほどある。どちらも活性酸素の除去に役立ち、「抗酸化作用」というざっくりしたくくりで認識されている存在。
「どちらも体内まで届いて定量化できているかが問題。そこが不明瞭な製品が多いのも事実です」（藤本先生）
世の中には「アンチエイジングに効く」というふれこみで水素もの、ケイ素ものが星の数ほどある。どちらも活性酸素の除去に役立ち、「抗酸化作用」というざっくりしたくくりで認識されている存在。
「どちらも体内まで届いて定量化できているかが問題。そこが不明瞭な製品が多いのも事実です」（藤本先生）
クレンジングが肌を傷めてるって本当？
強い洗浄力で肌に必要なバリア機能を乱しているのは事実です。
密かに注目を集めており、本誌８月号でも特集を組んだ「肌の常在菌」。その観点からも “落とすケア” が見直されつつある。そんな中、９月に発売になった『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』が話題に。
「クレンジングが大切な肌のバリア機能を乱し、乾燥やトラブルを引き起こす一因になってしまうことも」（著者MiMC開発者兼代表取締役 北島 寿さん）
クレンジングをやめるには、日焼け止めやメイクといった肌につけるものすべてを石けんオフできるものに変える必要が。最近はミネラルコスメの選択肢も増えているので、思い切ってシフトチェンジしてみると、万年の乾燥肌が改善されるかもしれない。
密かに注目を集めており、本誌８月号でも特集を組んだ「肌の常在菌」。その観点からも “落とすケア” が見直されつつある。そんな中、９月に発売になった『クレンジングをやめたら肌がきれいになった』が話題に。
「クレンジングが大切な肌のバリア機能を乱し、乾燥やトラブルを引き起こす一因になってしまうことも」（著者MiMC開発者兼代表取締役 北島 寿さん）
クレンジングをやめるには、日焼け止めやメイクといった肌につけるものすべてを石けんオフできるものに変える必要が。最近はミネラルコスメの選択肢も増えているので、思い切ってシフトチェンジしてみると、万年の乾燥肌が改善されるかもしれない。
Splash／アフロ
ミランダがやってるリーチセラピーって？
ヒルに瘀血（おけつ）を吸ってもらう美容法は東洋の伝統的な治療法です。
先日グイネス・パルトロウ主催のグループサミットに出席したミランダ・カー。そこで彼女が話したのは、医療用のヒルに体の悪い血を吸ってもらう「リーチセラピー」。なかなか過激な美容法だが……。
「いわゆる東洋医学的には瘀血の状況を改善するもので、メリットはあります。もともと、瀉血（しゃけつ・血を抜くこと）は若返りの効果があると言われていていて、治療の一環でした。しかしながら、例えばアメリカ大統領のジョージ･ワシントンは治療目的の瀉血のせいで命を落としたと言われています。医療用ヒルは、感染もないので比較的安全ですよ」（藤本先生）。
伝統的な治療であることは間違いないが、トライするかどうかは本人の判断で！
先日グイネス・パルトロウ主催のグループサミットに出席したミランダ・カー。そこで彼女が話したのは、医療用のヒルに体の悪い血を吸ってもらう「リーチセラピー」。なかなか過激な美容法だが……。
「いわゆる東洋医学的には瘀血の状況を改善するもので、メリットはあります。もともと、瀉血（しゃけつ・血を抜くこと）は若返りの効果があると言われていていて、治療の一環でした。しかしながら、例えばアメリカ大統領のジョージ･ワシントンは治療目的の瀉血のせいで命を落としたと言われています。医療用ヒルは、感染もないので比較的安全ですよ」（藤本先生）。
伝統的な治療であることは間違いないが、トライするかどうかは本人の判断で！
●情報は、FRaU2017年11月号発売時点のものです。
【関連記事】
