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得するクレジットカードの選び方・6つのポイントとは？ [with]
2017年03月12日(日) 19時00分配信
イラスト／伊藤美樹
普段何気なく使っているクレジットカード。でも、せっかくだったらもっと上手に使って、さらにポイントを貯めたい！ 自分に合ったカードを使っているか、おトクな使い方ができているか、一度見直してみましょう!! 今回は、クレジットカード選びのポイントを紹介します。
カードのポイントや優待サービスを確認する
「『現金がなくても大丈夫』 と、お金を使いすぎてしまったら問題ですが、きちんと支出を把握しながら、こつこつポイントを貯めれば、大きなメリットに。カードの個性はさまざま。自分に合った一枚を探しましょう」(クレジットカード評論家 岩田昭男さん)
クレジットカード選びのポイントはココ!!
「数多くのカードの中でどれを選べばいい？」「今使っているカードで大丈夫？」……。カード選びに迷ったら、こんな基準をチェックして！
イラスト／伊藤美樹
「ポイント還元率」の高さ
「まず優先したいのがポイント還元率の高さです。『還元率』とは、『支払った金額に対して、何円相当のポイントが貯まるか』を示す数値のこと。たとえば、1000 円の買い物で5円相当のポイントが獲得できるカードの還元率は、0・5%になります。通常のカードの還元率は0・5%ほどですが、中には1%を超える高還元率のカードも出ています」(岩田さん)
「ポイント」の貯めやすさ
「『よく行くお店で利用するとポイントの付与率が高くなる』『普段使っている電子マネーへのチャージでもポイントがつく』『100円 単位でポイントがつく』など、ポイントの貯まりやすさも重要。日頃、どんなところで買い物しているのかを振り返って、無理せず日々の生活の中で自然とポイントが貯まる、ライフスタイルに合ったカードがおすすめです」(岩田さん)
「年会費」が無料かどうか
「あまり使わないカードなのに、高い年会費を払うというのは損。年会費無料とうたっていなくても、『初年度無料。年間に一度でも利用すれば、翌年無料』など、実質年会費が無料のカードもあるのでぜひチェックを。一方、年会費が高くても、その分還元率が高いカードもあります。年会費が有料の場合は、1年間で獲得できそうな ポイントと比較してみて」(岩田さん)
イラスト／伊藤美樹
ポイントの「交換しやすさ」
「ポイントをいくら貯めても、有効に使えなければ意味がありません。『よく行くお店でポイントを使える』『ポイント数が少なくても交換できる』『自分の欲しいものと交換できる』『電子マネーに換えるときなどの手続きが煩雑ではない』といった、ポイントの使いやすさにも注目を。また、ポイントの有効期限を過ぎて、失効してしまうことがないように、前もって確認しておきましょう」(岩田さん)
イラスト／伊藤美樹
買い物などの際の「特典」
「『提携するお店で買い物をしたときに値引きがある』『提携施設で 利用するとポイント付与率が大幅にアップする』などの特典がついている場合も。自分の生活圏を考えてカードを選びましょう」(岩田さん)
★「旅行傷害保険」の条件もチェック！
カードの特典となっていることが 多い、国内・海外旅行の傷害保険。補償の金額や、カバーする範囲が異なるので、細かくチェックを。また、いわゆる「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、前者はカードに加入しているだけで対象となりますが、後者はそのカードで旅行代金などを支払った場合のみが対象です。
★「旅行傷害保険」の条件もチェック！
カードの特典となっていることが 多い、国内・海外旅行の傷害保険。補償の金額や、カバーする範囲が異なるので、細かくチェックを。また、いわゆる「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、前者はカードに加入しているだけで対象となりますが、後者はそのカードで旅行代金などを支払った場合のみが対象です。
「国際ブランド」がどこか
「「Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスなどの国際ブランド。仮に、すでにVisaのカードを持っている場合は、もう一枚はMastercardにするなど、違うブランドを持てば、使えるお店が増えて安心です」(岩田さん)
教えてくれたのは岩田昭男さん
クレジットカード評論家。 月刊誌の記者として活躍した後、クレジットカードの専門家として、取材や記事執筆に携わる。公式サイト「岩田昭男の上級カード道場」にもカード情報が満載。
with 2017年4月号より
with 2017年4月号より
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