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しっぽりデートにぴったり! 誰かに教えたくなる「大人の和鍋」 [FRaU]

2017年01月20日(金) 18時00分配信

Illustration:Ran Tondabayashi

いよいよ本格鍋シーズンが到来! 東京の鍋は年々多様化していて今や日本中、いや世界中の鍋をつつくことができるんです。そんななか、鍋をこよなく愛する〝FRaU鍋部〞の小松めぐみさん、岡田右京さん、鮓谷裕美子さんがセレクトした、この冬食べるべき絶品とは?


東京 新三浦 築地本店の「水だき」


教えてくれたのは……


小松めぐみさん
フードライター。週刊新潮では『記念日の晩餐』を連載中。お歳暮カタログで見つけた「美濃吉」のひとり鍋セットをリピ買い中。「自分で作るなら白菜と豚肩ロースのミルフィーユ鍋。冬の定番メニューになっています」

作りたてのつくねはふわっふわ! 「水だきコース」 Photo:Mayuko Ebina

「白濁したスープの上品なコクとまろやかさが格別でやみつきになりますね。朝締めの若鶏の骨付きモモ肉は驚くほど身離れがよく、自家製ポン酢を付ければ、まろやかな酸味が鶏の旨味を引き立てます」

昭和38年に本場・博多から東京に出店。とろりと濃厚なスープは鶏と水だけで10時間も煮るという。九州の水炊きには欠かせない鴨コウ頭トウねぎ入りの自家製ポン酢であっさりと。夜の営業は全席が個室になるので、プライベート感がある。

Photo:Mayuko Ebina

東京 新三浦 築地本店
東京都中央区築地1-8-1
営業時間:11:30~14:30、17:00~22:00、土・祝の夜~21:30
定休日:日

Illustration:Ran Tondabayashi

ふじ芳 の「うずら鍋」


教えてくれたのは……


岡田右京さん
麻布十番の酒処「十番右京」、J-POP懐メロダイニングバー「歌京」のオーナー。公私を超えて食いしん坊たちと食べ歩くことが多い。「食べ過ぎのリセットには、家鍋。〆は糖質ゼロ麺ですね」

たまらない! 軟骨のコリコリ感「うずら鍋」 Photo:Mayuko Ebina

「うずら肉をスープに入れ、野菜と一緒にいただきます。ちぎったミンチを入れることで醬油ベースのスープがみるみるおいしくなっていく。この鍋を絶品の雑炊までしっかり楽しむために、ほかの料理を食べ過ぎないようにするのがひと苦労(笑)」

浅草橋にある料理屋の名物鍋。骨ごとのうずら肉とひな鶏をなめらかに挽き、つくねにしてかつおだしで煮ることで、心地いい歯ごたえに。骨も入っているおかげで、だしのうまみが一段と増す。

Photo:Mayuko Ebina

ふじ芳
東京都台東区浅草橋4-1-2
営業時間:17:00~23:00(LO22:30)
定休日:日・祝

Illustration:Ran Tondabayashi

味満ん の「ふぐちり」


教えてくれたのは……


鮓谷裕美子さん
「NIKITA」「東京カレンダー」編集部を経て、2017年1月下旬創刊予定の「食べログマガジン」編集長に就任。355日外食で、残りの10日は家鍋。「湯気の向こうの笑顔を見たくて鍋をします♡」

めくるめくふぐ体験! 噛むほどにどんどん繊細な味に。 Photo:Mayuko Ebina

「大きな切り身をハフハフと舌にのせた瞬間、力強いうまみに勢いづいて歯を当てると、豪快に反発してくる身力に征服欲が沸きます(笑)。あまりのおいしさに『ふぐ、今まで淡白だって誤解しててごめん』と謝りたくなるほど」

1人予算は5万円ほどと敷居は高いが、その味わいは一生の思い出になるレベル。煮凝りから始まるふぐフルコースの最後に供されるふぐちりでは、ひれ、くちばし、中骨周りと味も食感も違う3種の身を楽しめる。雑炊には白子も。

Photo:Mayuko Ebina

味満ん
東京都港区六本木3-8-8 WOOビル1F
営業時間:18:00~24:00
定休日:無(4~6月は日、7・8月全日、12月31日~1月4日は休業)
※完全予約制

Text:Mei Hojo Composition:Chihiro Horie Cooperation:Getty Images

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