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ビフォーアフターで見る、これからのリノベーション「30年先も快適に暮らせる空間を」 [おとなスタイル]
2016年11月04日(金) 09時00分配信
離婚を機にひとり仕様にリノベーションをした佐々木久美子さん(56歳)。建築家・山中祐一郎さんにより、3LDKのファミリー向けの間取りからフルフラットな広々とした空間に生まれ変わりました。ホテルのような水回り、空間を目一杯活用したモダンな空間、30年後も快適に暮らせるよう設計された室内を紹介します。
フラットな床が続く バリアフリーに大改造
山中さんに家の改修を相談するうえで、佐々木さんがまず考えたのは予算と変更する範囲でした。
「水まわりのリフォームだけで何百万円もかけて、そのあと工事を繰り返すくらいなら、この機にひとりで暮らしやすい間取りに全面的に変えようと思いました」
当初の予算は1000万円。将来に備えたバリアフリーで、家具のコーディネートも含めたフルリノベーションと、大枠がかたまりました。
約80m2の住まいは、3LDKとファミリー向けの間取り。計画時は長男も同居していたので、個室は2部屋設け、長い時間過ごすリビングを優先して広くとることに。
これまで悩まされてきたリビングへの西日は、LDと個室の配置を東西で逆転させることで解消しています。
バリアフリー対策としては、床が高く段差があった水まわりを、 玄関近くに移動させてフラットに。個室への通り道を兼ねたキッチンは、通路幅が広いので動きやすく、収納の開け閉めもゆとりを もって行えるようになりました。
「水まわりのリフォームだけで何百万円もかけて、そのあと工事を繰り返すくらいなら、この機にひとりで暮らしやすい間取りに全面的に変えようと思いました」
当初の予算は1000万円。将来に備えたバリアフリーで、家具のコーディネートも含めたフルリノベーションと、大枠がかたまりました。
約80m2の住まいは、3LDKとファミリー向けの間取り。計画時は長男も同居していたので、個室は2部屋設け、長い時間過ごすリビングを優先して広くとることに。
これまで悩まされてきたリビングへの西日は、LDと個室の配置を東西で逆転させることで解消しています。
バリアフリー対策としては、床が高く段差があった水まわりを、 玄関近くに移動させてフラットに。個室への通り道を兼ねたキッチンは、通路幅が広いので動きやすく、収納の開け閉めもゆとりを もって行えるようになりました。
廊下を極力減らし、空間を目一杯活用。キッチンを中心にLDと個室をつなげたことで、移動がスムーズに。明るく広々とした印象に変わりました。
■Profile
佐々木久美子さん
ささきくみこ 56歳。
芸能関係の事務所を経営する元夫の仕事をサポート。お母さまの介護を経て、本格的に住まいづくりに着手。趣味は音楽鑑賞とファッション。
『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より
(撮影/蝦名まゆこ)
■Profile
佐々木久美子さん
ささきくみこ 56歳。
芸能関係の事務所を経営する元夫の仕事をサポート。お母さまの介護を経て、本格的に住まいづくりに着手。趣味は音楽鑑賞とファッション。
『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より
(撮影/蝦名まゆこ)