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デヴィ夫人の婚活論『彼氏を最高の男に育てる方法』 [with]

2018年10月15日(月) 17時40分配信

講談社with

とっておきの男性と付き合うより、今付き合っている彼氏や旦那さんを最高の男にできたら・・・。こんな夢のような方法を今回はデヴィ夫人が教えてくれました。果たして男性は女性の頑張り次第で自分好みに育てることができるのでしょうか? さっそくデヴィ夫人に聞いてみましょう。

本当は男性から教養を学びたいけど・・・


みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。

わたくしは今までたくさんの男性とお付き合いをしてまいりました。
ほとんどの方が年上で教養のある方ばかりでした。
特にスカルノ大統領からはたくさんのことを学びました。あの頃のわたくしは吸い取り紙がインクを吸うようにむさぼるように学びを得ました。
尊敬、信頼があり、そして博学。女性は若い頃にそういう男性に出会うことができたら本当に幸せですね。

今の時代はどうかしら?
若い人で魅力にあふれる方はたくさんいらっしゃいます。女性の方が人脈を増やし、いろんな習い事、イベントに参加したり、積極的に自分の人生の幅を広げている方が多いように感じますが、みなさまはどうでしょう。
でも、そういう女性に限って、
「自分に見合ういい男がいない」「あの人がもっとオシャレだったら」「あの方がもっと資産家だったら」なんて嘆いているのよね。
はじめから最高の男を追いかけていたら、世界中どこを探しても見つけることは至難の業。
だったら、あなたの手で最高の男を作りましょう。


まずはルックスから彼を変えよう

日本の男性って、本当におしゃれじゃないのよね。
どうしたら日本の男性はセンスを磨くことができるのかしら?
わたくしが納得いかないのは、元トレンディ俳優のIさん。
素足に革靴がオシャレだなんてテレビで言うもんだから、あれをマネする人がたくさんいるじゃありませんか。
しかも、それが一流のファッショナブルな人のすることのように誤解する人までいるじゃありませんか。
靴下を履かずに靴を履くなんて許せません!
マナーでもファッションでも何でもなくて、間違ったコーディネートね。
だいたい海外で素足が許されるのは、ビーチとヨットの上だけ。
海外の紳士で素足に革靴を履いている男性なんて、一人もいないわ。
もし、あなたの彼氏が素足で靴を履いているなら、今すぐ靴下を履くように伝えてくださいね。

もしあなたが男性を変えたいと思うなら、まずはルックスから始めてみましょう。
ファッションは具体的なアドバイスがしやすいし、その男性がどのぐらい素直にあなたのリクエストを聞いてくれるかを知ることもできるわ。
「こういう髪形をしたらもっとあなたが引き立つわ」
「今の洋服の趣味もステキね。でも、たまにはこういうのも着てみれば」
そう伝えて、彼があなたの言うことを聞いてくれたら、
「やっぱりステキだわ♡」ってたっぷり褒めて差し上げましょう。
男性はとてもプライドが高い生き物なのよ。
だから、彼の自尊心を傷つけないように上手にアドバイスを伝えることがポイント。
そして、彼を褒めながらいい気分にしてあげることが重要よ。
やっぱり人は誰だって褒められると嬉しいものよ。
彼を褒めておだてて、あなたの好きなルックスに変えていきましょう。

ルックスの次は教養とマナー

前にもみなさんにお伝えした22歳年下の彼氏アラン。
アランはとってもイケメンだったけど、新聞も読んだことのない青年だったの。
わたくしはアランを本物の紳士にするために、教養とマナーを一から叩き込みました。
新聞を隅から隅まで読ませることから始まり、為になりそうな本を選別して読ませる。
街では女性を守るために道路側を歩かせ、女性が座るときは椅子を引く。
男性がドアを開け、レストランでは女性のオーダーを伝える。
それはもうスパルタの教育でした。
だって社交界でわたくしをエスコートし、周りの人と会話できなかったら、困るのは彼じゃありませんか。
テーブルマナーから世界情勢、自分の意見を持つことの大切さまですべてを教えました。そのおかげで本物の紳士に彼を変えることができました。
わたくしの場合は彼と年齢が20歳以上離れていたから、彼は素直に言うことを聞いてくれましたけど、みなさんは彼氏と年齢が近い人が多いでしょ?
だったら、なおのこと彼のプライドを傷つけないように、慎重に、そして褒めながら少しずつ教えていくことね。
あなたの会社の上司に合わせたり、あなたの両親との会食のとき、彼がマナーを習得していなかったら、恥ずかしい思いをするのはあなたですよ。
それに社会でいい年齢になってマナーを知らない男性は、仕事で活躍することは難しいでしょうね。そうなると彼が稼いでくれるお金も少ないわ。それじゃあ、つまらないじゃありませんか。
でも、日本にはマナーを知らない成金男がいっぱい。
食事中、パンをムシャムシャ食べたり、音を立てたり(笑)
彼をいい男に育てた先には、あなたの幸せと繋がっています。
彼がいい男になればなるほど、満たされるのはあなた自身なのですよ。

男の人は変えられる!

「人を変えることなんてできない!」
という人もいらっしゃいますが、男の人を変えることはできます。
なぜ、男性を変えることができるかお分かりかしら?

それは男性があなたを愛しているから。

愛している彼女のお願いだったら、やってみよう。
彼女が喜ぶなら、そうしてみよう。
やはり男性を変えるには「愛」の力が必要不可欠。
持って生まれた本質を変えることは難しいと思うけど、習慣的なものは彼の気持ち次第でどうにでもなるもの。
いつもは悪友と飲んでいた彼の時間も、
「週末は一緒に過ごしてほしい」
「会社帰りに~で待っているわ。一緒に食事しましょう」
こう女性らしく可愛くお願いしてごらんなさい。
そうすればだんだんとあなたと一緒に過ごす時間が増えてくるわ。
そこで男性の誠実さも図れるじゃありませんか。

もし、それでもあなたより男友達を優先するような男性だったら、あなたを愛していない証拠。そんな男性は諦めた方がいいわね。

今の彼に不満を持ち続けて一緒にいるより、彼をステキに変えることができたら、お互いの愛ももっと深まるんじゃないかしら。
恋愛はテクニカルに進められる女性から幸せを掴むものよ。
グチを言うよりも、クレバーな方法でみなさまの望みをかなえていきましょう。

では、今回はここで失礼いたします。
みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノ

デヴィ・スカルノ

19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。

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