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スタイリストが指南! アニマル柄の“ケバくならない”取り入れ方 [mi-mollet]
2018年10月02日(火) 14時10分配信
“脱ほっこり”に有効なアニマル素材&柄の正しい取り入れ方
これまで4回にわたって、配色や素材、アイテムの選び方で“脱ほっこり”をめざすテクニックをスタイリスト川上さやかさんに教えてもらいました。今回は、着こなしにスパイスを加えてほっこり見えを払拭してくれる「アニマル柄と素材」について教わります。アニマルアイテムは便利だけれど、使い方を一歩誤れば、ケバい人になってしまう危険性もはらむもの。シンプル派スタイリスト川上さやかさん流の正しい取り入れ方とは?
ミニサイズのファーバッグがカジュアルスタイルに女らしいキレをプラス
「ロゴTやサファリジャケット、スニーカーなど、カジュアル要素の高いアイテムをいくつも取り入れるときは、ほっこり感の払拭に注力します。たとえば、このTシャツのロゴが赤で、ボトムがデニム、バッグはキャンバス地のトートバックに変えたコーディネートを想像してみてください。ほっこりと、平和的な感じに見えるはずです。カジュアルな服装のときほど、辛口な方向にもっていくのが正解なんです。ただし、すべてをハンサムにすると、女らしさが足りなくなってしまうので、ファーバッグを投入。ふわっとしていて、小さいサイズのファーバッグがスパイス的に、よい効果を発揮してくれます。これからの季節は足元に抜けをつくって女らしく見せるのが難しくなってくるので、ファーバッグをぜひ活用されてみてください」
ファーバッグは、ダークカラー×ミニサイズをチョイス
「ファーバッグは、色が明るければ明るいほど、サイズが大きければ大きいほど、ほっこり見えてしまいます。また、ファーバッグは女らしさが高いアイテムだから、スカートを合わせないほうが絶対によいと思っています。女っぷりが高くなりすぎると、洗練された印象になりにくいんです」
アニマル素材&柄を洗練見えさせる、ちょうどよい塩梅とは?
アニマル素材&柄の投入は、コーディネートにひとつまで
「ダークカラーのファーバッグと、パイソン柄のシューズ。一見問題ない合わせに見えますが、全身で見ると、アニマル感が強すぎて、怖く見えてしまいます。大人になればなるほど、アニマル素材&柄の取り扱いには気をつけなければならないと思います。私はコーディネートが完成したら、全身を鏡で見て、“動物動物していないか”を確認しています」
「ダークカラーのファーバッグと、パイソン柄のシューズ。一見問題ない合わせに見えますが、全身で見ると、アニマル感が強すぎて、怖く見えてしまいます。大人になればなるほど、アニマル素材&柄の取り扱いには気をつけなければならないと思います。私はコーディネートが完成したら、全身を鏡で見て、“動物動物していないか”を確認しています」
アニマル感が強すぎると、ただのケバイ人に…
「無意識のうちにやってしまいそうなのが、毛足の長いニットとアニマル柄のスカートの組み合わせ。さらりとしたスカートと素材の変化をつけようと、表情のあるニットを合わせてしまうことがあるかもしれません。ですが、毛足の長いニットは、アニマル素材と捉えます。ケバくて強い感じに見えると、品のよさがなくなってしまうので、気をつけてみてください」
PROFILE 川上 さやかさん スタイリスト