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すぐに収穫できる!【スプラウト栽培】が楽しくて美味しい [VOCE]
2018年08月30日(木) 20時10分配信
スプラウトって何がいいの?
オススメの種類は?
私がスプラウト栽培にハマったのは今年から。実はレストランでサラダに入っていた野菜の芽の美味しさに感動したのがきっかけでした。その野菜は“とうもろこしのスプラウト”だったのです。生で食べられるほど糖度が高いとうもろこしの甘みが感じられる不思議な細長い葉っぱ。そのあまりの美味しさに衝撃を受け、その場でスマホからとうもろこしの種ともやし栽培キットを購入し、以来すっかりハマっています。※「もやし栽培キット」などの名前で市販もされています。
キットは上下に分かれており、ザルのような網が間に挟まれています。網の上に種を置いて種が水に浸からないような構造になっているので、ラクに育てたい方はこういったキットを利用するのも良いでしょう。他にもしっかりシソの香りがして薬味に使えるシソスプラウトや、ごまのような独特の香りのあるルッコラスプラウトなども美味しかったです。始めれば即、味わうことができるのがスプラウト栽培の最大の魅力。ぜひ色々試してみて欲しいです。
栽培の方法は?
<必要なもの>
・種子:市販の種子は農薬等で虫除けの処理がされているものがあるので、「薬剤処理:無処理」と書かれているものを選んでください。
・水を貯められる容器:デザートの入っていたプラ容器や牛乳パックなどでも可。低いほうが収穫しやすいので、背が高いものは10センチ以下くらいにカットする。
・種を置く紙類:ガーゼ、キッチンペーパー、脱脂綿など。
・光を遮断するもの:アルミホイルや紙袋など。
<育て方>
1, 種をざっと洗い、容器に入れて水に一晩漬けておく。
2, 水を捨てて再び種をざっと洗う。小さい種の場合は水と一緒に流さないように注意。
3, 容器の底にキッチンペーパーや脱脂綿などスプラウトが発芽したときに根が張れるものを敷く。その上に洗った種を置く。種が3/5くらい浸かるイメージで容器に水を足し、種が乾かないようにする。
4, アルミホイルや紙袋などを容器に被せ、光が当たらないようにする。
5, 下に敷いた紙類が乾かないように水を補給し、3〜4日生育する。
6, 芽が容器の縁くらいまで伸びてきたら、日に当てる。
7, 1〜2日で黄色い芽が緑色になるので、根元から収穫する。(種子によっては赤色などもともとの色が違う場合もあります)
サラダ以外にも、薬味や飾り、スープに入れるなど様々なレシピで楽しんでくださいね。
※注意点:必ずよく洗ってから食べてください。水をあげすぎると腐ってしまうことがあるので、途中で変な臭いがしてきた場合には諦めて廃棄しましょう。
スプラウトには強い個性があります。芽の状態でも風味がしっかり分かるものも多く、マスタードならピリッと辛味があったり、シソなら真っ赤な色をしていたり、成長した野菜との共通点と違いの比較も楽しいです。水替えだけで簡単にできるので、切り花の世話と同じくらいの手間です。容器の後始末も簡単。すぐに成長するので、「植木を枯らしてしまう」というズボラ女子でも大丈夫。自分で育てた野菜は特に美味しく感じられるので、ぜひ試してみてくださいね。