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デヴィ夫人の婚活論「好きになってはいけない男」 [with]

2018年05月20日(日) 20時00分配信

「好きになってはいけない男」

シュルレアリスムの代表的な作家として有名なサルバドール・ダリとデヴィ夫人。

「好きになってはいけない男」

今回のタイトルもとっても気になりますね。婚活をしているとき“好きになってはいけない男性”が始めからわかっているなら、傷ついたり、時間を無駄にすることもありませんよね。
どのような男性をデヴィ夫人は「好きになってはいけない」と言っているのでしょうか?

人の家庭を壊す愛


みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。

最近のワイドショーは、芸能人の不倫のニュースばかり。
もっと報道されるべきことがたくさんあるにもかかわらず、もううんざりですわ。

ちょっと前、某タレントの不倫スキャンダルが世をにぎわせたことがありました。
優等生のイメージが強かったせいで、連日テレビではバッシングの嵐。
でも、わたくしは彼女に「真実の愛なら貫きなさい」とエールを送りました。

わたくしは愛する男性に浮気をされ、立ち直れないほど心の底から傷ついた経験がございます。
それに人を不幸にする不倫はとても認めるわけにはいきません。

そんなわたくしが某タレントの不倫を応援していると疑問に感じた人もおられたのではないでしょうか。

私が彼女を応援した理由は、男性側の家庭にはもう愛がなく破綻していたから。
それに不倫の関係を清算しても、貫いても同じくバッシングを受けるのよ。
だからこそ、彼女には愛を貫いてほしかったわ。
そうしたら不倫ではなく「純愛」を貫いたと世間に認められることになっていたわ。

でも、人の家庭を破綻させてまでの愛は良くないわね。
その男性に妻子がある場合、家庭を崩壊させてしまう場合、
その原因があなたにあるのなら、因果応報。
必ずその報いはあなたに返ってきます。
だから、家庭のある男性は好きになってはいけないの。


報いを受けた女性の話

これは知り合いのお話なのですが、仕事に成功し、普通に幸せだった家庭の夫と不倫し、その家庭を壊して、そのリッチな男性と略奪結婚した女性がいたそう。
再婚した当初は幸せだったようですだけど、結局、その男性はまた他の若い女性に取られてしまったんですって。
しかも、その女性はあげく子供まで作っていて・・・。
元、不倫相手だった夫との間に子供が生まれたけれど、その子供との関係は最悪で、今では音信不通みたい。

やっぱり、人の家庭を壊した女は、自分に返ってくるの。
それも、忘れていたころ一番ダメージを受ける形になって帰ってくる。

だから、人の家庭に他人が入り込んではいけないわね。
横恋慕して男の人を奪ってしまうと、恐ろしい報いを受けるわ。

男はアクティブな女性になびく


例えばあなたが、奥さんのいる男性を好きになってしまったとするじゃない。
奥様とあなた。
男性はどちらを選ぶとお思い?

正解は、アクティブな(積極性のある)女性。
男性って2人の女性に同時に愛された場合、自分のことを強く求める女性の方へ行ってしまうものなの。

万が一、あなたが築いた家庭を壊そうとする女が出現したとしたら、遠慮なんてしていたらダメね。
押しの強い方へなびいてしまうのが男性なの。
男性に迷う時間を与えないぐらいあなたも戦わないと家庭は守れませんわ。

でも、あなたが旦那様から愛されているなら、絶対に戻ってきますわ。
前にも言ったけど、男性って浮気をするものなのよ。
「遊ぶ」と「愛している」のは別物。
単なる遊びの浮気なら、許して差し上げなさい。


子供にパパが必要なら身を引きなさい

たとえ既に家庭が破綻している男性を好きになったとしても、奥様の方になんの落ち度もなく、お子さんにパパが必要だったら身を引くべきね。
あなたは愛人としてだけで満足していなさい。
その方が気も楽でしょう。誰も傷付けずに済むわ

子供から父親を奪うということは、一番の罪。

そこまでして好きな男性を得ることは可能かもしれないけど、その報いは重いわ。
代償はいつか自分が払うもの。
だから、絶対にそれだけは避けるべきね。

独身男性にもっと目を向けて

なぜだかわかりませんが、不倫とか彼女のいる人とか障害のある愛に限って「運命」だとか思いこんじゃう人が多いのよね。
だからこんなにも幸せになれない女性が増えているのかしら。

男性から求められ、愛し愛する関係はとても素晴らしいわ。
だいたい、世には独身の男性が山のようにいるのよ!
家庭のある男性を「運命の恋の相手」なんて決めつけずに、もっと自由で素敵な独身男性に目を向けるべきね。

婚活をなさっているwith読者のみなさんは、家庭を持っている男性は避けましょうね。
本気で好きになってしまうと、傷つくのはあなたですよ。
深い関係になる前にちゃんと確認をするのをお忘れなく。

わたくしはみなさまが素敵な男性から選ばれることを心から願っております。

みなさま、ごきげんよう。

デヴィ・スカルノ

19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では『東洋の真珠』とうたわれ、デヴィ婦人の愛称で親しまれる。華麗な経歴、そして浮世離れした存在感として講演、コメンテーター、バラエティー、他TV番組等多様に展開。また地球規模で慈善活動を行っている。

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