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あえて日常使いしたい、作家もののガラスコップ&グラス [FRaU]
2018年01月20日(土) 13時00分配信
日用品においての贅沢はとても幅が広い。テーブルウェアやバスグッズなどちょっとの奮発で手に入るものもあれば、最上級のクオリティを求め背伸びして手に入れる一生ものもある。
でも買い物それ自体というよりも、何を手に入れるかあれこれ悩んだり、実際に使ってアイテムの良さを実感しながら過ごす時間こそが、じつは本当の贅沢なのである。
でも買い物それ自体というよりも、何を手に入れるかあれこれ悩んだり、実際に使ってアイテムの良さを実感しながら過ごす時間こそが、じつは本当の贅沢なのである。
用途がひとつの専用グラス
日用品において、用途がかなり限定された趣味性の高いものを手に入れるのは、一番の贅沢かもしれない。専用といえば最近話題になっているのが、さまざまな味や香りの特徴を最大限に引き出すお酒のグラス。多くのメーカーがワインやビール、ウィスキーに日本酒など、それぞれの味をより深く堪能できるように細部までこだわり設計した専用グラスはどれも形状がなんだか変わったものばかり。
実際に使ってみると、これほどまでに味や香りに変化がでるのかと驚かされる。そんな特別なグラスは、お酒の味が引き立つだけでなく、気分までも高まるので、家に帰ってからの晩酌の時間をいつもより格別なものにしてくれる。
実際に使ってみると、これほどまでに味や香りに変化がでるのかと驚かされる。そんな特別なグラスは、お酒の味が引き立つだけでなく、気分までも高まるので、家に帰ってからの晩酌の時間をいつもより格別なものにしてくれる。
東屋の 「BAR」シリーズのカルバドス
宙吹きというベネチアングラスの伝統技法で作られるこのグラスの名は、フランスの有名なブランデーから取ったもの。口当たりがいいこのグラスでワインやブランデーを嗜めば、香りや味の真価が感じられる。
ZWIESELの ウィスキーとシャンパングラス
世界中の愛好家からの支持を受けるグラスは、職人の高い技術で形成されるフォルムが各銘柄の個性を最大限まで際立たせる。
三宅吹き硝子工房の モールぐい呑
赤い縁取りが可愛いこのグラスは、モールが飲み口にかけて広がった形状で冷酒の味と香りが楽しめる作り。吹き硝子特有のニュアンスある表情は、お酒を入れるとより綺麗に映える。
木村硝子店の モールグラス
中心がくびれたこのグラスは料理研究家の渡辺有子さんのリクエストで生まれたもの。シャンパンや発泡酒を入れると、泡が綺麗な揺らぎを見せるようにデザインされている。
瑞々しい雰囲気を生む 透明なガラスコップ
水を入れた時の佇まいに思わず見とれてしまう、美しい表情を持った作家ものの透明なコップたち。丁寧に形成された個性豊かなフォルムは、無機質なガラスなのにどこか温かみが感じられる。
1. laurence Brabant
イル・ド・フランス地方のガラス工房が製作しているモダンなグラスは、海のさざ波のようなニュアンスのある模様がとても新鮮。(laurence brabant & alain villechange)
「スタジオプレパ」の代表作であるヴォーダは、底面にちょっとした突起を作ることでテーブルに接する面積を減らし、水滴で濡れにくいよう工夫されている。(STUDIO PREPA)
大阪を拠点に活動するガラス作家の李慶子さんが製作するグラスは石ころみたいな歪な表情がユニーク。その独特なフォルムは持ってみるととても手によく馴染む。(李慶子)
スウェーデンで100年以上もグラスウェアを製作する「スクルーフ」。ハンドメイドで生み出すグラスは、一点ずつ微妙に表情が違って手作りの温かみが感じられる。(SKRUF)
表面にうっすらと入った揺らぎのある模様がきれいなこのグラスは、香川県のガラス工房「グラスタイム」を主宰する、田井将博さんが丁寧に作り上げているもの。(田井将博)
長野にて吹きガラス技法でデイリーなアイテムを作るここのコップは、厚みや形など使うことで繊細な作りが実感できる。¥4000/アングローバル(MARGARET HOWELL HOUSEHOLD GOODS)
宙吹きで作られたこのグラスは丸みを帯びた優しいフォルムが印象的で口当たりが心地いい。グラスの表面には気泡があってシンプルながらその表情は味わい深い。(TOHO×ref.)
モールドという型にガラスを吹き込み、ひし形の模様を形成した「フレスコ」のグラスは、光を取り込むと表面がキラキラと輝き、テーブルに現れる影までもが美しい。(fresco)
花や線、ドットなど遊び心溢れる模様が入ったグラスは、金沢で活動するガラス作家の辻和美さんのもの。その模様のパターンは300種もあるのだとか。(辻和美)
1. laurence Brabant
& alain villechange
イル・ド・フランス地方のガラス工房が製作しているモダンなグラスは、海のさざ波のようなニュアンスのある模様がとても新鮮。(laurence brabant & alain villechange)
2. STUDIO PREP A
「スタジオプレパ」の代表作であるヴォーダは、底面にちょっとした突起を作ることでテーブルに接する面積を減らし、水滴で濡れにくいよう工夫されている。(STUDIO PREPA)
3. 李慶子
大阪を拠点に活動するガラス作家の李慶子さんが製作するグラスは石ころみたいな歪な表情がユニーク。その独特なフォルムは持ってみるととても手によく馴染む。(李慶子)
4. SKRUF
スウェーデンで100年以上もグラスウェアを製作する「スクルーフ」。ハンドメイドで生み出すグラスは、一点ずつ微妙に表情が違って手作りの温かみが感じられる。(SKRUF)
5. 田井将博
表面にうっすらと入った揺らぎのある模様がきれいなこのグラスは、香川県のガラス工房「グラスタイム」を主宰する、田井将博さんが丁寧に作り上げているもの。(田井将博)
6. MARGARET HOWELL
HOUSEHOLD GOODS
長野にて吹きガラス技法でデイリーなアイテムを作るここのコップは、厚みや形など使うことで繊細な作りが実感できる。¥4000/アングローバル(MARGARET HOWELL HOUSEHOLD GOODS)
7. TOHO × ref.
宙吹きで作られたこのグラスは丸みを帯びた優しいフォルムが印象的で口当たりが心地いい。グラスの表面には気泡があってシンプルながらその表情は味わい深い。(TOHO×ref.)
8. fresco
モールドという型にガラスを吹き込み、ひし形の模様を形成した「フレスコ」のグラスは、光を取り込むと表面がキラキラと輝き、テーブルに現れる影までもが美しい。(fresco)
9. 辻和美+factory zoomer
花や線、ドットなど遊び心溢れる模様が入ったグラスは、金沢で活動するガラス作家の辻和美さんのもの。その模様のパターンは300種もあるのだとか。(辻和美)
●情報は、FRaU2018年1月号発売時点のものです。