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【家族関係Q&A】夫と息子に暴言を浴びせられる毎日。離婚して家を出たい [mi-mollet]
2017年12月08日(金) 14時00分配信
naominさんさんからの質問
Q.夫からも息子たちからもひどい扱いを受け家を出ていきたい……
夫は傲慢で冷たく、「お前は頭が悪い」、「お前はこの家に必要ない」と精神的な暴力を受けています。パートへ行くよう言われ、毎日行っていますが、「頭が悪いからその程度しか稼げない」と言われます。夫は不倫もしています。自分の遊ぶ金を確保するため私をパートへ行かせています。高校生と中学生の息子が私に言う言葉も、「お前なんかいらない」、「出て行け」、「消えろ」、「死ね」ばかりです。家族から必要ないと言われ、この家にいるのが嫌でたまりません。いる意味があるのかと思います。この状況が何年も続いています。子供が成人するまでは、と頑張ってきましたが、そろそろ限界でおかしくなりそうです。未成年の子供を置いて出て行くこと、離婚することはいけないことでしょうか?(50歳)
夫は傲慢で冷たく、「お前は頭が悪い」、「お前はこの家に必要ない」と精神的な暴力を受けています。パートへ行くよう言われ、毎日行っていますが、「頭が悪いからその程度しか稼げない」と言われます。夫は不倫もしています。自分の遊ぶ金を確保するため私をパートへ行かせています。高校生と中学生の息子が私に言う言葉も、「お前なんかいらない」、「出て行け」、「消えろ」、「死ね」ばかりです。家族から必要ないと言われ、この家にいるのが嫌でたまりません。いる意味があるのかと思います。この状況が何年も続いています。子供が成人するまでは、と頑張ってきましたが、そろそろ限界でおかしくなりそうです。未成年の子供を置いて出て行くこと、離婚することはいけないことでしょうか?(50歳)
特別ゲスト 信田さよ子先生の回答
A.本気で家を出たいのでしたら非常に慎重に、計画的に、進める必要があります。
全然、いけないことだと思いませんよ。ただ、離婚をしたり家を出たりということは、非常に詳細な計画を立てておこなわなければいけないことです。弁護士さんにも相談しなければなりません。少し厳しいことを問わせていただきますが、naominさんはそういう段取りを組んだ行動を取る覚悟がおありでしょうか?
このようなことをお聞きしたのは、「嫌だから出ていきたい」と、やや短絡的に思える悩みの書き方をされていたことが気になったからです。私たちは多くの方のカウンセリングをおこなってきましたが、離婚とか家を出るとかいったことは、ものすごく穏便にやらなければ上手くいかないものなのですね。お金の問題も絡んできますから、弁護士さんにもきちんと相談する必要がありますし。ですから本当に家を出て行きたいと思われているのなら、是非カウンセリングに来ていただきたいと思います。私たちはきちんとお話をお聞きして、どう行動するのがベストか提言を差し上げますし、そのための弁護士もご紹介できますから。女性が一人で行動するのはとても大変なことです。やはり第三者のケアや助けを受けながら、実際に行動に移していくということが大事だと思うのですよ。
一番良くないのは、「こんなこと言われたからもう出ていく!」とキレて、いったん家を出たものの、夫に「悪かった」とか謝まられて戻り、またキレては出ていく、と同じことを繰り返すことです。そうすると夫のほうも、「どうせコイツは出て行くと言ったところで本気じゃない」となめますし、子供もそんなお母さんを見て、「言葉が信用できない」ともっと態度が悪くなるかもしれません。ですから本当に嫌なのでしたら、これはものすごく時間をかけて、計画的に事を進めなければならないのです。具体的に言いますと、1年ぐらいのスパンで考えなければいけませんから、「そこまでやる覚悟はありますか?」とお聞きした次第です。
残念なことですが、世の中はそんなに甘くなくて、50歳を過ぎた女性の行き場所は多くはないのが現実です。だからこそ、計画性と覚悟をもってのぞまれてほしいと思います。ご相談いただければ、私たちは上手くいくように全力でお助けしますから。
全然、いけないことだと思いませんよ。ただ、離婚をしたり家を出たりということは、非常に詳細な計画を立てておこなわなければいけないことです。弁護士さんにも相談しなければなりません。少し厳しいことを問わせていただきますが、naominさんはそういう段取りを組んだ行動を取る覚悟がおありでしょうか?
このようなことをお聞きしたのは、「嫌だから出ていきたい」と、やや短絡的に思える悩みの書き方をされていたことが気になったからです。私たちは多くの方のカウンセリングをおこなってきましたが、離婚とか家を出るとかいったことは、ものすごく穏便にやらなければ上手くいかないものなのですね。お金の問題も絡んできますから、弁護士さんにもきちんと相談する必要がありますし。ですから本当に家を出て行きたいと思われているのなら、是非カウンセリングに来ていただきたいと思います。私たちはきちんとお話をお聞きして、どう行動するのがベストか提言を差し上げますし、そのための弁護士もご紹介できますから。女性が一人で行動するのはとても大変なことです。やはり第三者のケアや助けを受けながら、実際に行動に移していくということが大事だと思うのですよ。
一番良くないのは、「こんなこと言われたからもう出ていく!」とキレて、いったん家を出たものの、夫に「悪かった」とか謝まられて戻り、またキレては出ていく、と同じことを繰り返すことです。そうすると夫のほうも、「どうせコイツは出て行くと言ったところで本気じゃない」となめますし、子供もそんなお母さんを見て、「言葉が信用できない」ともっと態度が悪くなるかもしれません。ですから本当に嫌なのでしたら、これはものすごく時間をかけて、計画的に事を進めなければならないのです。具体的に言いますと、1年ぐらいのスパンで考えなければいけませんから、「そこまでやる覚悟はありますか?」とお聞きした次第です。
残念なことですが、世の中はそんなに甘くなくて、50歳を過ぎた女性の行き場所は多くはないのが現実です。だからこそ、計画性と覚悟をもってのぞまれてほしいと思います。ご相談いただければ、私たちは上手くいくように全力でお助けしますから。
いかがですか?
信田先生の回答、ぜひご参考になさってください。
信田先生の回答、ぜひご参考になさってください。
PROFILE
信田 さよ子(のぶた さよこ)1946年岐阜県生まれ。臨床心理士。お茶の水女子大学大学院修士課程修了後、病院や相談室勤務を経て、1995年に原宿カウンセリングセンターを設立。アダルトチルドレン、DV、虐待、アルコール依存症など豊富なカウンセリング経験から、家族の問題に対して提言をおこなっている著書に『母が重くてたまらないー墓守娘の嘆き』(春秋社)、『母からの解放 娘たちの声は届くか』(集英社)、『家族のゆくえは金しだい』(春秋社)など。