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味わい深い多国籍な器が買える【知っておきたい器の名店】 [FRaU]

2017年10月27日(金) 14時00分配信

どんな種類の器があるのか、どんな器だと料理が映えるのか。悩む前にまずは器のプロたちに話を聞きに行こう。いいお店に行けば、自ずといい器に出合えるのはいうまでもないこと。ストーリーのある器たちに出会いに行こう。
ハンドメイドの温もりが 魅力の世界の民芸器

Photo:Toru Daimon 

ハンドメイドの温もりが 魅力の世界の民芸器

西洋民芸の店 グランピエ


各国で愛されている民窯の器を多く取り揃えている西洋民芸店。買い付け時期によって、商品内容は異なるそう。

「今はスペイン、ルーマニア、パキスタン、イラン、インドなどの器がメイン。オリジナルオーダーのものもあるので、現地にも売られていない一点ものアイテムもあり、同店だけでしか手に入りません。セレクトは、自然素材やハンディクラフトのものが中心です」(西洋民芸の店グランピエ バイヤー 前田慎司さん)

Photo:Toru Daimon 

1. グリーンのカラーに加え、繊細な絵付けが美しい。ルーマニア・中鉢

2. 同様にルーマニアで直接買い付けてきた器。ルーマニア・中鉢

3. 入手することが難しい地方のお皿も、数多く取り揃えている。アフガニスタン・鉢

4. ルーマニア・皿

5. アフガニスタン・鉢

6. ルーマニア・小皿

7. こちらもルーマニアのもの。ルーマニア・小鉢

8. オリジナルで作っているホーローシリーズ。パキスタン・スプーン

9. 最新作のタイルはお店のイチオシアイテム。ルーマニア・タイル

西洋民芸の店 グランピエ

東京都渋谷区神宮前3-38-12 パズル青山
北欧ヴィンテージから 和物までをミックスコーデ

1階には日本人作家、2階には海外のヴィンテージがズラリ。 Photo:Toru Daimon 

北欧ヴィンテージから 和物までをミックスコーデ

QUICO


洋服から、雑貨までを揃える『QUICO』のセレクトは、北欧ヴィンテージから日本の作家まで多岐に渡る。

「北欧だとフィンランドのヴィンテージが中心。1900年から1950年代のアラビアを多く揃えています。日本人作家さんや、リー・ヨンツェさんというドイツで活躍される韓国人女性の作品などいろんな国の器を扱っています。ファッションと同じようにMIX感覚で楽しんで下さい」(QUICOオーナー 山本弘美さん)

Photo:Toru Daimon 

1. 益子在住の人気作家。飴色が美しい楕円形の皿は料理を盛るとさらに魅力が増す。郡司庸久さん作・オーバルL、同S

2. 軽快な色合いとモダンな形で使い易いと評判。福岡彩子さん作・マグカップ

3. どんな料理にも合うカラーが魅力的な一枚。いろんな器とのコーデがし易い。郡司庸久さん作・7寸皿各

4. 人気の高いアラビアの中でも入手が難しい1900年代のもの。状態の美しさもさることながら、趣のある絵柄が素敵。アラビア・中皿

QUICO

東京都渋谷区神宮前5-16-15
食器としてもインテリア としても使える器を

Photo:Toru Daimon 

食器としてもインテリア としても使える器を

BIOTOP


ハイエンドのアイテムが揃う『BIOTOP』の食器は、バイヤーの審美眼によって直接買い付けてきたものが殆ど。

「今回オススメしているのはニューヨークブランドですが、有田焼やフィラデルフィア、イタリアの食器もあります。アパレルに比べ自由度が高いセレクトで食事にもインテリアにも使えるものを扱っていますね。和洋どちらにも合い、使い方を想像するのも楽しい器を取り揃えています」(BIOTOPマネージャー 東條俊哉さん)

Photo:Toru Daimon 

1. 2013年にスタートした、ニューヨークのライフスタイルブランドのトレー。シティーライフとカントリーリビングミックスをテーマに、食器だけでなくリネン類やアクセサリーなども作っている。マンハッタンには、フラッグシップもあり。ホーキンス ニューヨーク・トレー

2. 8月から取り扱いを始めたブランド。ブルックリンに工房があり、ハンドメイドの温かみのある食器が魅力。LITTLEBEAR POTS・プレート中、大

3. 同・ボウル

4. 同・トレー

5. 同・トレー

BIOTOP

東京都港区白金台4-6-44
和洋線引きせずに使える 存在感のある器

Photo:Toru Daimon 

和洋線引きせずに使える 存在感のある器

LIVING MOTIF


飯倉片町交差点のすぐそばに見える、ガラス張りのお店こそ『LIVING MOTIF』。カトラリーはもちろん、インテリア全般が揃うお店として親しまれている。

「日本の食卓は各国の料理が並ぶので、セレクトは和洋問わずに使えるもの。カラーコーディネイトを楽しめる食器を提案しています。木のボウルやガラス製品など、陶器や磁器以外の素材も豊富に揃えながら、シンプルなアイテム展開が特徴です」(LIVING MOTIF店長 井手麻実子さん)

Photo:Toru Daimon 

1. インドネシアで作られているボウルは、スタイリストからも愛される一品。木のボウル

2. ドイツで活躍する韓国人作家、リー・ヨンツェさんが率いる工房。KWM・平皿

3. 急須としてもウォーターサーバーとしても使える。KWM・ポット

4. 旧東ドイツ時代から続く陶磁器メーカーが、1900年代当時の形を再現したもの。ライヘンバッハ・プレート

5. 日本のガラス工房フレスコ作、手吹きのガラス製品。ガラスボウル

6. 大理石模様を映し出したベーシックな陶磁器は、食卓との相性も抜群。DIBBERN・平皿

LIVING MOTIF

東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F、1F、2F
●情報は、FRaU2017年10月号発売時点のものです。

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