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『レイナのナレタライイナ』は、トリンドル玲奈が“なれたらいいな～”って思う憧れの人になりきってみようというコンセプト。撮影を担当してくださるのは、川島小鳥さん。今回は、『サザエさん』になりきってみたよ

長谷川町子原作の国民的テレビアニメ。元々は新聞の４コマ漫画から始まった。磯野家の長女でありフグ田家の嫁である、おっちょこちょいで愛らしいサザエさんと、その家族が繰り広げる、古き良き大家族の物語。

目指せっ！　現代版サザエさん

私は父と母、そして２歳下の妹の俗に言う核家族の家庭で育ちました。大家族とは無縁。きょうだいが３人以上いるってどんな感じなんだろ。将来自分が家を持って、なおかつ親と同居することになったとしたら……。うーん、きっと楽しいだろうけれど、、私の場合は家族は最小限でいいかも。だって今、４人家族で十分幸せだもの。余計な気を遣わなくていいし（笑）。 結局私も現代っ子ってことなんだろうけれど、それでも『サザエさん』みたいに、家族がちゃぶ台に一斉に集まる風景は、実はとっても憧れ。だって、ああやってみんなで食事をしたほうが話が弾んで美味しいでしょ？

きっと一昔前なら、憧れというより、ごく普通の家庭の風景だったんだよね。そういう時代を陰で支えた”あったかいお母さん”像に将来私も少しでも近づけたらなって思うの、こう見えて（笑）。家族の人数や在り方なんて関係なくて、家庭のことを常に想ってる優しいお母さんになれたらいいな。それはちょうど私の母のような存在。現代的な感覚の持ち主ながら専業主婦で常に家庭第一。そんな生き方が私にとっては理想だから、結婚したら専業主婦というのもひとつの選択肢なのかもしれない。買い物かごぶら下げてセールに走る毎日ってのもなかなかいいんじゃない！

ViVi 2017年9月号より