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ダナンとホイアン、どちらに泊まる?【ベトナム取材日記】 [FRaU]

2017年08月21日(月) 18時00分配信

Photo:Kazuko Moriyama

今ベトナム旅行に行くならココ!という、人気リゾート2都市の『ダナン』と『ホイアン』。FRaU8月号でもホテルから食、オーガニックやショップまで幅広く紹介していますが、実際に旅の計画をして早々に悩みそうなことが一つ。結局、どっちに泊まるのがいいの? というお話。それぞれの良し悪しについてご紹介するので、ぜひ参考までに。
「世界一夜景のキレイな街」を目指し 急ピッチで発展中のダナン

Photo:Kazuko Moriyama

「世界一夜景のキレイな街」を目指し 急ピッチで発展中のダナン

2016年から日本からダナンへの直行便が開始され、一気に盛り上がっているベトナム中部最大のリゾート地。それは旅行地としてももちろんだけれど、次期APECの開催地として選ばれたこともあり、あちこちでホテル建設ラッシュのようでした。

取材班が到着したのは、夜。空港から車で市内へ近づくにつれて『ここはテーマパーク!? またはクリスマスか!?』と思ってしまうほどのイルミネーションの煌びやかさに、うとうとしていた目も覚めるほど。

そして突如として現れるドラゴン!? 何かと思えば、その名の通りドラゴンブリッジというハン川に掛かる大きな橋で、毎週土日の21時から火を噴くショーも行っているのだそう。ちょっと見たかった……。涙)

Photo:Kazuko Moriyama

ダナンと言えば、やっぱり外せないのがビーチ。この写真は『インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート』の取材時にとった1枚ですが、生憎の曇天模様とあっても尚、淡くブルーを湛えた海は美しかった!

Photo:Kazuko Moriyama

ダナンはラグジュアリーなホテルが多いことでも有名ですが、今回取材した中で特にオススメしたいのがこちら、『フュージョン・マイア ダナン』。ミーケービーチを目の前に建ち、まさに “気が良い” ムード満点。広大すぎずこじんまりしすぎず、何かと丁度いいサイズ感な上に、最大の魅力はSPAインクルード制度! 1日2回までは確実受けられ、予約さえ取れればそれ以上も可能なんです。

そしてもう一つ地味にいいなぁと思ったのは、朝食がホテル内であればどこでも食べられる制度。(しかも24時間いつでもOK)。ビーチ沿いでもいいし、部屋でもプールサイドでもいいとあって、その日の気分でちょっとわがままに、セレブな気分で楽しみたいものです。

Fusion Maia Da Nang(フュージョン・マイア ダナン)

Vo Nguyen Giap, Khue My Ward, Da Nang
☎︎0236-3967-999
料金:1泊プールヴィラ1ベッドルーム1000万VND~(+TAX10%・サービス税15%)
全87部屋
ランタンの明かりが灯る 古き良き世界遺産の街、ホイアン

Photo:Kazuko Moriyama

ランタンの明かりが灯る 古き良き世界遺産の街、ホイアン

ダナンからタクシーで約40分ほど走ると、ホイアンの旧市街に到着。1999年に世界遺産に登録されたこの街は、貿易港として栄えた昔に商売繁盛を願って彩ったという黄色い壁の建物が並び、ピンクがまぶしいブーゲンビリアとカラフルなランタンが異国情緒を盛り上げていました。どこか懐かしいけれど、ショップはとてもモダンでおしゃれ。外国人の観光客で賑わう風景は、ただ街をぶらりと歩くだけでも楽しいものです。

Photo:Kazuko Moriyama

ホイアンの魅力は、アットホームで美味しいごはん屋さんが多いこと。今回の取材中、スタッフ全員の心を鷲掴みにしたレストランが、ここ家族団欒の意味を持つ『アン ジア コテージ』。小さな門をくぐると、オープンエアの穏やかな空間が広がっていて、誰かのおうちにお邪魔しに来たような感覚に。

使用するのは全てオーガニックで、野菜は全て “チャークエ野菜村” から買い付けているそうで、1つ1つ、まさに真心を込めた手料理の数々は感動するほどの美味しさの連続なのです! おなじみのバインセオも小豆や黒豆入りのつけダレはなかなか他では味わえない逸品なので、ぜひ。

さらにこのお店では環境にも優しい取り組みを行っていて、車ではなく自転車で来店した人には、排気ガス軽減のお礼にお会計から10%オフをしているんだそう。地球にも人にも優しいお店は、自信をもってオススメします。

An Gia Cottage(アン ジア コテージ)

93 Lac Long Quan, Hoi An
☎︎098-950-1400
営業時間:月~金11:00~22:00、日11:00~17:00
定休日:なし
クレジットカード利用:可

Photo:Kazuko Moriyama

夜の18時頃から21時頃まで、毎日開かれる夜市もマストで訪れたい場所。じんわりと灯るノスタルジックなランタンのお店や、雑貨やヘアアクセサリー、衣類や小物など、売っている商品も実にさまざま。そして、そばを流れるトゥボン川では、観光客向けに有料でランタンを流すことも出来るんです。川沿いのベンチに腰掛けて、小さくゆらめく優しい光を眺めながらおしゃべりに興じるのもきっとかけがえのない思い出に。

Photo:Kazuko Moriyama

「ホイアンで泊まるべきホテルは!?」と聞かれたら、迷わずここ『フォーシーズンズ リゾート ナムハイ』をピックアップ。そのホスピタリティもファシリティは最高クラスの更に上を行っていると思えるほど。この見事なインフィニティプールの他、約1㎞にも渡るプライベートビーチも所有していて、海でカヤックやジェットスキーなども楽しめます。さらに敷地内には2つのレストランがあり、食事のイベントも多いそう。

Photo:Kazuko Moriyama

客室も100棟全てヴィラタイプで、そのほとんどがオーシャンビュー。互いのヴィラが見えない設計で、プライバシーも完全防備ばっちりです。バスタブがお部屋の中心に配されているのですが、それはベトナムの風水で気が回ってよいとされているからなんだとか。

お子さんのいる方の場合、9時から17時まで無料で預けられるキッズクラブという保育園も併設されているので、たまには羽を伸ばしたい! なんてお母さんにもオススメです。

そして、最大の魅力はホテル内のSPA。この魅力は、また改めて別の回でお話しします。とにかく全てを含めて、この場所経っている意味がある、と感じられるホテルだと実感できるはずです。

Four Seasons Resort The Nam Hai(フォーシーズンズ

Block Ha My Dong B, Dien Duong Ward, Dien Ban, Quang Nam
☎︎0235-394-0000
1ベッドルームヴィラ1539万VND~(+TAX10%・サービス税5%)
全100棟
2都市それぞれの良さがありますが、ビーチリゾートでの~んびり、何もしないリラックスした旅を楽しみたいならダナン。その他にも空港から近いことや、よりラグジュアリーなムードを楽しめるメリットがあります。

でももし、街歩きも買い物も、海も! というアクティブ派の人にはホイアンが断然おすすめです。ひょい足を延ばせる距離にあるので、旅のスタイルで拠点を定めて、ふらりとタクシーで訪れてみてはいかがでしょう?
●情報は、FRaU2017年8月号発売時点のものです。

※通貨表記VND(ベトナムドン)は、1000VND=約4.93円(2017年6月28日現在)です。

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