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ザラザラ・ブツブツのケア方法Q&A【角化異常・毛孔性苔癬も】 [VOCE]

2017年06月02日(金) 12時00分配信

毎日、体を洗っているのに、見た目は何となくブツブツ、触るとざらざら。ふわ~っとマシュマロみたいにやわらかそうなもち肌を目指そう!

肌見せの季節になると目につく背中や二の腕のざらつき、わきやVラインの黒ずみ。白くてなめらかな肌に、どうしたらなれるの?トラブルのケア法から最新のクリニック治療までキレイな肌のつくり方、教えます!

Q.お尻や腕etc.どうしてざらつくの?

A.刺激から体を守るため、角質が厚くなるから


「ざらつきは肌の乾燥や衣服のこすれなどの刺激から角質を厚くして肌を守ろうとする、防御反応です。ざらつきがひどいと黒ずんで見えることも。角質のきめが整うとざらつきもなめらかになってきます。肌のターンオーバーを促すために、肌への刺激は極力避けましょう」

Q.ざらついた部分のケア法は?

A.スクラブはNG。泡洗浄と週1~2回のピーリングでケア


「ゴシゴシとボディタオルで洗う習慣が、逆にざらつきを悪化させているケースも。石けんの泡でなでるように洗うので十分です。ボディソープを肌に原液のままつけると乾燥しやすくなるので注意して。また、スクラブは肌への刺激が強いのでざらつき肌にはNG。ピーリング剤を使ったり、酵素系洗顔料の泡をつけて2~3分放置しておくのもよいでしょう」

Q.乾燥とざらつきって関係ある?

A.ざらつきに乾燥は大敵!入浴後の保湿ケアを忘れずに


「肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、角質が厚くなり、ざらつきの原因に。そのため、乾燥対策は入念に行いましょう。保湿にはオイルよりも保水効果の高いボディ用乳液やクリームがオススメです。お風呂場に保湿剤を置いておき、入浴後30分以内に肌がしっとりするほどたっぷり塗りましょう」
Q.ざらつきには種類があるの?

部位別のざらつきの種類

Q.ざらつきには種類があるの?

A.できる部位によってタイプが違います


「ざらつきはできる場所によって症状が違って見えます。例えばお尻は座りっぱなしの刺激によって角質が厚くなってごわついたり、ひじやひざは角質が厚く黒く見えたり。ざらつきやごわつきなどの肌トラブルは、刺激の多い場所に現れるので、そういう部位は特に乾燥対策を」
背中、腕の赤茶色のざらざらブツブツ毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)かも

背中

背中、腕の赤茶色のざらざらブツブツ毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)かも

東洋人の若い世代にできやすい皮膚の疾患
「東洋人の若い世代に多い毛孔性苔癬は、毛穴の角化異常症のひとつ。体質的に毛穴の角質が厚くなりやすい人に生じ、角栓が毛穴につまって、赤茶色のブツブツができます。洗いすぎると、ざらつきと同じで逆効果。セルフケアでは治りにくいので、皮膚科医に相談を」

できやすいのは、二の腕や背中。美容皮膚科ではケミカルピーリングで角質を薄く溶かし、毛穴のつまりを解消。症状に合わせたレーザーを2~3種照射して治療する。5~6回で肌がなめらかに白くなるそう。

お話を伺ったのは

銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生

 
(撮影/恩田亮一)

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