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モデルや芸能人を見て「こんな顔に生まれたかった……」とため息をつく日があります。とはいえ顔の作りに関して言えば、美しい顔とは「平均顔」のこと。人を魅了する美しさはそれ以外のディテールが握っているはず。美人の特徴を真似すれば、誰にだって美人オーラがわいてくる！

美人の条件の最初にあげられるのが「美肌であること」。優秀なファンデも多いので、美肌になるのはそうハードルの高い話ではありません。ファンデの進化は凄まじく、あらゆる質感のものがありますが、男性ウケまで加味すると薄づきツヤ肌に仕上がるものが一番天然美人見せできそうです。また、ツヤファンデを使う時はパウダーチークで頬のツヤ感を抑えてみたり、パウダーファンデならクリームチークでツヤを足すなどして、顔の中にマットとツヤが混在する感じにするほうが「やりすぎ感がなくてメイクが薄く見える」と言う男性の声も。女子は「ツヤ肌にはツヤチーク」のように質感を揃えてしまいがちですが、あえて違う組み合わせにしてみるのもよいかも。

高くて通った鼻筋が美人の条件と思いがちですが、あくまでも大事なのは顔全体のバランス。普通の女子の「美人メイク」はアイメイクをはじめポイントメイクがやや盛り気味になりがち。むしろ小さく目立たない鼻のほうが印象操作できそうです。鼻は小さくならないと思いきや、意外に老廃物やむくみがたまっているそう。THREEのバランシングYラインオイルなど、鼻のケアに特化したオイルもあります。マッサージですっとした鼻をつくってみましょう。また、鼻筋にハイライトを入れる人も多いですが、美人を観察すると鼻筋よりも鼻先に光がある人が多いです。キュッと尖った鼻先は確かに可愛いですよね。ハイライトの位置を変えてみるのも効きそうです。

「左右対称な顔」は美人の条件の中でも難易度高め。しかし、左右のバランスをよく見せるカギを握っているのは「眉」なんです。眉は比較的自由にいじれるパーツ。「眉　黄金比」で検索すると、眉山、眉尻の位置のガイドラインを見きわめる方法が出てくるので、参考に左右対称眉を手にいれましょう。元々は左右対称に生えていない眉でも、眉頭の位置を揃えるだけで対称に見えてきます。アイブロウブラシの柄などを使い、高さや位置を合わせながら描いてみて。困り眉やハーフ風太目ストレート眉など、自分の眉を無視したトレンドを取り入れている人も多いなか、ベーシックな眉を丁寧に仕上げるだけで正統派美人に近づけます。
さらに、顔の中の毛量を増やすのも美人見えのコツ。斜めアングルからでも分かるほどふさふさの眉毛や、長く影を落とすまつ毛は品の良さをかもし出します。眉毛をファイバー入りアイブローで増毛しながら左右均等に整えたり、繊細ロングマスカラでまつ毛を増やしつつ目の大きさの差を修正すれば、より左右対称な印象にみせつつ、上品オーラを纏うことにもつながります。

美しいパーツを持ちながらも、なぜか間延びして見える人と、一見平凡なパーツなのになぜか美しく見える人がいます。この差を握るのは「鼻と唇の距離」なんです。鼻の下が短いと小顔に見えたり、美しさの中にも親しみやすさを感じさせる顔になると言います。今をときめく、美人と言われる芸能人も、ここが短い人がほとんど。鼻の下にオレンジチークをひとはけ、横にすっと入れたり、上唇をオーバーリップ気味にするだけで即座に美人に近づきます。お試しを。

「可愛い」「モテそう」も嬉しいけれど、やっぱり「美人」と言われたい！そんなときは、美人の雰囲気を完コピするのがいちばんです。たとえ目くらましと言われても、確実に効果のあるポイントってあるものです。研究してみましょう。