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美白新製品は数多くあれど「何を選べばいいのかわからない」というアラサーの悩みに、美容家・小林ひろ美さんとビューティサイエンティスト・岡部美代治さんが立ち上がった！刑事と署長に扮し……美白事件と立ち向かい、アラサー肌を救う！

お悩み証言
◆ アラサーになってシミが増えた
◆ 美白コスメが効かない気がする
◆ うっかり日焼けの経験が多い

ひろ美署長：しつこいシミの被害者が続出しているの。特に被害が目立つのが、アラサー女子。みよじ刑事、犯人の目星はついているのかしら？

みよじ刑事：最近、研究が進んで、シミの原因が新たにわかってきてるんですよね。たとえば、今注目されている表皮細胞のメラニンの固まり、メラノコア（メラニンキャップ）

ひろ美署長：しつこいシミの場合、表面＝現場に出てきているシミの奥には『シミの根っこ』＝シミのアジトがあって、ここをたたかないとなかなか消えないわよね

みよじ刑事：『シミをつくれ』とメラノサイトに指令を出すホルモン、環境ストレスなどの黒幕をたたくことも大事。さっそく現場に急行します！

肌にモヤモヤと黒っぽいシミが出現。このシミ、一見すぐに美白ケアできそうなのに、なかなか消えない頑固モノ。さて、犯人は？

ひろ美署長：敵のアジトに潜入して『もと』から断つ、これがシミを追い詰める鉄則ね

みよじ刑事：メラニン攻撃と同時に、指令を出す黒幕つぶしも大事。さあ、行くぞ！

【１】ポーラ ホワイトショット QX

メラニン逮捕の大本命はWシートのマスク
排出されたメラニンが表皮細胞間で分散できず、均一に広がらないとシミになってしまう。この発見をもとに開発。ポイント用フィルムをシミ部分にはり、上からシートを重ねれば、シミが集中ケアできるうえ、全顔の明るさも。シートマスク〈医薬部外品〉５枚・フィルム状美容液４枚×５包

【２】コスメデコルテ ホワイトロジスト ブライトエクスプレス

シミや色ムラの主犯格、メラノコアを追え！
表皮細胞にあるメラニンの固まり、メラノコア。役割を終えても粉砕されず、シミに見えるメラノコアを分解工場＝リソソームに素早く送り、効率的に細かく。美白有効成分、コウジ酸とともに白い肌を目指す。保湿感も◎。〈医薬部外品〉40ml

【３】ランコム ブラン エクスペール メラノライザー AI アドバンスト

炎症ケア、メラニン抑制etc.とシミに包囲網
炎症を鎮静、メラニン生成を阻害、メラニンを分解と、頑固なシミに四方八方からアプローチ。触れてわかる盛り上がったシミと平らなシミの、どちらにも効くとのデータが。なじみのいい質感で、長く使い続けたくなる！〈医薬部外品〉30ml

【４】アルビオン エクシア AL ホワイトニング インテンシブ スポッツ

しつこいシミに密着捜査でクリアな肌へ
ピタリ密着のスティック美容液。肌内部で深いシミの根が圧迫される→一部がちぎれて真皮層に脱落→消えない「タトゥージミ」にという悪循環を解消。不要なものを取り込み分解するマクロファージを活性化し、消去する。〈医薬部外品〉4g

メラニンを攻撃しながら黒幕＝指令も断つ
「メラノサイトに『メラニンをつくれ』と指令を与えるフィクサー＝炎症や環境ストレスをカットする。メラノサイトに直接働きかけ、メラニン生成にブレーキをかける。表皮細胞で分解させずに残る、メラニンの固まり、メラノコアのような原因をたたく、といった方法を総合的に取り入れているのが今の美白。むろん、UV対策はマストだね」

A.紫外線、赤外線、大気汚染からガード。アトモスフィア エアリー ライト UVエマルジョン SPF30・PA+++ 30g
B.UV、大気汚染を防ぐと同時に美白ケア。ブランクチュール UV50 クリア SPF50・PA++++ 30ml

「一度薄くなってもまた出てくるようなしつこいシミには、肌の表面＝現場に出ているシミの色を薄くしつつ、深い部分にあるシミの根っこ＝アジトの両方をケアする必要あり。実際のお手入れでは夜はシミ部分の『点』ケア、朝は全顔の『面』ケアを重点的にするといいわね。点ケアには美容液を塗って、コットンをはりつけるテクが有効よ！」

シミ部分にねっとり質感の美容液を塗り、コットンをオンし、浸透促進。テープで留めれば、寝ている間も安心。

 
（撮影／金栄珠、藤本康介）