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染める?染めない?白髪とうまく付き合う方法 [おとなスタイル]

2017年05月10日(水) 09時00分配信

染め続けると覚悟するか、寄り添うと決心するか 白髪に、まっすぐ向き合ってみる

時期や程度の違いはあれど、まさに「白か黒か」を迫られる最大のテーマ、白髪。美意識の高いおとなたちが集うヘアサロン、AMATAの伸江さんに聞く、その美しきつき合い方とは?

A.白髪を染め続ける

「自力」なら、自分色を見つけて長く長くつき合う
「市販のヘアカラーを使う場合、重要なのは裏面にある見本に自分のベースの色をきちんと合わせて選ぶこと。一度選んだら、色むらにならないよう、同じものを使い続けるのがいいでしょう。使用量や時間を守ることも思い通りの色に仕上げるコツ」

信頼できるスタイリストにすべてを委ねる
「メラニンの色はもちろん、目や肌の色、顔立ちや雰囲気などあらゆる要素を見極めてカラーリングを行います。またカラーリング剤の進化やトリートメントの併用で、ダメージの軽減どころか艶やニュアンスを増すことも。できればプロに任せて」

次のカラーリングまで色&艶を保つ工夫をする
「カラーリング後24時間は洗わない、洗うときは38℃程度のぬるめで、カラーヘア用シャンプー&コンディショナーを使うなど色と艶を保つ工夫を。ダメージを最小限に抑えるために、トリートメントやオイルはもみあげや衿足、生え際にもむらなく」

4週間目の憂鬱は「曖昧力」と「ヘアマスカラ」で乗り切る
「カーラーで立ち上げる、ふわっとまとめる、前髪を作る、パーマをかける、分け目をジグザグにするなど白髪を『曖昧』にする工夫がエフォートレス感に。それでも目立つ白髪はヘアマスカラでカバー。色むらを防ぐために染まらないタイプがベスト」

B.白髪に寄り添う。

「全体の明るめトーン」より「立体的なメッシュトーン」
「おとなの場合、全体に明るく染めるとエレガントさから遠のく危険性もあるし、結局黒髪に染めるのと同じ負担に。それより、白髪と黒髪のコントラストを上手く立体感として利用するメッシュトーンにするほうが、ぼかし効果になり、断然シック」

エイジングケアで白髪をとことん上質にする
「白髪を老けや疲れでなく、優雅に見せるには髪を上質に保つ努力が必要。エイジングケア発想のシャンプー&コンディショナーでケアするなど艶や潤いを保つ工夫を。タンパク質や亜鉛、ビタミンなど髪に必要な栄養を意識して摂ることも大切」

反対色の「ヘアマニキュア」で自然に生かす
「白髪を好印象にするためには、白髪の色そのものを調整。髪色が黄ばみがちならブルー系、赤く傾きがちならアッシュ系など補色になるカラートリートメントやヘアマニキュアを使用。白髪を自然に落ち着かせてぼかすとともに、艶もプラス」

アフタートリートメントで白髪を手懐ける
「白髪は、黒髪にはあるメラニンが抜け、空洞になっているため、しなやかさに欠け、ぴんと立ったり表に浮いたりしがち。生え際や分け目などはアフタートリートメントをきちんとなじませて、しなやかに保つことで、まとまり感のある髪になります」
■Profile
AMATA ジェネラル・マネージャー・毛髪診断士
伸江さん
艶髪になれると評判のおとなに人気のヘアサロン。

 

『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(撮影/目黒智子)

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