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韓国の話題のコスメやビューティスポットなど美容に関するトレンドを、韓国ビューティのスペシャリスト、パク・ユンジがお届けする「韓国ビューティレポ」。今回はInstagramやブログで話題の「皮膚再生クリーム」をご紹介します。

韓国では昨年、多くのブランドから発売され話題となった「皮膚再生クリーム」。日本でも、韓国コスメフリークを中心に愛用者が増えているようです。細胞成長因子のEGFや傷跡治療用の軟膏成分で、肌全体の調子を素早く改善してくれるとあって、肌が敏感に傾きがちなこの季節にピッタリ！いつものケアにプラスするだけでピンチな肌の救世主アイテムになってくれますよ。今回はそんな韓国発、「皮膚再生クリーム」の中でも特に人気の２製品をご紹介します。

皮膚再生クリームの代表的存在なのがArztin（エルツティン）のRegenerative Schild Cream。ドイツ語で盾を意味する「Schild(シルト)」と名付けられたこのクリームは韓国の美容クリニックネットワークの「Abijou(アビジュ）」の皮膚専門医チームと化粧品専門会社の協力で開発されたもの。韓国では美容外科でのレーザーの後に肌の鎮静や再生促進のために使用を推奨されているクリームとして、人気を博しています。

その実力は、肌細胞の生産を促進するEGF成分をナノ技術で浸透させて再生効果を高めたほか、３つのペプチド成分を配合することで、弾力アップやシワ改善などのアンチエージング効果まで期待できるという優れもの。また、ドイツ東部、ノルデナウ地方にある、ミネラルが豊富で活性酸素を取り除く効能が高い「奇跡の治癒水」と言われるノルデナウの水や、ドイツの優れた肌科学ノウハウを詰め込んだ複合成分が肌の再生効果を高めます。

肌を総合的にグッと良い状態に導いてくれるとあって、レーザーの後だけではなく、日常使いする人も多いのが特徴です。肌への吸収が早くてべたつかないので、デイリーの保湿用クリームとしも使い勝手は抜群。定番のこのクリームのほか、いっしょに使えるアンプルやクレンザー、シートマスクなどのラインナップ構成となっています。

[Arztin] Regenerative Schild Cream 50ml

こちらは、傷跡治癒用の軟膏に使われる成分のマデカソサイドとタイガーハーブ、そして肌を構成する高濃度セラミドの相乗作用で、ダメージを受けた肌を素早く回復させてくれるMadeceraのReturnクリーム。カワイイピンクのパッケージが目立つこのクリームは、高濃度セラミドをナノ化して肌にスピーディに浸透させるほか、美白とシワケア効果まであるということで、一度使ったら手放せない！とリピーターが多いことで有名です。

元々は肌荒れの応急処置用の15mlの1種類しかなかったものが、敏感肌のデイリーケアとして人気がでたことで、50mlのクリームやシートマスク、トナー、ボディクリームまで、幅広いラインナップで構成されるようになりました。
両クリームとも、外部の空気に触れないようにアルミニウム容器を使い、まさに薬用軟膏のように衛生的に使えるのが共通点。花粉症や紫外線、ちり・ほこりなどで肌ダメージを受けやすい今の時期はもちろん、肌が不安定な時に活躍してくれるので、常備薬として備えておくと良さそう。

Yoonji ユンジ
韓国ビューティのトレンドに関するコラムを掲載するK-Beauty Specialist。 外国には知られていない韓国現地でのリアルなニュースをセンスよくキャッチするのが得意。美食、カルチャー、アート、ローカルイベント等あらゆる分野に幅広い興味と人脈を持つ。ソウルで生まれ育ち、現在韓国トレンドの最前線、カロスキルに居住。韓国発ビューティ＆ライフスタイルのオンライン・セレクトショップ、Maison de Seoul を運営。