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【特別インタビュー】スカーレット・ヨハンソンの素顔 [FRaU]

2017年04月25日(火) 20時00分配信

Photo:Jiro Konami

名実ともにハリウッドを代表する女優となった、スカーレット・ヨハンソン。最新作『ゴースト・イン・ザ・シェル』をはじめ、公開待機作は引きも切らない。プライベートでは1女の母となり、順風満帆な道を歩んでいるように見えるが人知れぬ苦悩も多々あったという。そんなスカーレットがFRaUだけに語った、ありのままの彼女のすべて。

Photo:Jiro Konami

「実は満開の桜がどうしても見たくて、桜が咲いている時期に休暇を取って1週間東京に来たことがあるの。本当に美しかったわ。東京は世界一大好きな街で、弟と一緒に来た時は、『1年くらい東京に住みたい』と言っていたくらいだった。東京にいると落ち着くの」
東京が舞台の『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)で主演し、一躍世界の脚光を浴びたスカーレット・ヨハンソン。日本のカルチャーとは縁があったが本当に東京が大好きだったとは。

「六本木とか、とりわけ代官山が大好き。すごく素敵なエリアでしょ。それに東京の人のファッションが最高よね。あり得ないくらいカッコいいわ。私はもちろんシックな服を着るのは好きだけど、でもいつも仕事で衣装を着ているから普段はコンバースのスニーカーにリーバイスのジーンズが定番なの。だから、東京に行くと、いつも自分が一番カッコ悪いような気分になってしまうわ(笑)」

Photo:Jiro Konami

最新作の『ゴースト・イン・ザ・シェル』で少佐役を演じることになったのも彼女のそんな東京への愛による縁だったかもしれない。

「『ゴースト・イン・ザ・シェル』の話が来たのは、2年前くらいだったんだけど、何しろ娘が生まれてまだ2ヵ月だったのよ! だから私の脳は赤ちゃん一色で、映画についてはまるで機能していなかった(笑)。でも、とりあえずどんな映画なのか観たいと思った。それで、アニメのDVDを観たんだけど、実はそれは私の結婚式の週だったのよ(笑)。

でも、観たらもう夢中で『ワオ、なんて壮大な作品なの』と。世界観は壮大だし、アイコニックだし、アクションも素晴らしいし。この作品を引き受けないというのは、あり得ないと思った。ただ、同時にあまりに深くて、分からない部分も多かったから、女優としての好奇心が芽生えたの。この役の意味していることって何なのかしら? どうやったら演じられるのかしら? って、疑問が尽きなかった。それをルーパート(・サンダース監督)と一緒に探求したいと思ったの」
インスピレーションの源は、 娘と過ごす時間。パワフルな女の子なの

Photo:Jiro Konami

インスピレーションの源は、 娘と過ごす時間。パワフルな女の子なの

最近は離婚が報じられた彼女だが、娘と過ごすことがインスピレーションの源だそう。

「プライベートでは、娘と過ごす時間が一番楽しい。私の娘はまだ小さいのに、ものすごくパワフルなの(笑)。すごく独立していて、自分らしくあろうとしている。私は娘に、自分が自分であることを喜ばしく思える人間であって欲しいし、自分に自信を持って欲しい。だから、娘が成長していく姿を見ているとすごく刺激される。

自分も、仕事の面でも、アートの面でも、自分が心から良いと思えるものを信じて選んでいくべきだと思えるから。彼女と一緒にいるとジムでエクササイズするような体力と集中力が必要なんだけど(笑)、でも、人間の本能の核を見ているようで、すごく影響を受けるの」
※フラウ2017年5月号より一部抜粋

PROFILE

スカーレット・ヨハンソン
女優。1984年11月22日、アメリカ・ニューヨーク生まれ。8歳から子役として活躍。2001年『ゴーストワールド』で話題を集め、’03年『ロスト・イン・トランスレーション』『真珠の耳飾り』では数々の賞を受賞。'12年より『アベンジャーズ』ブラック・ウィドウ役も務める。

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