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次期アメリカ大統領に決まったドナルド・トランプ氏。過激な発言のなかでも、全女子が「なんですとー!!」と憤慨した「35歳？ チェックアウト時間だな」という台詞、実は日本でも往々にして囁かれていたりするんです!?

最近、トランプ氏の「35歳？ チェックアウト時間だな」という女性蔑視発言が話題になりましたが、ここ日本でも恋愛や結婚においては決して他人事の話題じゃないんです。「紹介したい子がいるんだけど」「いくつ？」「36歳」「あームリムリ。その年齢じゃ恋愛対象にならないよ。せめて35歳以下にして……」これ、筆者が実際に日本人の男性と何回も交わしたことがあるやりとりです。

果たして、日本の男性たちは女性の「賞味期限」についてどう考えているのでしょうか。本音を聞いてみました。

「いま30代後半の人と出会って、それから何年か付き合ってふつうに結婚してそれから子供を作ろうと思ったらあっという間に40歳でしょ。それから妊娠とか無理だと思うしさすがにちょっと厳しいですよね」（35歳／オフィス家具メーカー勤務）
「付き合うだけ、エッチするだけなら何歳でもいいですけど結婚を考えると子供ができないかもしれないと思うとちょっとね」（30歳／飲食店経営）
「年上（36歳）の彼女を挨拶に連れて行ったら親に『もっと若い子にしたら？あなたならいくらでも見つかるでしょ。わざわざ年上の人と結婚しなくても……』と猛反対されました」（33歳／弁護士）

「35過ぎると子供ができないから無理」という発言が多々見られました。確かに、35歳以上になると高齢出産のリスクや不妊の確率が高まると言われています。しかし、男性によっては間違った知識により35歳を過ぎたら「妊娠、出産は不可」という思い込みを持っている人もいるようです。
親に反対されそう、親に孫の顔を見せたい……と世間体を気にする人にとっては年齢という数字は大きな壁になってしまうようですね。こういった男性の考えは説得で変わるものではないので、深く関わらずにこちらもターゲットから外すのが正解です。

「こういう言い方はアレですけど、20代のコに比べると肌が違いすぎて。弾力がないというか。シャワーを浴びた後の水がほんとに弾かなくなるんですよね。やっぱり年齢を感じると若い子のほうが良いなと思っちゃいます」（33歳／飲料メーカー勤務）
「20代の子のほうが性格も素直で可愛げがある。偉そうに『奢ってもらって当たり前』なんて思ってるのは30代女性のほうが多いですよ。性格的な面からいっても20代の子と付き合いたいです」（36歳／医療関係）
「アラフォーくらいの女性になると『よっこらしょ』とか『肩こりが酷くて……』なんて発言がおばさんっぽくなるんですよね。ああいうの聞くと恋愛対象としても無理だなって思っちゃいます」（27歳／エンジニア）

35歳どころか「女は20代まで」と言い放ち、何歳になっても20代と付き合いたいという贅沢な男性はいるもの。自分を棚にあげて勝手なことを言っている点が恐ろしいところですが、ワガママを言える男性って仕事で成功してリッチだったり外見がイケメンだったりして自分に自信があるんですよね。

なので、女性の側からすると「この人と結婚したい！」と狙われる対象になりがち。そのため、余計に選び放題になって増長していきます。トランプ氏もその豊富な財力に寄ってくる女性は腐るほどいたのでしょう。勘違い男を作りだしてしまうのは、女性にも原因あり！リッチな待遇目当てで男性に媚びると、ミニトランプを増産してしまうことになるので要注意。

なかには「自分はそんな大した人間じゃないので、結婚してくれる人がいたら何歳でもありがたい」といった謙虚な回答をする男性もいましたが、「35歳は結婚相手としての限界」という認識は多くの男性のなかで強くあるようです。

トランプ氏の「女の賞味期限は35歳」発言から日本人男性の若い子好きに注目してみましたが、選挙のさいにイケメンぶりが話題になった3男のバロン君は現在10歳。メラニア婦人が36歳のときのお子さんですね。その後も離婚せずに続いているところをみると氏の発言はあくまでも「ポーズ」だったといえるのかもしれませんね。

（写真：AP/アフロ）

【著者プロフィール】
上岡 史奈

探偵歴11年の元女探偵＆探偵バー店長。悩みはブスのもと。恋愛と人間関係お悩みがなくなれば女子は可愛くなれる！探偵目線というちょっと変わった切り口で恋愛×美容についてお役立ち情報をお届けします。恋活、婚活アドバイスも得意で、これまでイベントや直接紹介して結婚したカップルは30組以上！